大阪産業大学附属高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪産業大学附属高等学校の受験対策

偏差値・難易度

大阪産業大学附属高等学校は、大阪市城東区にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値はコースによって異なり43~52程度で、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す普通科特進コースⅠが最も高くなっています。2023年度の入試競争倍率は、学科・コースや入試方式によって差がありますが、1.02~1.14倍となります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

大阪産業大学附属高等学校の入試は、募集コースが普通科4コースと国際科1コースの計5コースあり、どのコースも5教科(国語、社会、数学、理科、英語)の筆記試験と個人報告書により合否判定を行います。科目による配点の差は無いため、苦手科目・分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。国際科グローバルコースに関しては、実用英語技能検定3級以上の取得者に対して点数保証の制度があります。受験勉強と並行して、資格取得することもおすすめです。公式HPに過去7年分の入試過去問と解答が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。

 

 

大阪産業大学附属高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題の大問5題構成です。計算問題は6問程度で、分数や平方根を含む四則演算となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ完答を目指しましょう。小問集合は方程式(1次・2次・連立)、不等号、図形(辺の長さ、角度)、確率など、単元ごとの問題では関数、図形(辺の長さ、面積、表面積、体積)など、幅広い範囲から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。特に、図形に関する問題は頻出となるため、重点的に学習しましょう。複数年分の過去問や類似問題で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、大問1が長文読解、大問2が古文、大問3が知識問題となります。長文読解問題は論説的文章からの出題で、比較的文章量が多いため、速読力や精読力を身につける必要があります。漢字や接続詞、品詞などの知識問題も出題されるため、確実に得点できるようになりましょう。解答形式は記号選択と抜き出しが中心となります。読書などを通して、指示語の内容や筆者の主張などを正確に読み取る力を養うことが大切です。古文では、現代仮名遣いや古文単語の意味、文学史などの知識問題と内容の理解を問う問題が出題されます。知識問題は、慣用句やことわざ、四字熟語、品詞、修辞法、漢字の誤りに関する問題となります。配点はそれほど大きくありませんが、確実に得点できるよう毎日コツコツ学習することが大切です。また、出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

英語の傾向と対策

大問数は、年度によって異なり7~9題構成で、出題内容は読解問題や会話文問題、語彙・文法問題となります。読解問題は、短めの文章が1~2題出題される年とやや長めの文章が1題出題される年があり、会話文問題は1~2題出題されます。どちらも選択肢や並び替え、語句解答、書き換えなどで、内容理解が問われます。語彙・文法問題は、適語補充や並び替え、発音、アクセント、単語に関する問題で、基礎知識の定着が問われます。毎日コツコツ学習し、単語の意味や発音、文法、イディオムなどの知識をしっかりと身につけましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

理科の傾向と対策

例年、大問6題構成で、生物分野と地学分野が1題ずつ、物理分野と化学分野が2題ずつ出題されます。生物分野は植物や動物の体のつくりとはたらき、地学分野は地層、天体の動き、天気の変化、物理分野は電流、音のしくみ、運動とエネルギー、光の反射と屈折のしくみ、化学分野は分解と化合、酸化と還元、イオンなどで、出題範囲は多岐にわたります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが重要となります。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

社会の傾向と対策

大問数は年度によって異なり7~9題程度で、2021年度は極端に少なく大問3題構成でした。地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題されます。出題範囲は多岐にわたり、年度によって大問数も異なるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが重要となります。解答形式は記号選択を中心に、語句解答も含まれます。語句解答は、漢字やアルファベットなどの指定がある場合もあるため、教科書や資料集に載っている語句は正しく覚えておきましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことも大切です。

 

 

大阪産業大学附属高等学校基本情報

公式サイト

大阪産業大学附属高等学校:https://www.osaka-sandai.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

大阪産業大学附属高等学校 所在地情報

〒536-0001 大阪府大阪市城東区古市1-20-26

教育理念

建学の精神

偉大なる平凡人たれ

 

引用元:建学の精神・沿革 – 大阪産業大学附属高等学校

 

高校の特徴

大阪産業大学附属高等学校は、「普通科」「国際科」の2学科制で、徳育・知育・体育の三位一体教育を実践しています。普通科には、国公立大学や難関私立大学を目指す〈特進コースⅠ〉、難関私立大学進学を目指す〈特進コースⅡ 〉、学業とクラブ活動を両立しながら、大阪産業大学を中心とした大学進学を目指す〈進学コース〉、全員が運動部に所属し、スポーツを活かした大学進学を目指す〈スポーツコース〉が設置されています。国際科(グローバルコース)は、ネイティブの先生による少人数制の授業やイングリッシュキャンプ、充実した留学制度など英語に重点を置いたカリキュラムを編成しています。

 

 

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