四天王寺東高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

四天王寺東高等学校の受験対策

偏差値・難易度

四天王寺東高等学校は、大阪府藤井寺市にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値はコースによって異なり、Ⅲコースが60程度、Ⅱコースが52程度、Ⅰコースが48程度となります。卒業後の進路は、大阪大学、大阪教育大学、和歌山大学などの国公立大学や、系列の四天王寺大学、東京理科大学、関関同立などの私立大学、短期大学、専門・専修学校への進学や大阪府警、航空自衛隊航空生への就職など多岐にわたります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

四天王寺東高等学校の入試は1日程のみで、国語、理科、英語、社会、数学の5教科が課されます。試験時間と配点は、各科目50分の100点満点で、科目による配点の差は無いため、苦手教科や分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。英語検定資格を有する場合は、取得級に応じて指定の読み替え率による点数換算があり、換算点と入試の英語点数を比較し、高い方の得点が合否判定に採用されます。受験勉強と並行して、英語検定資格を取得することもおすすめです。また、公式HPに3年分の過去問と解答が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。

 

 

四天王寺東高等学校の入試情報

入試科目・配点

国語、理科、英語、社会、数学(各50分/各100点)

 

※英語検定資格を有する受験生は、読み替え率により換算した点数と入試の英語点数を比較し、どちらか高い方を英語の得点とする

1級・準1級:100%、2級:90%、準2級:80%

 

参照:令和5年度 四天王寺東高等学校

 

 

四天王寺東高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問5題構成で、大問1が基本の計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題となります。計算問題は四則計算のほか因数分解も出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。小問集合は、連立方程式、2次方程式、図形の角度や辺の長さ、自然数に関する問題、単元ごとの問題では図形の体積や表面積、確率、関数に関する問題が頻出となります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、論説的文章・小説的文章・古文から1題ずつの出題となります。すべて読解問題となりますが、小問として漢字の書き取りや慣用句、謙譲語、接続詞、外来語などの知識問題が含まれるため、毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。解答形式は選択や抜き出しのほか、説明記述が複数出題されるため、筆者の主張や登場人物の心情などを正確に読み取る読解力と、分かりやすく簡潔に述べる記述力が必要となります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、大問6題構成で、長文読解問題2題、会話文問題1題、語彙・文法問題が3題出題されます。選択式や英文和訳、抜き出し、適語・適文補充、並び替え、日本語による説明記述など、設問形式は多岐にわたります。様々なテーマの長文問題に取り組み、読解力や速読力を養いましょう。また、語彙・文法問題では、発音に関する問題が8問出題されます。単語の意味だけでなく、発音に関してもしっかりと勉強しておくことが大切です。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で、生物・地学・化学・物理の各分野から1題ずつ出題されます。各分野とも幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。化学反応式や作図、計算問題なども含まれるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことが重要となります。

 

社会の傾向と対策

例年、大問6題構成で、歴史・地理・公民の各分野からまんべんなく出題されます。解答形式は大半が選択式となります。各分野とも、写真や図表、グラフ、年表、地図などの資料が複数出題されるため、教科書だけでなく地図帳や資料集などにも目を通し、資料の読み取りに慣れておきましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

 

四天王寺東高等学校基本情報

公式サイト

四天王寺東高等学校:http://www.shitennojigakuen.ed.jp/higashi/highs/

 

基本情報

創立年

2017年

四天王寺東高等学校 所在地情報

〒583-0026 大阪府藤井寺春日丘3丁目1番78号

教育理念

建学の精神

帰依渇仰 断悪修善 速証無上大菩提処

 

引用元:四天王寺東について

 

高校の特徴

四天王寺東高等学校は、聖徳太子の仏教精神に基づく「和の精神」「利他の精神」を基盤に、知・徳・体すべてに調和がとれた人物の育成に努めています。5教科をバランスよく学び、難関国公立・難関私立大学を目指す〈Ⅲコース〉、文系・文理系・理系に分かれ、3教科中心型で国公立大学・難関私立大学を目指す〈Ⅱコース〉、文系3教科型で有名私立大学を目指す〈Ⅰコース〉の3コースが設置されています。1年次は全コース共通カリキュラムで基礎学力を養い、2年次からコースに応じた学習を進めます。教育の柱に「キャリア教育」「ICT・メディアリテラシー」「高大連携」を掲げており、主体的・対話的で深い学びの実現に取り組んでいます。

 

 

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