相愛高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

相愛高等学校の受験対策

偏差値・難易度

相愛高等学校は、大阪市中央区にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値は学科・コースによって異なり、普通科特進コースと音楽科が53程度、普通科専攻選択コースが48程度となります。卒業後の進路だけでなく、生徒一人ひとりの望む働き方や生き方を長期的な視野をもって一緒に考え、豊かで自立した人生のキャリア形成を目指したきめ細かな進路指導を行っています。大阪大学や関関同立、相愛大学などの4年制大学、短期大学、専門学校への進学や就職など、卒業後の進路は多岐にわたります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

相愛高等学校の入試は、普通科と音楽科で試験内容が異なります。普通科は3教科(国英数)の筆記試験と専願者のみ面接、音楽科は3教科(国英数)の筆記試験と音楽科専門科目、面接、専攻実技で合否判定を行います。また、各種検定の取得級に応じて筆記試験への加点制度や、認定テスト合格者の音楽科専門科目試験免除などの制度があるため、募集要項で詳細を確認しておくことが大切です。筆記試験と音楽科専門科目は、公式HPに5年分の過去問が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。

 

 

相愛高等学校の入試情報

入試科目・配点

【普通科】

国語、英語、数学(各50分)

面接(1人3~5分程度/専願者のみ)

 

《特記事項》

珠算(日商)検定2級以上、漢字検定3級以上、英語検定3級以上、数学検定3級以上の資格取得者には、取得級に応じて、筆記試験の合計点(300点満点)に加算制度があり(ただし満点を超えない)。

 

 

【音楽科】

国語、英語、数学(各50分)

音楽科専門科目(楽典/50分、聴音/20分、コールユーブンゲン・副科ピアノ)

面接(1人3~5分程度/専願者のみ)

専攻実技

※認定テスト合格者は音楽科専門科目試験免除

 

《特記事項》

珠算(日商)検定2級以上、漢字検定3級以上、英語検定3級以上、数学検定3級以上の資格取得者には、取得級に応じて、筆記試験の合計点(300点満点)に加算制度があり(ただし満点を超えない)。

 

 

参照:募集要項2023年度 入学試験募集要項

 

 

相愛高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問7題構成で、大問1が計算問題、大問2が方程式・連立方程式、大問3が小問集合、大問4以降が単元ごとの問題となります。計算問題と方程式・連立方程式は、4問ずつの出題です。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、完答を目指しましょう。小問集合では自然数や因数分解、比例・反比例、図形の体積や表面積、規則性、場合の数、中央値などに関する問題が出題されます。単元ごとの問題では、図形の辺の長さ・角度・面積の比、食塩水の濃度、確率、関数、等式、場合の数、割合に関する問題となります。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問4題構成で、大問1が長文読解問題、大問2が古文問題、大問3.4が知識問題となります。長文読解問題では論説的文章から1題出題され、小問として漢字の読み書きや接続詞などの知識問題も含まれます。また、選択肢や抜き出し、説明記述などの問題形式で、指示語の内容や筆者の主張などを正確に読み取る力が問われます。日ごろから読書などを通して、読解力や精読力を養いましょう。古文問題では語句の意味や表現技法、文学史などの知識問題や、内容把握に関する問題が出題されます。知識問題では、四字熟語と品詞に関する問題が出題されるため、毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

英語の傾向と対策

例年、大問9~10題構成で、語彙・文法などの知識問題や会話文問題、資料の読み取り問題、読解問題となります。知識問題は解答形式が記号選択、適語補充、並び替えとなっており、発音やアクセント、単語、文法などの基礎知識の定着が問われるため、毎日コツコツ学習し、たくさんの知識を身につけることが大切です。会話文問題や資料の読み取り問題では、写真や図表、手紙、ポスターなどから、読解問題では中文程度の文章から、記号選択や抜き出し、並べ替えなどで正しく内容を読み取る力が必要となります。複数年分の過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

 

相愛高等学校基本情報

公式サイト

相愛高等学校:https://www.soai.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

相愛高等学校 所在地情報

〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町4丁目1-23

教育理念

敬愛する心と品格を育む、それが相愛の伝統です

 

礼拝を通じて、豊かな人間性を育む

仏教精神に基づく教育に取り組んでいる相愛学園では朝礼・終礼の時間での礼拝、そして宗教行事や宗教の授業を通して心の教育を行っております。学校生活全般を通じて自分が生かされて生きていること、そしていのちの尊さに感謝するとともに慈愛の心を身につけます。

 

一人ひとりの特性に応じた進路を用意

中学普通科特進、普通科進学、音楽科進学コース、高校普通科(特進・専攻選択)コース、音楽科など多彩なコースを開設しています。生徒たちが意欲を持って積極的に学べる環境を整えることで一人ひとりの個性を伸ばします。

 

独自のネットワークで生徒の夢を応援

大学を擁する相愛学園は、その独自のネットワークを活かして高大連携プログラムにも取り組んでいます。また、新たに龍谷大学とも教育連携校(建学の精神を共有する宗門関係学校としての高大連携)の締結をしました。

 

知性と教養、品格を備えた女性を育成

相愛学園では、女性が本来持っている素晴らしい能力や特性を伸ばすことを大切にしています。充実した内容のカリキュラムと学習環境を通じて、これからの時代にふさわしい女性の育成を目指します。

 

引用元:教育理念|相愛中学校・相愛高等学校

 

高校の特徴

相愛高等学校は、仏教精神に基づく教育を通し、知性と教養、品格を備えた女性を育成しています。独自の探究プログラム「仏教×SDGs」をはじめ、「自利利他」と「共生」の本質を、主体的かつアクティブに探究する学びを提供しています。2学科2コース制で、普通科(特進コース/専攻選択コース)と音楽科が設置されています。専攻選択コースには、幼児教育専攻や栄養専攻、理系専攻など、多彩な進路に対応する7つの専攻が設定されており、約30種類の選択科目の中から興味のある科目を選び、学ぶことができます。

 

 

オンライン家庭教師WAMの相愛高等学校受験対策

相愛高等学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。 専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、相愛高等学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。 さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。