高校入試情報・受験対策
成蹊高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
成蹊高等学校の受験対策
偏差値・難易度
成蹊高等学校は、東京都武蔵野市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は68程度となります。一定の条件を満たすことで内部推薦を利用して成蹊大学へ進学することができるほか、東京大学、筑波大学などの国公立大学や、早慶上理ICUなどの私立大学、各大学の医学部医学科や歯・薬・獣医学部、海外大学などへの合格者を多数輩出しています。
入試の特徴勉強のポイント
成蹊高等学校の入試は、一般入試、推薦入試、帰国生入試の3つの種別があります。一般入試は3教科の筆記試験と受験生面接、出身校からの調査書審査、推薦入試は書類審査と3教科の適性検査、受験生面接、帰国生入試は3教科の筆記試験と受験生面接、調査書または成績証明書等をそれぞれ総合して選考が行われます。必ず各募集要項を確認し、受験する種別に合った対策をしましょう。公式HPに一般入試の3年分の過去問が掲載されているため、各科目とも基礎から丁寧に学習した上で過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。
成蹊高等学校の入試情報
入試科目・配点
【一般入試】
〇選考方法
筆記試験:国語・数学・英語(各60分/各100点)
※英語:リスニング含む
受験生面接
出身校からの調査書審査
【推薦入試】
〇選考方法
書類審査:①調査書 ②推薦書 ③志願者シート
適性検査:国語・数学・英語(各45分/各100点)
※英語:リスニング含む
受験生面接
【帰国生入試】
〇選考方法
筆記試験:国語・数学・英語(各60分/各100点)
※国語:古典は除く
※英語:リスニング含む
受験生面接
調査書または成績証明書類等の審査
成蹊高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
〈一般入試〉
例年、試験時間60分の大問5題構成です。大問1は式の計算や因数分解、方程式、図形などの小問集合で、大問2以降は単元ごとの問題となり、連立方程式の応用や関数と図形に関連する問題、確率、平面図形、立体図形などが出題されます。公式や定理などの基礎知識をしっかりと定着させ、複数年分の過去問や問題集など多くの問題で演習を重ねましょう。
国語の傾向と対策
〈一般入試〉
例年、試験時間60分の大問3題構成で、現代文の長文読解2題(論説文・小説文)と古文1題が出題されます。設問の中に漢字が含まれるため、普段からコツコツ学習しておきましょう。文字数制限のない記述問題が複数出題されており、さらに全体的に文章量が多いことから時間配分には注意が必要です。時間配分を意識しながら複数年分の過去問や類似問題など多くの問題に取り組み、記述の訓練を行うことが大切です。
英語の傾向と対策
〈一般入試〉
例年、試験時間60分の大問4題構成です。リスニングや適文挿入、内容一致、英語記述、内容把握、和文英訳、英作文などさまざまな問題が出題されます。英文量が非常に多いため、単語の意味やイディオム、文法など基本事項をしっかりと身に付け、読解力や速読力を鍛えておく必要があります。複数年分の過去問や類似問題など、多くの問題で演習を重ねましょう。
成蹊高等学校基本情報
公式サイト
成蹊高等学校:https://www.seikei.ac.jp/jsh/
基本情報
創立年
1925年
成蹊高等学校 所在地情報
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13
教育理念
建学の精神
「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」
知育偏重、画一的ではない人格教育を
中村春二の掲げた建学の理念「個性の尊重」、「品性の陶冶とうや」、「勤労の実践」は、現代にこそ重要なもの。この人格教育は、長い時を経て今もなお成蹊教育の核となっています。
参照:建学の精神・教育目標
高校の特徴
成蹊高等学校は、大学受験のため学力だけではなく、グローバルに活躍できる個性と教養を育てるカリキュラムが展開されています。3年次からは進路別コース制となり、19ものコースからなる選択科目を中心とした授業となります。体験による学習を重視しており、社会的な視野を広げるため生産現場の見学や保育・介護実習など様々な活動に取り組んでいます。国際理解教育にも力を入れており、 セントポールズ校(アメリカ)やカウラ=ハイスクール (オーストラリア)との交換留学制度をはじめ、ターム留学や短期留学など多彩な独自留学プログラムが設置されています。
オンライン家庭教師WAMの成蹊高等学校受験対策
成蹊高等学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、成蹊高等学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。