昨年、アメリカ大統領選が行われ、ついに今年、新たなアメリカ大統領にジョー・バイデンさんが就任しました。

最終的にバイデンさんが大統領選に勝利したものの、トランプ前大統領も善戦し、戦いは拮抗したものとなりました。

選挙戦の状況は、日本でも逐一報告され、非常に注目を集めました。

 

今回の大統領選を機に、アメリカ大統領について興味を持った方のために、大統領選の仕組みや、歴代アメリカ大統領の簡単な紹介、また歴史の問題によくでてくる事柄とその覚え方などについてまとめていきたいと思います。

 

大統領選の仕組み

では、早速ですが、アメリカ合衆国の大統領の選ばれ方について簡単に説明します。

 

アメリカの政治の仕組みは日本よりも早く成立し、様々な状況(政況・戦況)の変化を経て現在に至っています。

政治、そして選挙制度のバックボーンになる歴史そのものが日本とは大きく異なるため、アメリカ合衆国の選挙制度は日本と異なっています。

 

初代アメリカ大統領であるジョージ・ワシントン氏が着任したのは、1789年のことです。

日本は江戸時代、将軍職には徳川家斉(11代)が就いていた時代でした。

その頃の日本では身分制度の下、幕府による統制が強かった時代です。

国の代表を人民による選挙で選ぶなどといったことは、想像の範囲外だったことでしょう。

アメリカ合衆国では、そんな時代から選挙による代表者選びが始まっていたのです。

 

 

大統領選挙制度について

アメリカの選挙制度は、間接選挙制です。国民が直接投票するのではなく、州ごとに決められた一定数の選挙人による投票が行われるのです。

選挙人のそもそもの起こりには様々な理由がありますが、その一つには、広大な国土をもつことが挙げられます。

当時(1700年代後半)は現代のようなラジオやテレビ、インターネットなどの通信手段はなく、新聞といえるようなものがかろうじてあったかどうかといった時代です。

全国的にに識字率も低く、有権者が大統領候補の政策や主張を知る機会をもつことが難しい時代でした。

さらに、国土の広大さに対して交通も通信も未発達であり、一部の富裕層のみが馬車などの移動手段をもっていたという状況でした。

そのような状況での選挙です。

全土で同時に直接選挙を行うことは物理的に難しかったという背景があります。

わかりやすく言うと、「あんたに任せた。よろしく。」という背景があったのです。

 

それが現代に続いているのですが、この選挙人制度は憲法にも定められていることもあり、改定が難しいことや今も国民の中で広く支持されているので、これからも当分変わることはないようです。

 

その仕組みの中で、これまで何人の方が大統領に任命されてきたのでしょうか?

 

歴代アメリカ大統領 現在まで

初代大統領から数えると、現在(2021年1月)までに46代にわたり、大統領の職に就かれています。

ここでまず、全員の方々をご紹介させていただきます。

 

(世界史でよく問われる大統領を太字で示しています。)

 

 

 

 

 

 

大統領と業績

さて、このように大人数の人の名前をだしておいて「何人、知ってる?」というタイトルで、この記事を書き始めているのですが、46人の人名を見て、いろんなとらえ方があると思います。

 

「見たことある。」

「聞いたことがある。」

「よく知っている。」

「この人のことなら、よく知っているから、何でも聞いて。」

 

知っているけれども、どのくらい詳しければいいかは難しいですね。

 

ここでは、歴代のアメリカ合衆国大統領を歴史上の人物として考えてみましょう。

世界史や日本史といった今回のテーマと直結した暗記中心の科目につながるような話になっていきます。

 

いろいろな科目において、英単語・漢字・元素記号・化学式・公式などなど勉強を進めていくには、暗記事項が避けられないことと思います。

 

先ほどのスライドは、ほとんど何も分からない、名前しか分からない状態の記憶を表現したものとしましょう。

 

そこに以下のような、大統領の主な実績(出来事・時代背景)を加味していきましょう。

そうすることで、時代の流れも把握することができて印象に残りやすくなるのです。

 

 

初代 ジョージ・ワシントン(初代大統領)

ジョージ・ワシントンと言えば、初代アメリカ大統領です。

テストでは、「初代アメリカ大統領は?」という問題の出題のされ方をします。

1ドル札でも有名ですね。

日本の紙幣については、こちらを参考に。

2024年からは渋沢栄一!歴代一万円札肖像人物

16代 エイブラハム・リンカーン

リンカーンと言えば、南北戦争や戦争中のゲティスバーグ演説が有名です。

ゲティスバーグ演説では、「人民の人民による人民のための政治」というフレーズが最も有名です。

 

26代 セオドア・ルーズベルト

日露戦争の講和条約であるポーツマス条約の仲介をしました。

 

32代 フランクリン・ルーズベルト

世界恐慌後のアメリカで、ニューディール政策を行いました。

 

33代 ハリー=トルーマン

1945年、日本は、ポツダム宣言を受け入れて戦争は終わりましたが、この時のアメリカの大統領です。

 

44代 バラク=オバマ

黒人初のアメリカ大統領です。ノーベル平和賞を受賞しました。

 

 

おすすめの覚え方

では、アメリカの歴代大統領を覚えていきましょう。

これまで紹介させていただいた中では何人の方をご存知でしたか?

 

既に何人もの人を覚えていた方は、あと少しなのでそのまま頑張ってください。

まだまだこれからという方は、全員を覚えないといけないというわけではないので、ピックアップした大統領だけでも覚えましょう、

また、なかなか覚えられないという方は、以下の方法を試してみてください。

どれも有名な方法で、効果があると言われています。

 

おすすめの暗記方法

① 頭文字をとにかく覚えて、書き出せるようになる。(語呂合わせもOK)

書き出した頭文字から名前を思い出せるようにさらに繰り返す。

② 声に出しながら、何度も書き出す。書く時と読むときに分けてどちらの方法も繰り返す。
③ 自分の印象で色分けしたりして、家の壁や部屋の電気のスイッチのところなどに貼り付けて、常に目に付くようにする
④ 人名編・年代編・出来事編とカテゴリ別にまとめの観点を変えて、3つのことを結び付けて覚える。

 

さらに詳しく調べることができるのなら、歴史上の出来事だけでなく、個人的な情報も混ぜてみると印象に残りやすくなります。

 

例えば、

〇親子で大統領 → 2代ジョン・アダムズと6代ジョン・クインシー・アダムズ

41代ジョージ・H・W・ブッシュと43代ジョージ・W・ブッシュ

〇遠縁な大統領 → 26代セオドア・ルーズベルトと32代フランクリン・D・ルーズベルト

〇元俳優    → 40代ロナルド・レーガン

〇初の黒人大統領→ 44代バラク・オバマ

〇ペリー提督を日本に派遣 → 13代ミラード・フィルモア

〇最も人気のある大統領 → 16代エイブラハム・リンカーン

 

などなどです。

 

まとめ

アメリカ合衆国の歴代大統領についてまとめながら、暗記方法についても少し触れてお話を進めてきました。

暗記事項は、1対1ではなかなか覚えられないので、いくつかの事項を複数個関連させて覚えるようにしてみてください。

 

アメリカ合衆国は、州ごとに法律を持っている連邦制ともいえる側面を持っていますが、国際的には合衆国として1つの国家として活動しています。

植民地時代から現在に至るまでの歴史的なことがらを調べてみることにより、日本も含めて他の国のことにも詳しくなることができます。

ぜひ皆さんも、調べてみてはいかがでしょうか。

 

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