秋田大学国際資源学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

秋田大学国際資源学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

秋田大学国際資源学部の偏差値は42.5~47.5程度です。共通テストでは、5割弱~6割程度得点することが合格への目安です。国際資源学科資源政策コースの難易度が高く、国際資源学科資源開発環境コースの難易度が低い傾向にあります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

秋田大学国際資源学部の入試について、前期の国際資源学科資源政策コースは国語・外国語・調査書の3科目、国際資源学科資源地球科学コース・資源開発環境コースは数学・理科(物理・化学・生物・地学から選択)・外国語・調査書の3科目で行われます。後期は、全コースにおいて小論文・面接のみで行われます。
各科目の配点について、前期の国際資源学科資源政策コースは国語250点、外国語250点、調査書20点、後期は小論文200点、面接300点で、前期の国際資源学科資源地球科学コース・資源開発環境コースは数学200点、理科150点、外国語100点、調査書20点、後期は小論文200点、面接100点となっています。
個別学力検査に対して共通テストの配点がより重視されます。また指定の英語資格で一定のスコアを満たしている場合、英語の受験を免除し、満点換算されます。
問題の難易度は標準レベルとなっているため、教科書の内容を確実に身に付けましょう。

 

秋田大学国際資源学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

大問2題で構成され、現代文と漢字問題が出題されます。現代文では最後に論述問題があります。出題内容としては、筆者の考えに対する自分の意見と理由を述べるもので、普段から対策をする必要があります。漢字問題は標準レベルとなっているため、頻出漢字については読み書きができるようにしておきましょう。

数学の試験傾向と対策

大問8~9題のうち指定された4題を解答します。大問1は4問の小問集合で、以降の大問ではベクトル、三角関数、微分などが幅広く出題されます。国際資源学部で指定される問題の難易度は標準です。解答は過程が重要となるため、基礎を固め、丁寧に解答することを重視しながら基本の問題演習を行いましょう。

英語の試験傾向と対策

大問3題で構成され、長文読解2題と英作文1題が出題されます。長文読解は選択問題が多いですが、設問文が英文となっているため、過去問で慣れておきましょう。英作文は出題されるテーマについて論述する問題です。過去問などを利用しながら英文を書いて添削を受け、練習を繰り返しましょう。

理科の試験傾向と対策

物理:大問4題で構成され、大問4は問題Aと問題Bから自分で選択して解答します。空欄補充形式で、難易度は標準です。解答時間に対して問題数が多いため、時間を計りながら過去問演習を行いましょう。
化学:大問3題で構成され、理論化学・有機・無機から幅広く出題されます。知識や計算力が問われ、化学式を書く問題もあります。難易度は標準ですが問題数が多いため、過去問演習は時間を計りながら行いましょう。
生物:大問2題で構成され、論述問題が多い傾向にあります。基本的な知識を問う空欄補充問題もあります。教科書を中心に学習し、過去問演習で考察問題の対策も行いましょう。

 

秋田大学国際資源学部基本情報

公式サイト

秋田大学国際資源学部:https://www.akita-u.ac.jp/shigen/

基本情報

創立年

2014年

生徒数

525人(2021年05月時点)

教育理念

我が国のみならず世界が金属・非金属資源、石油・天然ガス資源などで直面している資源問題解決のために、地球史解読による資源形成メカニズムの解明から、資源探査、開発、リサイクルおよび環境保全までを対象とする理工系分野と、資源を取り巻く経済、国際情勢などの資源政策的諸問題を対象とする文系分野から構成されます。このような資源問題解決のための世界最先端教育・研究から、本学部では世界をフィールドに活躍できる資源スペシャリストを養成します。

引用元:秋田大学国際資源学部 理念

秋田大学国際資源学部の特徴

秋田大学国際資源学部は2014年に設置され、資源学を教育・研究する日本で唯一の学部です。地球規模の資源エネルギー問題解決に国際的視野で取り組み、実践的に活躍できる資源の専門家を育成し、資源学の国際拠点となることを目指しています。世界で活躍する研究者・技術者との連携や最先端の研究設備が充実しており、教員が国際学会に常時発表している研究成果を同時進行で聴講することができます。
学科は国際資源学科の1学科で、3つのコースに分かれています。理工学系の資源地球科学コース・資源開発環境コースと、人文社会系の資源政策コースが密接に関わっており、コースを超えて資源を学ぶことができる文理融合カリキュラムが特徴です。海外留学生や外国人教員との交流も多く、1・2年次に英語の集中教育プログラムで基礎力を身に付け、2年次以降は英語による専門科目の授業を履修します。また、3年次後半には海外資源フィールドワークを必修としており、海外で4週間程度の実習を行います。
資格については、危険物取扱者(甲種)の受験資格を取得できる他、学科により火薬類取扱保安責任者試験の一部免除、卒業後所定の実務経験を経ることでダム水路主任技術者・測量士・測量士補、また、土木施工管理技士(1級)・管工事施工管理技士(1級)の受験資格が取得可能です。
 

 

秋田大学国際資源学部キャンパス情報

手形キャンパス

学部:本部・国際資源学部・教育文化学部・理工学部
住所:〒010-8502 秋田市手形学園町1の1

 

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