法政大学経済学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

法政大学経済学部の受験対策

偏差値・難易度

法政大学経済学部の偏差値は学科により異なりますが55~57.5程度で、法政大学の学部内では比較的合格のハードルは低くなっています。学科による難度に大きな差はありません。

入試の特徴と勉強のポイント

法政大学経済学部の入試問題は、数学や社会の範囲で一部難度の高い問題も含まれますが全体的に標準レベルの出題となります。国語総合は古文・漢文の独立問題は出題されません。T日程、A方式共に英語の配点が高くなっているため、重点的に学習すると良いでしょう。

 

法政大学経済学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、現代文のみの大問3題構成で解答形式はすべてマーク式となります。難易度は標準レベルとなるため、漢字などの基本問題は確実に得点できるようにしましょう。文章量が多めで、さまざまな設問形式で出題されるため、過去問演習で傾向に慣れておくことが重要です。

数学の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、大問3題構成ですべて記述式となっています。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。計算量の多い問題や融合問題などが出題されるため、それぞれの公式や定理の使い方など基本事項をしっかり身につけ、ミスなく計算できる力が必要です。また証明問題が頻出で、答えに至るまでのプロセスを筋道立てて簡潔に述べる必要があるため、過去問演習を繰り返し行い出題形式に慣れましょう。
※社会学部と同様

英語の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、大問4題構成で解答形式はマーク式のみとなっています。長文読解問題が多めなので、文法や語彙など基本問題は確実に解答できるようにしましょう。国際経済学科、現代ビジネス学科の大問4は経済学部特有の会話文(インタビュー)問題となるため過去問演習で出題形式に慣れておくことが重要です。経済学科で出題される空欄補充問題の難易度が高めなので、前後の文章を正確に読み取る読解力を養いましょう。

地歴公民の傾向と対策

《個別日程A方式》
世界史:例年、大問3題構成でマーク式と記述式の併用となります。標準レベルの問題ですが、一部難度の高い問題も含まれます。幅広い範囲からまんべんなく出題されるため、教科書だけでなく用語集なども活用し基本知識の理解を深めましょう。


日本史:例年、大問3題構成で解答形式はすべてマーク式となります。難易度は標準レベルとなり、中世~近代の範囲を中心に学習すると良いでしょう。また、それぞれの語句を暗記するだけでなく、時代背景や流れなどを把握するため教科書と併せて資料集も確認することが大切です。


地理:例年、大問3題構成のマーク式と記述式の併用となり、難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。図表を使った問題が頻出となっていますが、地誌分野においては図表は出題されないため世界地図で各国の位置関係をしっかり把握しておきましょう。


公民:年度により大問数は異なりますが、解答形式はすべてマーク式で標準~やや難レベルの問題となっています。時事問題は難度がやや高く、債務問題やデフレ等に関する問題が頻出となるため、重点的に対策を行いましょう。

※現代福祉学部・スポーツ健康学部と同様

 

法政大学経済学部基本情報

公式サイト

法政大学経済学部:https://www.hosei.ac.jp/keizai/

基本情報

創立年

1920年

生徒数

3716名(2021年5月)

教育理念

経済学の使命は、経済の仕組みや法則を解明し、さらに、公平や自由などの価値観を重視しながら、効率や厚生を高める方策を探求することにある。明治維新以降、急速に近代化する日本が大きな経済変動を経験する中で、経済学が社会の根幹をなす学問であるとの認識のもと、経済学の教育・研究を通じて社会貢献することを目的に、本学経済学部は1920年に創設された。

引用元:法政大学 経済学部 理念・目的・教育目標

法政大学経済学部の特徴

法政大学経済学部は、1920年に創立された100年以上の歴史と伝統を有する学部で、現在「経済学科」「国際経済学科」「現代ビジネス学科」の3学科で構成されています。一貫教育と少人数教育を特色としており、1年次の入門ゼミや2~4年次の演習(ゼミナール)を通し、4年間専門科目を体系的に学ぶことで経済エキスパートを目指すことができます。留学プログラム(SA)や英語学位プログラム(IGESS)などグローバル化に対応したプログラムも充実しています。伝統に支えられた経済学部は経済界からの信頼が厚く、様々な業界へ就職することができます。

法政大学経済学部の学科情報

経済学科

「円高・円安」「金利の引き下げ」などの経済学の知識から、「社会保障」「少子高齢化」といった社会問題までを学ぶことで、社会の制度や仕組みを本質的に捉える眼を養い、論理的思考で社会問題の解決を目指しています。1・2年次は経済学入門や多彩な選択科目群によって基礎を学び、3年次からは7つの学修分野(現代経済分析、社会経済・歴史、文化・思想、環境、政策、金融・国際、産業・企業)から主専攻・副専攻を選び、専門性を深めます。

国際経済学科

経済をグローバルに捉えるための知識と、共通言語としての英語の習得を重視し、国際社会で活躍できる人材の育成を目指しています。英語の重点教育や英語での経済学の講義、国際経済に関わる講義群が充実したカリキュラムが編成されており、基礎から応用へ段階的に専門知識を習得します。主な授業として、英語で学ぶ経済学入門A・B、国際経済論A・B、国際金融論A・Bなどが用意されています。

現代ビジネス学科

多元化する現代の企業活動や産業構造を、経済学の視点から分析する学科です。カリキュラムは企業をより深く理解するための科目群が設けられ、1年~4年次まで体系的に学ぶことができるように編成されています。主な授業として、企業と経済・基礎A・B、企業金融論A・Bなどが用意されている他、資格につながる簿記関連科目や会計関連科目なども充実しています。

 

法政大学経済学部キャンパス情報

多摩キャンパス

学部:経済学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部
住所:〒194-0298 東京都町田市相原町4342

 

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