埼玉大学教養学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

埼玉大学教養学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

埼玉大学教養学部の偏差値は55程度です。共通テストでは、7割前後得点することが合格の目安です。前期に対して後期の難易度が高い傾向にあります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

埼玉大学教養学部の入試について前期は外国語、後期は小論文のみで行われます。各科目の配点について前期の外国語は300点、後期の小論文は200点となっています。共通テストと個別学力試験の総合点が合否ラインで同点・同順位となった場合は、調査書が順位の決定に活用されます。
前期・後期ともに1科目のみとなっているため、漏れのないように徹底して対策を行いましょう。

 

埼玉大学教養学部の科目別傾向と対策

英語の試験傾向と対策

大問3題で構成され、長文読解2題と英作文1題が出題されます。長文読解は言い換え・同意表現などについて幅広く問われます。解答時間に対して長文が長いため、過去問演習を通して時間配分の練習を行いましょう。英作文は語数指定がありますが、難しいテーマは出ません。英作文の書き方を身に付け、構文集などで例文を覚えることが対策のコツとなります。

小論文の傾向と対策

課題文を読んで1000字前後で自分の意見を述べる形式です。様々なテーマから出題され、ここ数年では社会学系の文章が頻出となっています。社会問題の知識や背景を身に付け、論理的に自分の意見を書く練習が必要です。小論文のテーマ集などを用いて自分の意見を持ち、論拠を3つ程出せるように訓練しましょう。字数が多いため、時間配分も重要です。

 

埼玉大学教養学部基本情報

公式サイト

埼玉大学教養学部:http://arts.kyy.saitama-u.ac.jp/

基本情報

創立年

1965年

生徒数

813人(2021年05月時点)

教育理念

人文学及び関連する社会科学の諸成果を継承し、多様な文化及び価値観を理解するとともに、自ら問題を設定・解決し、国内外の人々と的確に意思を疎通できる能力を培うことを通して、現代の文化及び社会の諸問題に対処し得る人材を育成することを教育研究上の目的とする。

引用元:埼玉大学教養学部

埼玉大学教養学部の特徴

埼玉大学教養学部は、1965年の文理学部改組により設置されました。学科は教養学科のみの1学科で、2年次からグローバル・ガバナンス専修課程、現代社会専修課程、哲学歴史専修課程、ヨーロッパ・アメリカ文化専修課程、日本・アジア文化専修課程の5つの専修課程に分かれます。専修課程はさらに11の専攻に分かれており、専修課程・専攻に分かれた後も他学部・専修・専攻の授業を履修することができます。教育においては伝統と革新の両方を重視しており、人文系・社会系の幅広い専門分野について、多様な視点から深く学ぶことができます。多文化理解科目や様々な外国語科目があり、高度な外国語教育を行っているのが特徴です。海外留学については、留学先での取得単位が卒業単位として認定される制度があり、4年間での卒業が可能となっています。資格については、中学・高校の教員免許や学芸員などが取得可能です。 

 

埼玉大学教養学部キャンパス情報

大久保キャンパス

学部:教養学部・経済学部・教育学部・理学部・工学部
住所:〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255

 

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