神奈川大学建築学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

神奈川大学建築学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

神奈川大学建築学部の偏差値は、学科および入試方式によって異なり45.0～47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、7～7.5程度得点することが合格の目安となります。2023年度一般入試の競争倍率は2.6～6.8倍で、後期の建築学科 建築学系が最も高くなっています。神奈川大学の中では、標準的な難易度の学部と言えます。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

神奈川大学建築学部の一般入試は、前後期日程の3科目型（A方式）と前期日程の共通テスト併用型（C方式）となります。学系や文系型・理系型によって試験科目が異なるため、募集要項で科目を確認する必要があります。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておくと良いでしょう。

 

神奈川大学建築学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《A方式》

例年、大問2題構成で、試験時間は70分です。大問1が現代文、大問2が古文で、解答形式はすべてマーク式となります。設問は漢字の書き取りや四字熟語、空所補充、内容説明など多岐にわたります。読解問題の文章が長めとなっているため、速読力・精読力が必要となります。難易度は標準レベルとなるため、基礎知識をしっかりと身につけて、基本問題は確実に得点できるようにしましょう。大学入学共通テストを含む、複数年分の過去問演習で、たくさんの長文に触れておくことが重要となります。

〈法学部・経済学部・経営学部・外国語学部・国際日本学部・人間科学部・理学部・化学生命学部・情報学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《A方式》（建築学科都市生活学系<文系型>）

例年、大問3題構成で、試験時間は70分です。大問1が小問集合で答えのみの記入、大問2.3が応用問題で記述式となります。数Ⅰ・Ⅱ・Aからの出題で、場合の数や図形と計量、微分・積分が頻出分野となります。小問集合では、基礎～標準レベルの問題が出題されるため、確実に得点できるようにしましょう。応用問題では完全記述式となるため、途中の式や計算過程などを丁寧に記述し、ケアレスミスをしないよう注意が必要です。

〈経済学部・経営学部・人間科学部と同様〉

 

《A方式》（建築学科建築学系・都市生活学系<理系型>）

例年、大問3題構成で、試験時間は90分です。大問1が小問集合で答えのみの記入、大問2.3が応用問題で記述式となります。数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B（確率分布と統計的な推測を除く）からの出題で、場合の数や図形と計量、微分・積分、数列・ベクトル・三角関数が頻出分野となります。小問集合では、基礎～標準レベルの問題が出題されるため、確実に得点できるようにしましょう。応用問題では完全記述式となるため、途中の式や計算過程などを丁寧に記述し、ケアレスミスをしないよう注意が必要です。

〈理学部（生物コース以外）・工学部・情報学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《A方式》

例年、大問4題で構成されており、大問1～3までを試験時間70分で解答します。大問4については解答の必要はありません。大問1が読解問題、大問2が会話文の空所補充問題、大問3が語彙・文法などの知識問題となります。難易度は標準レベルとなりますが、全体的に問題の分量が多いため、時間配分には注意が必要です。知識問題は基礎的な内容を問われるため、単語や文法、イディオムをしっかりと身につけて完答を目指しましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向を把握しておくことも大切です。

〈法学部・経済学部・経営学部・人間科学部・理学部・工学部・化学生命学部・情報学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《A方式》（建築学科（都市生活学系<文系型>））

・日本史

例年、大問4題構成で試験時間は70分、解答形式はマーク式となります。正誤問題を中心に、史料や図版を用いた問題などが出題されます。問題は各時代からまんべんなく出題されますが、特に近現代史は全体の半分を占めているため、重点的に学習しましょう。難易度は標準的となるため、教科書レベルの基本問題は確実に得点することが重要となります。

 

・世界史

例年、大問3題構成で試験時間は70分、解答形式はマーク式となります。正誤問題を中心に、史料や図版を用いた問題などが出題されます。文学史も頻出となるため、作者名と作品名を丁寧に覚えておきましょう。難易度は標準レベルとなるため、教科書を中心とした基礎知識をしっかりと身につけるための学習を行うことが大切です。

 

・地理

例年、大問4題構成で試験時間は70分、解答形式はマーク式と記述式の併用となります。地図や写真、絵、グラフなどの資料を用いた問題が頻出となるため、教科書だけでなく資料集にも目を通しておきましょう。難易度は標準レベルですが、記述問題も含まれるため、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておくことが重要となります。

 

・政治／経済

例年、大問4題構成で試験時間は70分、解答形式はマーク式となります。正誤問題と空所補充による知識問題を中心に、グラフを用いた問題も出題されます。難易度は易～標準レベルとなります。基礎を固めて、問題演習に取り組み、グラフの読み取りにも慣れておきましょう。

〈法学部・経済学部・経営学部・外国語学部・国際日本学部・人間科学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《A方式》

・物理（建築学科（建築学系・都市生活学系<理系型>））

例年、大問3題構成で試験時間は70分となります。大問1はマーク式の小問集合、大問2.3は記述式の応用問題です。難易度は易～標準レベルとなるため、特に小問集合では確実に得点できるようにしましょう。応用問題では、説明・途中式・計算過程などの記述が必要となるため、要点をまとめて簡潔に表現する力が問われます。力学や電磁気、熱、波動の各分野からまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないようにすることが大切です。

〈理学部・工学部・化学生命学部・情報学部と同様〉

 

・化学（建築学科（建築学系・都市生活学系<理系型>））

例年、大問3題構成で試験時間は70分となります。解答形式はマーク式と記述式の併用となっており、難易度は易～標準レベルです。有機分野・無機分野・理論の各分野からまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、構造式や計算問題の記述練習を重点的に行うと良いでしょう。

〈理学部・工学部・化学生命学部・情報学部と同様〉

 

神奈川大学建築学部基本情報

公式サイト

神奈川大学建築学部：https://www.arch.kanagawa-u.ac.jp/arch_faculty.html

基本情報

創立年

2022年

生徒数

415人（2023年05月時点）

教育理念

教育研究上の目的

本学部は、人間の多様な営みにおいて使いやすく、安全かつ快適で、感動を呼ぶ建築や都市の空間及び環境の創造に寄与する研究を行うとともに、そうした創造的な活動やその成果を通し、社会に貢献する人材を育成することを目的とする。

引用元：教育研究上の目的

神奈川大学建築学部の特徴

神奈川大学建築学部では、建物を建てるだけではなく、その先にある人々の暮らしをより豊かにできる建築の専門家を育成しています。【建築学系（構造コース／環境コース）】と【都市生活学系（デザインコース／住生活創造コース／まち再生コース）】の2学系5コースで構成されており、高度な専門性を身につけることができます。また、環境共生プログラムや建築生産プログラムなど、将来や目指すキャリアに合わせてコースを横断して自由に選択することのできるプログラムが用意されています。

 

神奈川大学建築学部キャンパス情報

横浜キャンパス

学部：法学部・経済学部・人間科学部・理学部・工学部・建築学部・化学生命学部・情報学部

住所：〒221-8686　神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1

 

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