大学入試情報・受験対策
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部の偏差値は、学科や専攻によって異なり37.5~45.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~7割程度の得点率が求められます。2023年度志願者倍率は1.27~2.72倍で、リハビリテーション学科理学療法学専攻が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・共通テスト利用方式の大きく4種類となります。一般選抜はA・Bの2日程あり、両日程とも2科目で合否判定を行います。必要科目・選択可能科目は学科によって異なり、数学・英語・理科・国語のいずれかとなります。各科目の合計点で合格ラインを超えていても、必須科目の得点が受験者平均点の50%未満の場合、不合格となることがあるため注意しましょう。必要科目や配点、その他の入試方式など、詳細は募集要項で確認し、自分に合った入試方式を選択することが重要となります。
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《一般選抜》
例年、A日程が2科目合わせて120分の200点満点、B日程が2科目合わせて90分の150点満点となります。A日程は大問3題構成、B日程は大問2~3題構成で、国語総合(現代分のみ)から出題されます。両日程とも評論・随筆・小説の領域から出題され、文学史的な問題は小問として出題される傾向にあります。「読解力=要約力」を試す読解問題が重視されているため、さまざまな読解問題に取り組み、文章の内容と出題者の意図を理解して、簡潔に説明する要約力を鍛えましょう。また、漢字やことわざ、慣用句、格言などの国語常識問題は得点源とするため、毎日コツコツ取り組んでおくことが大切です。
〈医用工学部・看護学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《一般選抜》
例年、A日程が2科目合わせて120分の200点満点、B日程が2科目合わせて90分の150点満点となります。A・B日程ともに大問4題構成となりますが、A日程は数学Ⅰ・Ⅱ・Aの範囲、B日程は数学Ⅰ・Aの範囲から出題されます。解答形式はすべて記述式となります。幅広い範囲から出題されますが、2次関数、図形と計量、指数・対数関数、図形と方程式、場合の数と確率などが頻出分野となるため、重点的に学習しましょう。全体的に各分野の典型問題が出題されるため、基礎をしっかり固めておくことが大切です。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問にも取り組んでおきましょう。
〈医用工学部・看護学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《一般選抜》
例年、A日程が2科目合わせて120分の200点満点、B日程が2科目合わせて90分の150点満点となります。A日程は大問3題構成、B日程は大問2題構成で、読解、会話文、文法・語彙問題などが出題されます。解答形式は、大半が選択式となります。語形変化や空所補充、同意文、内容真偽、内容説明、アクセント、語句整序、和訳など、設問形式は多岐にわたるため、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
〈医用工学部・看護学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《一般選抜》
A日程が2科目合わせて120分の200点満点、B日程が2科目合わせて90分の150点満点となります。
・化学基礎
例年、大問4題構成となります。化学基礎のすべての範囲から出題されますが、粒子の結合、物質の構成、物質の変化、酸化還元反応、溶液などが頻出分野となるため重点的に学習しましょう。解答形式は、選択式と記述式となります。30字以内の説明記述問題なども出題されるため、分かりやすく簡潔に述べる練習を行いましょう。全体的に難度の高い問題はあまり見受けられないため、教科書や参考書で知識を確認し基礎を固め、章末問題や問題集で演習を重ねることが大切です。
・物理基礎
例年、大問4題構成となります。運動、波動、力学、熱力学、電磁気など、物理基礎のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基礎知識を身につけた上で、教科書の章末問題や標準レベルの問題集で演習を繰り返しましょう。
・生物基礎
例年、大問4題構成となります。生物基礎のすべての範囲から出題されますが、体内環境の維持、生物の共通性、生物の多様性と生態系が頻出分野となるため重点的に学習しましょう。解答形式は、選択式と記述式となります。教科書レベルの基本問題を中心に出題されますが、専門用語が多く問われるため、基礎知識をしっかりと身につけておくことが重要となります。
〈医用工学部・看護学部と同様〉
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部基本情報
公式サイト
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部:https://www.suzuka-u.ac.jp/academics/hs
基本情報
創立年
1991年
生徒数
1,628人(2023年5月1日時点)
教育理念
保健衛生学部には、放射線技術科学科、医療栄養学科、臨床検査学科、リハビリテーション学科(理学療法学専攻 , 作業療法学専攻)、医療福祉学科(医療福祉学専攻、臨床心理学専攻)、鍼灸サイエンス学科(鍼灸・スポーツトレーナー学専攻 , 鍼灸学専攻)、救急救命学科があり、本学部は社会的要請に応えて、医療・福祉に関する幅広い知識と教養を身につけ、誠実で倫理観にあふれ、各専門分野のスペシャリストとして活躍できる人材を育成します。
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部の特徴
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部は、【放射線技術科学科】【医療栄養学科】【臨床検査学科】【リハビリテーション学科】【医療福祉学科】【鍼灸サイエンス学科】【救急救命学科】で構成されています。
【放射線技術科学科】
最先端の技術と知識を備えた診療放射線技師を養成しています。超音波画像診断装置やX線撮影装置など多数の機器が設置されており、病院の放射線科さながらの実習環境が整えられています。
【医療栄養学科】
「臨床栄養学」を柱としたカリキュラムが編成されており、「医療現場で必要とされる」管理栄養士を養成しています。治療食研究のエキスパートの教授による、実践に即した調理実習も実施されています。
【臨床検査学科】
検体を検査して迅速・正確に医師に報告する臨床検査技師を養成しています。遺伝子検査学、再生医療技術学に関連する授業を展開しており、遺伝子・再生医療の医療技術を身に付けることができます。
【リハビリテーション学科】
幅広い年齢層を対象に、立つ・歩く・座るなど基本動作機能の回復をサポートする理学療法士を養成する〈理学療法学専攻〉と、障がいを持つ人を中心に、書く・着る・食べるなどの応用動作機能の回復をサポートする作業療法士を養成する〈作業療法学専攻〉を設置しています。
【医療福祉学科】
「保健・医療・福祉」の分野で働く相談業務の専門職である「ソーシャルワーカー」を養成する〈 医療福祉学専攻〉と、心理学に関する専門知識と技術をもとに心理的支援を行う心の専門家(公認心理師)を養成する〈臨床心理学専攻〉を設置しています。
【鍼灸サイエンス学科】
「こころ」と「からだ」のバランスを調整し、自然治癒力を引き出す「鍼灸治療」について学ぶことができます。はり師・きゅう師に必要な東洋医学、西洋医学的教養を学ぶ〈鍼灸学専攻〉と、鍼灸学専攻の科目に加え、運動学やトレーニング指導法などのスポーツの専門科目を学ぶ〈鍼灸・スポーツトレーナー学専攻〉が設置されています。
【救急救命学科】
病院前救急医学に関する諸科学と救急・災害医学を学び、幅広い分野で活躍できる救急救命士を養成しています。また、救急救命士として必要とされる「死生観」を構築するための「遺族看護学」「スピリチュアル・ケア概論」を学ぶことができます。
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部キャンパス情報
白子キャンパス
救急救命学科
住所:〒513-8670 三重県鈴鹿市南玉垣町3500番地3
千代崎キャンパス
放射線技術科学科・医療栄養学科・臨床検査学科・リハビリテーション学科・医療福祉学科・鍼灸サイエンス学科
住所:〒510-0293 三重県鈴鹿市岸岡町1001番地1
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