大学入試情報・受験対策
筑波大学社会・国際学群・学類の入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
筑波大学社会・国際学群の受験対策
偏差値・難易度
筑波大学社会・国際学群の偏差値は65.0程度です。共通テストでは、7割以上得点することが合格の目安です。社会学類、国際学類の難易度に差はありません。
入試の特徴・勉強のポイント
筑波大学社会・国際学群の個別学力試験は「社会学類/前期」「国際学類/前期」の入試方式があります。「社会学類/前期」は外国語400点、国語・地理歴史・数学(1科目選択)400点の配点になります。「国際学類/前期」は外国語400点、地理歴史・数学(1科目選択)400点の配点になります。「社会学類/前期」「国際学類/前期」は各科目の配点に偏りはないため、基礎をしっかりと身につけバランスよく学習しましょう。
筑波大学社会・国際学群の科目別傾向と対策
国語の傾向と対策
現代文2題、古文1題、漢文1題の大問4題構成です。現代文の記述問題は解答の字数制限がないため、解答欄の大きさから必要な文字数を推測しなければなりません。そのため、簡潔にまとめる要約力・表現力が必要になります。簡潔に物事を伝えるには語彙力を高めておくと良いでしょう。また、古文では和歌が、漢文では白文が出題される傾向にあるため、確実に解けるよう対策しましょう。
※総合学域群・人文・文化学群・社会・国際学群・人間学群と同様
数学の傾向と対策
文系数学:問題の難易度は標準レベルですが、数学II・数学Bからやや難しい問題が出題されます。ミスなく確実に解答するために教科書の基礎知識を確実に抑えておきましょう。
理系数学:数学III中心の標準的な問題で、微分積分、複素数平面、証明問題が頻出傾向にあります。また、計算量の多い問題が出題される傾向にあるため、過去問や問題集での演習により計算力を鍛えておきましょう。
※総合学域群・社会・国際学群・人間学群・生命環境学群・理工学群・情報学群・医学群と同様
英語の傾向と対策
長文読解2題、英作文1題の3題構成になります。難易度は標準レベルですが、文章量が多い傾向にあります。各大問で700~1000語程度の問題が出題されるため、単語や文法の知識を強化し長文に慣れておきましょう。
※総合学域群・人文・文化学群・社会・国際学群・人間学群・生命環境学群・理工学群・情報学群・医学群と同様
地歴公民の傾向と対策
日本史:古代、中世、近世、近現代の範囲から400字の論述問題が4題出題されます。出題範囲が幅広いため、歴史全体の流れを把握しておきましょう。また、史料問題が頻出傾向にあるため史料集の確認が必要となります。日本史の学習方法として、歴史事項の暗記だけでなく,原因・背景・結果・影響・歴史的意義などを意識して勉強するとよいでしょう。
世界史:大問4題構成ですべて400字の論述問題が出題されます。論述問題には、4~5個の指定語句が提示されています。出題範囲が幅広いため、古代から現代まで幅広く学習する必要があります。
地理:大問4題構成で400字の論述問題が出題されます。また、地形図の変化を背景を踏まえて説明する問題が頻出傾向にあるため、地形や集落の形成・成立過程などの一歩踏み込んだ知識が必要になります。
※総合学域群・人文・文化学群・社会・国際学群・人間学群・生命環境学群と同様
筑波大学社会・国際学群基本情報
公式サイト
筑波大学社会・国際学群:https://www.soc-int.tsukuba.ac.jp/
基本情報
創立年
2007年(学群の改組・再編により設置)
生徒数
716人(2021年5月1日時点)
教育理念
社会・国際学群は、主にディシプリン型の科目を提供する社会学類と問題解決型の科目を主とする国際総合学類で構成され、これらにおける高い専門教育を通じて、現代社会の複雑な様相を読み解き、あるべき方向性を想像し、課題解決に挑み続ける創造的な人材を育成するための教育を提供します。
引用元:筑波大学社会・国際学群
筑波大学社会・国際学群の特徴
社会・国際学群は「社会学類」「国際総合学類」の2つの学類で構成されています。「社会学類」は1、2年次に社会学・法学・政治学・経済学の基礎を中心に学びます。2年次終了時に社会学・法学・政治学・経済学の中から主専攻を選択し、3、4年次に主専攻の専門科目を重点的に学習します。「国際総合学類」は国際関係学と国際開発学の2つの主専攻があります。教育課程は、経済学、国際政治・国際法、文化・社会開発、情報・環境を中心に構成されています。社会学類では金融、メディア、情報通信、サービス業など、国際総合学類ではマスコミ、金融、製造業、流通業などへ就職する傾向にあります。
筑波大学社会・国際学群の学類情報
社会学類
3~4年次に4主専攻(社会学・政治学・法学・経済学)に分かれますが、必要に応じて国際総合学類との共通科目が設定されている他、様々な他学群・学類の授業を受けることも求められます。主専攻分野の学習を深めるために、2~4年次には、少人数形式の入門演習や演習(ゼミナール)が設けられています。
【主な授業】
社会学:社会学研究法・ジェンダー社会論など
法学:民事法概論・信託法など
政治学:国際政治史・国境を超える政治など
経済学:実証分析入門・国際貿易論など
国際総合学類
3年次のはじめに、学生自らが自主的に2つの主専攻(国際関係学・国際開発学)を決定します。両主専攻の科目を幅広く学ぶために、4つの分野(国際政治・国際法、経済学、文化・社会開発、情報・環境)が横断する形で設置されており、これらの幅広い科目を学んだ上で、1つの専門分野を追究していきます。
【主な授業】
国際関係学:安全保障論・国際機構論・国際貿易論など
国際開発学:開発人類学・世界経済史、環境政策論など
筑波大学社会・国際学群キャンパス情報
キャンパス
学部:全学部
住所:〒305-8577 茨城県つくば市天王台1丁目1の1
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