岐阜大学工学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

岐阜大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

岐阜大学工学部の偏差値は、学科・コースによって異なり50.0～57.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6～7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.7～4.1倍で、後期日程の電気電子・情報工学科 情報コースが最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

岐阜大学工学部の入試は、一般選抜と特別選抜の大きく2種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、どちらも大学入学共通テスト（5科7科目）と個別学力検査等の両方の受験が必要です。個別学力検査等の試験科目は、前期・後期日程とも数学・理科・英語の3教科が課されます。個別学力検査等の配点が大学入学共通テストより大きいため、個別学力検査等の対策をを重点的に行うと良いでしょう。

 

 

岐阜大学工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜（前期日程）》

大問5題構成で、数学Ⅰ（データの分析除く）・Ⅱ・Ⅲ・A（場合の数と確率、図形の性質）・B（数列・ベクトル）から出題されます。2023年度では、空間図形の性質、数列、順列、指数関数、数学的帰納法による証明、複素数平面上の図形などが出題されました。解答形式は、すべて記述式となります。また、配点比率はすべて20％となるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

〈教育学部・医学部（医学科）・応用生物科学部（応用生命科学課程・生産環境科学課程）と同様〉

 

《2023年度 一般選抜（後期日程）》

大問5題構成で、数学Ⅰ（データの分析除く）・Ⅱ・Ⅲ・A（場合の数と確率、図形の性質）・B（数列・ベクトル）から出題されます。2023年度では、図形に関する極値、置換積分法、数学的帰納法、指数関数を含む関数の積分、等比級数・漸化式、2次方程式の実数解の存在条件などが出題されました。解答形式は、すべて記述式となります。また、配点比率はすべて20％となるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜（前期日程／後期日程）》

大問2題構成で、どちらも読解問題となります。配点比率は大問1が54％、大問2が46％で、解答形式は記述式となりますが、大半は選択問題となります。設問内容はすべて英文となるため、設問形式に慣れておく必要があります。また、大問2の文章は長めとなっているため、さまざまな問題演習で長文を読むことに慣れておきましょう。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈教育学部・地域科学部・医学部（看護学科）・社会システム経営学環と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜（前期日程／後期日程）》

◎物理

大問4題構成で、物理基礎・物理のすべての範囲から出題されます。解答形式はすべて記述式で、解答だけでなく、導出課程の記述も必要となるため、普段から過程を意識して演習に取り組みましょう。力学、電磁気、波、熱力学など幅広い範囲から出題され、配点比率はすべて25％となります。苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。

〈教育学部・応用生物科学部と同様〉

 

◎化学

大問5題構成で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。解答形式はすべて記述式で、語句解答だけでなく、理由説明や構造式・化学反応式の記述が必要な問題も含まれます。理論・有機・無機のすべての範囲から出題され、配点比率はすべて20％となるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが重要となります。

〈教育学部・応用生物科学部と同様〉

 

 

岐阜大学工学部基本情報

公式サイト

岐阜大学工学部：http://www.eng.gifu-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1952年

生徒数

2,250人（2022年5月1日現在）

教育理念

本学部は，社会，自然，文化等に深い見識，優れた感性，健全な心と倫理観を持つと同時に，専門的職業能力を支える基幹的な体系化された学問を修得し，個性に応じて専門的特化型から幅広い総合型までの多様な能力を持った，人間性豊かで創造力に富んだ技術者の育成を目指します。

 

引用元：教育研究上の目的（学部）｜国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学

 

岐阜大学工学部の特徴

岐阜大学工学部は、社会を支える工業技術者の育成に取り組んでいます。【社会基盤工学科】【機械工学科】【化学・生命工学科】【電気電子・情報工学科】で構成されており、巨大建築物からナノスケールの微小構造、さらに情報産業など、様々な分野の「ものづくり」に対応可能となっています。各学科に複数のコースが設置されており、専門領域に加えて周辺領域についても幅広く学ぶことができます。

 

 

岐阜大学工学部キャンパス情報

柳戸キャンパス

住所：〒501-1193　岐阜県岐阜市柳戸1-1

 

 

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