大学入試情報・受験対策
岩手県立大学社会福祉学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
岩手県立大学社会福祉学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
岩手県立大学社会福祉学部の偏差値は、学科や入試日程によって異なり49.0~55.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は2.2~5.7倍で、募集人員の少ない後期日程の社会福祉学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
岩手県立大学社会福祉学部の入試は、総合型選抜、一般選抜(前期/後期)、学校推薦型選抜(一般/専門高校・総合学科)、帰国生徒選抜、社会人選抜、私費外国人留学生選抜の6種類となります。一般選抜は、大学入学共通テストと個別学力検査等の両方の受験が必要です。大学入学共通テストは前期日程が4~5教科5~6科目、後期日程が3教科3~4科目、個別学力検査等は前期が〈総合問題〉、後期は〈小論文・面接〉が課されます。大学入学共通テストの配点が高めに設定されているため、優先的に学習すると良いでしょう。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択することが大切です。
岩手県立大学社会福祉学部の科目別傾向と対策
総合問題の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜》
大問4題構成で、日本語と英語の読解問題や資料の読み取り問題が出題されます。大問1.2は日本語の読解問題で、高等学校で習得した基礎学力や文章理解力、語彙力、論理的思考力などが問われます。設問はそれぞれ4問ずつ用意されており、漢字の書き取り問題や空所補充問題、抜き出し問題、下線部に関する説明記述問題などが出題されます。大問3は英語の読解問題で、英語読解力や日本語表現力、英語表現力などが問われます。英文和訳や語句整序、適語補充、抜き出し、日本語による説明記述など設問形式は多岐にわたります。大問4は資料の読み取り問題で、与えられた表をもとに、4つの設問に解答します。平均の算出や基準からの増減割合の算出などの基本的な算術能力や、表の数値を折れ線グラフに書き表す能力、図表から読み取った内容を文章化する能力などが問われます。特徴的な問題形式となるため、必ず複数年分の過去問に取り組み、形式に慣れておきましょう。
小論文の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜》
与えられた文章を読んで、2つの設問に解答します。文章の理解力や判断力、論理的思考力、設問の趣旨に沿った表現力などがみられます。設問1は100~130字以内の説明記述問題、設問2は600~800字以内で課題文の内容を踏まえて自身の考えを論述する問題となります。小論文の基本の書き方をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。また、書いた文章は先生に添削してもらうと良いでしょう。
岩手県立大学社会福祉学部基本情報
公式サイト
岩手県立大学社会福祉学部:https://www-welf.iwate-pu.ac.jp/
基本情報
創立年
1998年
生徒数
426人(2023年5月時点)
教育理念
人間の尊厳と社会的正義を尊重する倫理観をもち、幅広い教養と社会福祉学の素養を基に、高度化・多様化した福祉的課題の発見と解決に主体的に取り組む人材を養成すること。さらに、広く社会教育の拠点として、地域社会に知識を還元する役割を果たすとともに、研究機関として、地域とともに福祉的課題の発見とその解決に取り組み、教育と研究を通じた地域貢献を使命とすること。
引用元:大学の教育研究上の目的
岩手県立大学社会福祉学部の特徴
岩手県立大学社会福祉学部は、【社会福祉学科】と【人間福祉学科】の2学科で構成されており、それぞれのアプローチから、福祉的課題の発見と解決に応用的に取り組むことができる人材を育成しています。【社会福祉学科】には〈福祉政策系〉〈コミュニティ福祉系〉〈臨床福祉系〉という3つの教育系が、【人間福祉学科】には〈生涯発達支援系〉〈福祉心理系〉という2つの教育系が設置されています。学科の選択は2年次に行われ、それまでは基礎的な学問を中心に学びを進めます。2年次後期からは教育系に分かれ、より専門的な学びを深めていきます。
岩手県立大学社会福祉学部キャンパス情報
滝沢キャンパス
住所:〒020-0693 岩手県滝沢市巣子152-52
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