甲南大学理工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

甲南大学理工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

理工学部の偏差値は学科ごとに異なりますが45~47.5程度で、甲南大学の学部内では比較的合格のハードルは低くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

理工学部の入試は各科目、基本~標準レベルの問題がほとんどなので、軽率なケアレスミスをしないよう何度も演習することが大切です。物理学科の後期日程は個人面接で物理の基礎学力と学習意欲を試され、機能分子化学科の後期日程は小論文で化学の基礎学力と論理的思考力を試されます。どちらも学科の勉強とは異なる対策が必要になります。

 

 

甲南大学理工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

難易度は基本~標準レベルで、大問4題構成の全問記述式となります。例年大問4については、数Ⅲを含む範囲で微分法、数Ⅲを含まない範囲でベクトルが出題されます。証明問題も出題されるので、教科書を中心に標準問題演習を繰り返し基礎を固めましょう。
※知能情報学部・フロンティアサイエンス学部と同様

 

英語の試験傾向と対策

入試問題の難易度は標準レベルですが、長文読解問題が複数出題されるので時間配分を意識しながら、300~600字程度の英文を読み込み速読力を養いましょう。また、会話文特有の言い回しや文法、語法などの基礎を習得するため、教科書中心の学習を行いましょう。
※知能情報学部・フロンティアサイエンス学部と同様

 

理科の試験傾向と対策

物理:難易度は標準レベルで、解答形式は記述式となります。論述問題も出題されるので、時間配分を意識することが大切です。

 

化学:記述式で解答する問題を中心に出題されます。難度の高い問題も含まれますが、標準問題を確実に解答することを優先しましょう。

 

生物:基本~標準レベルの問題ですが、全分野からまんべんなく出題されます。論述問題も出題されるので時間配分を意識し、教科書を中心に苦手分野をなくすよう基礎知識を定着させる学習を心がけましょう。

 

※知能情報学部・フロンティアサイエンス学部と同様

 

 

甲南大学理工学部基本情報

公式サイト

甲南大学理工学部:https://www.konan-u.ac.jp/faculty/science_and_engineering/

 

基本情報

創立年

1957年

生徒数

675人(2021年04月時点)

教育理念

自然科学の強固な学問的土台を身につけて、純粋理学と応用科学を融合させることのできる能力を養い、時代の変化や科学・技術の新たな展開に対応して創造性を発揮できる人材の育成を目指す。

 

引用:人材養成の目的|甲南大学公開情報|学園案内

 

甲南大学理工学部の特徴

甲南大学理工学部は1957年(昭和32年)に文理学部から独立した理学部を母体に組織改編を経て、現在は3学科を有する学部となります。物理学・生物学・化学各分野におけるさまざまな実験科目で応用力や探求力を身につけることができます。また、グループワークやセミナー、調査研究などを行うことができる最大90名収容可能な「サイエンス・ラーニングコモンズ(SaLaCo)」を設置していることも特徴です。
卒業後は、関西電力㈱、大王製紙㈱、㈱オプテージなど様々な分野・業種への就職が可能です。

 

 

甲南大学理工学部キャンパス情報

岡本キャンパス

学部:文学部・理工学部・経済学部・法学部・経営学部・知能情報学部
住所:〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8丁目9の1

 

 

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