京都府立大学公共政策学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

京都府立大学公共政策学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

京都府立大学公共政策学部の偏差値は、学科によって異なり55.0~57.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、7~8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争率は、前期日程が2.4~2.8倍、後期日程が3.6~3.7倍となり、募集人員の少ない後期日程の競争率が高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

京都府立大学公共政策学部の入試は、一般選抜と学校推薦型選抜の大きく2種類となります。さらに一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査を受ける必要があります。個別学力検査について、前期日程は国語と英語、後期日程では小論文が課されます。配点は、国語と英語がそれぞれ200点、小論文が400点となります。詳細は必ず募集要項で確認し、必要な対策を行いましょう。

 

京都府立大学公共政策学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

例年、大問3題構成で、現代文、古文、漢文の3分野から出題されており、問題文の総合的な理解力と、理解した内容を筋道立てて説明する表現力が問われます。現代文の設問の中には、漢字問題が含まれます。また、論述問題が複数出題されるため、字数制限に注意しながら、設問の趣旨を把握し、自分の考えを的確に表現する必要があります。古文・漢文では、語彙の知識や文法、古典の常識など、基本知識をしっかりと身につけておくことが大切です。出題傾向や形式に慣れるためにも、複数年分の過去問に取り組みましょう。

〈文学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

例年、大問4題構成で、英文和訳問題が2題、長文総合問題が1題、英作文が1題出題されます。英文和訳問題と長文総合問題では、文化・社会・科学的など多岐にわたるテーマの英文が使われるため、様々な話題についての一般的な知識や論理的に考える習慣を身につけることが大切です。英文和訳問題では、英語の単語や表現の意味、文法構造をしっかりと理解しているか、長文総合問題では、英文の論理展開や記述・描写内容が正しく理解できているか、英作文では文法や単語の綴りの正確さ、自然な英語での表現力などが問われます。基本をしっかりと身につけ、複数年分の過去問で出題傾向や形式を把握しておきましょう。

〈文学部と同様〉

小論文の試験傾向と対策

例年、大問3題構成です。与えられた文章や図・表などのデータを読み取り、簡潔に説明する、本文の内容も踏まえた上で自分の考えを述べる、特徴や課題について述べる、著者の見解をまとめる、事例を示しながら自分の考えを述べるなどの設問で、内容が理解できているか、正確にデータを読み取れるか、的確に要約できるか、論理的に述べられているか、などが問われます。文字数は設問によって異なりますが100~800字以内と、記述量が非常に多くなっています。複数年分の過去問などを活用し、実際に書く練習を行いましょう。書いた文章は先生から添削指導を受け、正しい言葉遣いや記述力、表現力などを養いましょう。

 

京都府立大学公共政策学部基本情報

公式サイト

京都府立大学公共政策学部:https://www.kpu.ac.jp/education/public-management/

基本情報

創立年

2008年

生徒数

450人(2022年5月1日現在)

教育理念

生涯にわたる人間発達を多様に実現する社会(福祉社会)を、個人、NPO、地域コミュニティ、企業、行政などが協働して築くために、より高い政策立案能力や問題発見・解決能力を持った人材、地域における福祉や人間形成の担い手となる人材を育成して行きます。

引用元:公共政策学部|教育|京都府立大学

京都府立大学公共政策学部の特徴

京都府立大学公共政策学部は、「福祉社会の実現を目指し、公共政策を拓く」ことを目的とし、【公共政策学科】と【福祉社会学科】の2学科を設置しています。各学科の専門分野のほか、学部共通科目群が用意されており、学びの範囲を広げて特定のテーマを深めることができます(副専攻制度)。公共政策学科には、〈社会福祉プログラム〉と〈人間形成プログラム〉、福祉社会学科には、〈社会保障プログラム〉と〈自治体政策プログラム〉と、それぞれの学科に2つ副専攻プログラムが設置されています。

 

京都府立大学公共政策学部キャンパス情報

下鴨キャンパス

学部:全学部

住所:〒606-8522 京都府京都市左京区下鴨半木町1-5

 

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