大学入試情報・受験対策
京都精華大学マンガ学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
京都精華大学マンガ学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
京都精華大学マンガ学部の偏差値は47.5程度で、大学入学共通テストにおいては6.5～7.5割程度の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は5.97～6.95倍で、アニメーション学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
京都精華大学マンガ学部の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用入試の大きく4種類となります。一般選抜は1期と3期のみで、1期は学力2科目方式（5科目から選択）、小論文方式、イメージ表現方式、鉛筆デッサン方式に分かれています。学力2科目方式の選択可能科目は、国語・数学・英語・日本史B・世界史Bとなります。試験時間や配点、その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
〈芸術学部・デザイン学部と同様〉
京都精華大学マンガ学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
大問2題構成で、国語総合（古典を除く）・現代文Bから出題されます。解答形式はマーク式が大半ですが、思考力・判断力・表現力を評価するため、30～50字程度の記述式の設問が2問程度含まれます。大問は2題とも長文読解問題で、内容理解に関する問題のほか、漢字や接続詞、慣用句などの知識問題も出題されます。さまざまなテーマの文章を読み、読解力や精読力養いましょう。また、知識問題は複数問出題されるため、得点源とするためにもしっかりと対策しておく必要があります。
〈国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・人間環境デザインプログラムと同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
大問4題構成で、解答形式はすべてマーク式となります。分数や小数、根号を含む形で解答する必要のある問題も含まれるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。数学Ⅰ・Aのすべての範囲から出題され、幅広く数学の基礎的な力の有無が問われます。苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式をしっかり把握しておきましょう。
〈国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・人間環境デザインプログラムと同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
大問4題構成で、解答形式はすべてマーク式となります。マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。英語の読解力や日常会話表現の理解、語彙力、語法・文法に至る英語の総合力が問われます。内容は長文読解、会話文、並び替え、適語補充問題で、並び替え問題は設問1つにつき2つ解答し、両方正解でなければ得点となりません。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
〈国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・人間環境デザインプログラムと同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
・日本史B
大問4題構成で、解答形式はすべてマーク式となるため、マーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。用語や年代、時代ごとの出来事や制度、時代背景、出来事の前後関係など、日本史の基本的な知識の有無が問われます。大問ごとに、文章や年表、地図などが与えられ、それらを正確に読み取る力も求められます。原始～近現代に至るまで、幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
・世界史B
大問4題構成で、解答形式はすべてマーク式となるため、マーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。出題は特定のテーマや地域に限定せず、用語や歴史の変遷、地理的な理解など、世界史の基本的な知識の有無が問われます。大問ごとに短めの文章や地図、年表などが与えられるため、それらを正確に読み取り適切に解答する力が求められます。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式などを確認しておきましょう。
〈国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・人間環境デザインプログラムと同様〉
小論文の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
試験時間90分で、課題文を読み、2つの設問に解答します。設問1は説明記述を50～100字以内で、設問2は課題文の内容を踏まえて400～600字以内で論述する問題となります。課題文の内容を正しく理解し、自分の意見を論理的に記述できる表現力が必要となります。小論文の書き方をマスターし、さまざまなテーマの文章に触れ、実際に記述する練習を行いましょう。書いた文章は先生に添削してもらうことで、精度を上げておくことが大切です。
〈国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・人間環境デザインプログラムと同様〉
イメージ表現の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
試験時間180分で、B4サイズの画用紙、B5サイズの作文用紙、A4サイズの下書き用紙、ペットボトル水が支給され、画用紙に印刷された図形から発想される世界を、絵と文章で表現する問題となります。文章は、試験時間内に作文用紙に収めて作成する必要があります。評価ポイントとして、発想力や表現力、構成力が重視され、絵と文章の両方で独自の世界観やアイデアが表現されているかが見られます。
〈芸術学部・デザイン学部と同様〉
鉛筆デッサンの試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
試験時間180分で、2種類のモチーフとB3サイズの画用紙が支給され、それぞれのモチーフを机上に配置して鉛筆で描写する問題となります。出題内容によっては、制作条件が指示されるため必ず目を通しておきましょう。評価のポイントとして、定型物の形・比率の正確さや各モチーフ間の大きさのバランス、立体感や重量感、質感や色の違いが表現できているかが見られます。また、モチーフによって作り出される奥行きや差し込む光、空気感、絵としての世界観を意識しているかも評価されます。
〈芸術学部・デザイン学部と同様〉
京都精華大学マンガ学部基本情報
公式サイト
京都精華大学マンガ学部：https://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/manga/
基本情報
創立年
2006年
生徒数
1,305人（2023年5月1日現在）
教育理念
マンガ文化の再評価とともに重要視されるマンガやアニメーションの制作と理論について多角的な教育研究を行い新たな可能性を探求すること、およびマンガ文化の継承と発展に貢献する資質を備えた、よりよき社会人としての人間形成を行うことを目的とする。
京都精華大学マンガ学部の特徴
京都精華大学マンガ学部は、【マンガ学科】と【アニメーション学科】で構成された、日本で唯一のマンガ学部となります。マンガ家やアニメーション作家から、画力や構成力、ストーリー、キャラクターのつくり方を学ぶことができるだけでなく、原作者、編集者から業界や作品の歴史、ヒットする企画の立て方なども学ぶことができます。〈イラスト講座〉や〈ゲーム作画演習〉など、学部共通の実技科目も充実しており、表現の幅を広げることができます。
京都精華大学マンガ学部キャンパス情報
キャンパス
住所：〒606-8588 京都府京都市左京区岩倉木野町137
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