大学入試情報・受験対策
宮城大学食産業学群に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
宮城大学食産業学群に合格するための受験対策
偏差値・難易度
宮城大学食産業学群の偏差値は、入試日程によって異なり45.0~47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~5.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、前期日程が1.3倍、後期日程が1.7倍となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
宮城大学食産業学群の入試は、一般選抜と特別選抜の大きく分けて2種類があります。さらに、一般選抜は前期と後期の2日程、特別選抜は総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国子女入試・社会人入試・外国人留学生入試の5種類に分かれています。一般選抜の試験内容は、両日程とも5~6教科7~8科目の大学入学共通テストと〈外国語・理科・数学〉が課されます。大学入学共通テストと個別学力検査の成績を基本として、調査書等の内容を総合的に判定して選抜を行いますが、合否判定に用いた教科等において得点のない教科等があった場合は、不合格となるため注意が必要です。各教科ともまんべんなく学習しましょう。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択することが大切です。
宮城大学食産業学群の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間90分の100点満点で、解答形式はすべて記述式となります。大問6題構成で、大問1~3が必答問題、大問4~6は選択問題となり、いずれか1題を選択して計4題を解答します。数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの範囲から出題されますが、選択問題によって範囲は異なります。大問1は小問集合で、数学Ⅰ・Ⅱの範囲から、教科書の演習問題レベルの問題が出題されます。大問2以降は単元ごとの問題で、実数のうち循環小数の表示方法とその有理数としての表示に関する基本的な問題や三角関数の加法定理、確率、平面ベクトル、確率変数の期待値(平均)・分散などに関する問題となります。苦手分野を作らないようまんべんなく学習したうえで複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
〈事業構想学群と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
大問5題構成で、解答形式は選択式と記述式となります。大問1.2は長文読解問題で、大問1は文の構造や文法、語彙を理解した上で、全体の内容を把握できるかが、大問2は文章を読み大意とその論理展開を理解できるかが問われます。大問3.4は会話文問題で、大問3は基本的な英文法および基本語彙の用法を理解し、英語で表現する際に応用できるかを問う空所補充問題、大問4は場面に応じた日常会話表現の理解を問う問題が出題されます。大問5は英作文問題で、提示されている条件に従い、題目に関する自身の意見を述べることができかが問われます。出題傾向や形式などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
〈看護学群・事業構想学群と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間90分の100点満点で、解答形式は選択式と記述式となります。化学もしくは生物のいずれか1科目を選択して解答します。
・化学
大問4題構成で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。2023年度は酸化還元やアルカリ土類金属の基本的な性質、脂質、熱エネルギーなどに関する問題が出題されました。幅広い範囲から出題され、正確に計算する力や実験内容を読み取る力、正しく化学反応式を記述する力などが問われます。苦手分野を作らないようまんべんなく学習したうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
・生物
大問4題構成で、生物基礎・生物のすべての範囲から出題されます。2023年度は光合成や血球細胞の性質や循環のしくみ、窒素循環、生態系を流れるエネルギー、光周性を示す細胞分裂に関する問題などが出題されました。実験に関する問題が頻出となるため、演習問題で出題形式に慣れておきましょう。また、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
宮城大学食産業学群基本情報
公式サイト
宮城大学食産業学群:https://www.myu.ac.jp/academics/food/
基本情報
創立年
2017年
生徒数
547人(2023年5月1日時点)
教育理念
食資源開発及び食材生産から食品製造・流通・消費に至るまでのフードシステムについて幅広い科学的知識と技術を持ち、豊かな人間性に基づいて食産業全体及び地域社会を理解し、東北地域から世界まであらゆるレベルで食の未来を開拓できる意欲と能力を有する人材を育成すること。
引用元:教育研究上の目的(学群/大学院)
宮城大学食産業学群の特徴
宮城大学食産業学群には、【生物生産学類】と【フードマネジメント学類】が設置されており、科学的素養に基づきながら地域資源を活用し国際的視点で食産業の課題を自発的に解決して、未来を開拓できる能力を育成しています。
【生物生産学類】
地域の生物資源の高付加価値化や生産方法に関する知識・技術を身につけることができます。
【フードマネジメント学類】
フードシステムの構築に必要なサイエンスとビジネスの両面の知識・技術を身につけることができます。
宮城大学食産業学群キャンパス情報
太白キャンパス
住所:〒982-0215 宮城県仙台市太白区旗立二丁目2番1号
オンライン家庭教師WAMの宮城大学食産業学群受験対策
宮城大学食産業学群の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、宮城大学食産業学群の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。