日本福祉大学社会福祉学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本福祉大学社会福祉学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

日本福祉大学社会福祉学部の偏差値は、専修によって異なり35.0~37.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、3.5~5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.00~2.57倍で、子ども専修の前期日程A方式(3教科型)が最も高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

日本福祉大学社会福祉学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の大きく3種類となります。一般選抜はさらに、一般入学試験と大学入学共通テスト利用入学試験の2種類があり、それぞれ前期・中期・後期に分かれています。一般入学試験の前期日程では、A方式(3教科型)・B方式(2教科型)・共通テストプラス方式の3つの試験方式があり、それぞれ併願が可能となっています。一般入学試験の学力試験は、【数学、国語、外国語、地歴・公民または理科または理科(基礎)】から選択して受験します。入試ガイドで詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

〈経済学部/教育・心理学部/スポーツ科学部と同様〉

 

日本福祉大学社会福祉学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般入学試験》

例年、試験時間60分の大問2題構成で、どちらも現代文からの出題となります。解答形式はすべてマーク式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問は2題とも小説と評論文の読解問題で、適語補充や傍線部の内容、内容合致など内容把握に関する問題のほか、漢字やことわざ、文学史などの知識問題も出題されます。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておくと良いでしょう。

〈経済学部/教育・心理学部/国際福祉開発学部/健康科学部/看護学部/スポーツ科学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《一般入学試験》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式は前期日程が記述式、中期・後期日程がマーク式となります。大問1~3は数学Ⅰ・Ⅱ・Aから、大問4は数学Ⅲ・Bからの出題で、大問1.2は必須解答、大問3.4は試験時にどちらか1問を選択して解答します。出題範囲は、3次方程式の係数決定や反復試行の確立、絶対値、指数関数、分数式の恒等式、円順列、対数関数、図形と方程式、三角比、三角関数など多岐にわたるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習する必要があります。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

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英語の試験傾向と対策

《一般入学試験》

例年、試験時間60分の大問5題構成で、解答形式はすべてマーク式となります。大問1.2は長文読解問題で、それぞれ10問程度の設問で内容の理解が問われます。大問3~5は、空所補充や語句整序による語彙・文法問題となります。全体的な難易度は基本~標準レベルとなるため、単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけ、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈経済学部/教育・心理学部/国際福祉開発学部/健康科学部/看護学部/スポーツ科学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《一般入学試験》

試験時間60分の100点満点で、解答はすべてマーク式となります。

 

・日本史B

例年、大問4題構成で、古代~近代史の幅広い時代の政治史や外交史、文化史、社会経済史について問われます。空所補充問題や下線部に関する語句選択問題を中心に、史料や地図を用いた問題も出題されます。全体的な難易度は標準レベルとなるため、教科書を中心に学習し、史料集や地図帳にも目を通しておきましょう。

 

・世界史B

例年、大問4題構成で、欧米や中国史を中心としたアジアに関する問題などが出題されます。それぞれの地域の古代から現代にいたるまでの幅広い時代の政治史や外交史に関する理解が問われます。設問形式は正誤文選択が中心ですが、写真や彫刻、建造物などの資料問題も含まれます。全体的な難易度は標準レベルとなるため、教科書に記載されている重要語句を中心に、基礎をしっかりと固めましょう。

〈経済学部/教育・心理学部/国際福祉開発学部/健康科学部/スポーツ科学部と同様〉

 

日本福祉大学社会福祉学部基本情報

公式サイト

日本福祉大学社会福祉学部:https://www.n-fukushi.ac.jp/education/academics/social-welfare/

基本情報

創立年

1957年

生徒数

1,275人(2023年5月1日現在)

教育理念

学部・学科における教育の目標に関する規則

社会福祉学部は、大学の建学の精神を踏まえて設定した、3つの能力「学ぶ力(学習意欲・目的・方法の自覚)」「つながる力(対人関係能力)」「やりとげる力(問題解決能力)」を、体系的に習得することを共通の目的とする。こうした幅広い学びと実践を通して、次のような人材を育成することを目指す。

(1) 人間の福祉の増進を目指して、社会の変革を進め、さまざまな問題解決を図れるようなソーシャルワーカーとしての専門職

(2) 国際化・情報化・高度技術化に対応でき、さまざまな社会的活動と連携できる人

(3) 豊かな教養と人間性・創造性を備えた人

(4) 大学院や教職を目指す人や、社会福祉の学びをした幅広い企業人

引用元:日本福祉大学の学部・学科における教育の目標に関する規則

日本福祉大学社会福祉学部の特徴

日本福祉大学社会福祉学部は、〈行政専修〉〈子ども専修〉〈人間福祉専修〉〈医療専修〉が設置されており、人と地域の幸せの実現に向けた「ふくし」のスペシャリストを育成しています。学外での体験を重視しており、「サービスラーニング型」や「多職種連携型」など、専修ごとに特色ある演習を行っています。全専修で社会福祉士国家試験受験資格が取得可能となっているほか、専修によっては「保育士」「精神保健福祉士」などとのダブルライセンスを目指すことができます。

 

日本福祉大学社会福祉学部キャンパス情報

美浜キャンパス

住所:〒470-3295 愛知県知多郡美浜町奥田

 

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