帯広畜産大学畜産学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

帯広畜産大学畜産学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

帯広畜産大学畜産学部の偏差値は、課程によって異なり47.5～60.0程度となります。大学入学共通テストでは、5～8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争倍率は、共同獣医学課程が4.56～7.7倍、畜産科学課程が1.86～2.56倍となり、どちらも募集人員の少ない後期日程の方が高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

帯広畜産大学畜産学部の入試は、一般選抜、特別選抜、私費外国人留学生特別選抜の大きく分けて3種類となりますが、共同獣医学課程は一般選抜のみ実施されます。一般選抜は、前期・後期日程の2つの区分に分かれており、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査等の成績、及び調査書の内容を総合して選抜されます。大学入学共通テストは、両日程とも5教科7科目の受験が必要となり、個別学力検査等は、前期日程が〈総合問題〉、後期日程は〈小論文・面接〉が課されます。配点は大学入学共通テストの方がやや高めに設定されていますが、どちらもバランスよく対策を行うことが大切です。試験科目や配点などの詳細、その他の選抜については入学者選抜要項や学生募集要項を確認し、自分に合った入試区分を選択して受験勉強に取り組みましょう。

 

 

帯広畜産大学畜産学部の科目別傾向と対策

総合問題の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間100分の大問5題構成で、英語、物理、化学、生物、数学から各1題ずつ出題されます。大問1の英語が解答必須で、残り4問（4科目）から2問（2科目）を選択して解答します。解答形式は全て記述式となり、出題範囲は、英語がコミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、物理・化学・生物はそれぞれの基礎分野と応用分野、数学は数学Ⅰ・Ⅱ・Aの全範囲と数学B（数列・ベクトル）となります。各科目とも基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問に取り組み出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

小論文の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 後期日程》

〇共同獣医学課程

試験時間90分で、英文記事を読み設問2問に解答します。問1は、英文の概要を600字以内の日本語でまとめる問題、問2は、問1でまとめた内容を踏まえて自分の意見・考えを400字以内の日本語で論述する問題となります。問われたことを適切に理解し、要点を文章で表現する能力や自分の考えや意見を述べる能力が問われます。

 

〇畜産科学課程

試験時間90分で、与えられた問題文とグラフを読み解き設問1問に解答します。2023年度は、日本の食料消費支出の変化に対して、食料供給にかかわる産業が今後どのような役割を果たすべきと考えられるかを、グラフから読み取れる変化を説明したうえで、自分自身が帯広畜産大学で学びたいことと関連させて、1,000字程度で論述する問題が出題されました。グラフを適切に読み解く能力や課題を提起する能力、解決法に関する思考能力などが問われます。

 

どちらも小論文の基本の書き方をマスターし、複数年分の過去問を活用して実際に書く練習を行いましょう。書いた文章は先生から添削指導を受けることで、正しい言葉遣いや表現力などを養うことが大切です。

 

面接の試験傾向と対策

《一般選抜 後期日程》

複数の面接官による個人面接が実施され、コミュニケーション能力や学習意欲が評価されます。先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接に取り組み、面接の雰囲気や緊張感に慣れておくことが大切です。

 

 

帯広畜産大学畜産学部基本情報

公式サイト

帯広畜産大学畜産学部：https://www.obihiro.ac.jp/navi-sch-agrc-anim-sci

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

1,139人（2023年5月1日現在）

教育理念

学部の目的

学術文化の中心として広く知識を授けるとともに深く専門の学芸を教授研究し，国家社会に寄与し得る人材の育成につとめ，あわせて産業の興隆と文化の進展に貢献することを目的とする。

 

畜産学部

・共同獣医学課程は，獣医・農畜産融合の視点から，動物生命・生産・管理に秀でた獣医師の養成を目的とする。

・畜産科学課程は，獣医・農畜産融合の視点から，農場から食卓まで生命・食料・環境を科学し，農畜産の幅広い分野で活躍する専門職業人の育成を目的とする。

 

引用元：大学の教育研究上の目的に関することー帯広畜産大学

 

帯広畜産大学畜産学部の特徴

帯広畜産大学畜産学部には、6年制の【*共同獣医学課程】と、4年制の【畜産科学課程】が設置されています。共同獣医学課程には〈獣医学ユニット〉が、畜産科学課程には〈家畜生産科学ユニット〉〈環境生態学ユニット〉〈食品科学ユニット〉〈農業経済学ユニット〉〈農業環境工学ユニット〉〈植物生産科学ユニット〉が設定されており、食の安全・環境・生命に携わる幅広い分野でグローバルに活躍することができる高度専門職業人を育成しています。畜産科学課程のユニット選択は2年次となり、1年次には、農畜産のさまざまな分野についての基礎知識を学習します。

＊共同獣医学課程：北海道大学獣医学部との共同獣医学課程

 

 

帯広畜産大学畜産学部キャンパス情報

キャンパス

学部：畜産学部

住所：〒080-8555　北海道帯広市稲田町西2線11番地

 

 

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