大学入試情報・受験対策
岡山県立大学情報工学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
岡山県立大学情報工学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
岡山県立大学情報工学部の偏差値は、学科や入試日程によって異なり45.0～50.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5～6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は3.1～4.1倍で、前期日程の情報システム工学科と中期日程の情報通信工学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
岡山県立大学情報工学部の入試は、一般選抜と特別入試の大きく分けて2種類となります。さらに、一般選抜は前期と中期の2日程、特別選抜は学校推薦型選抜・帰国生入試・私費外国人留学生入試の3種類に分かれています。一般選抜について、両日程とも大学入学共通テスト〈4教科6科目〉と個別学力検査等〈数学・書類審査〉の受験が必要です。配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、優先的に学習すると良いでしょう。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行うことが大切です。
岡山県立大学情報工学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《一般選抜 前期日程》
試験時間120分の300点満点で、解答形式はすべて記述式となります。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B（数列・ベクトル）の幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習しましょう。2023年度は大問4題構成で、複素数や不等式、ベクトルを利用した平面図形、微分、積分、確率などに関する問題が出題されました。設問数がそれほど多くないため、ひとつひとつの配点が高くなっています。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧に解答することを心がけましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
岡山県立大学情報工学部基本情報
公式サイト
岡山県立大学情報工学部：https://www.oka-pu.ac.jp/faculty/engineering/
基本情報
創立年
1993年
生徒数
581人（2023年5月1日時点）
教育理念
情報通信工学科
日々進歩し続ける情報通信技術（ICT）を支えている情報工学、通信工学、電子工学の3つの学問領域を共通の基盤として、各種情報システムの知能化等に必要となるソフトウェア技術及びシステムの超高速化等に欠かせないハードウェア技術を有し、ICTの利用者視点を理解するとともに、豊かな教養と人間性に基づくグローバルな視点から主体性・協調性をもって社会に貢献できる情報通信技術者を育成する。
情報システム工学科
コンピュータの発展に貢献できる情報工学、力学に基礎を置くものづくりのための機械工学、人間と機械やコンピュータを結びつけるインタフェース工学などの学問を修得し、領域横断型のエンジニアとしてのセンスをもって、グローバル社会において豊かな教養と人間性に基づき、新たな工学的価値の創出に積極的に参加できる技術者を育成する。
人間情報工学科
人間の生活環境を支える情報工学と、人間の能力や特性をモデル化する生体機能学、情報技術をものづくりに活かした機器設計学の3つの学問領域に関する深い知識及び技術の活用と、豊かな教養と人間性に基づき、グローバルな視点から多種多量な情報が組み込まれた人間との高い親和性をもつ新たなソフトウェア・ハードウェアの設計・開発ができる技術者を育成する。
岡山県立大学情報工学部の特徴
岡山県立大学情報工学部は、【情報通信工学科】【情報システム工学科】【人間情報工学科】の3学科で構成されています。
【情報通信工学科】
情報工学・通信工学・電子工学の3領域の学問を基盤に、情報システムの知能化に必要なソフトウェア技術と、システムの高速化に欠かせないハードウェア技術の両方を学ぶことができます。
【情報システム工学科】
領域横断型のエンジニアとしてのセンスを持ち、新たな工学的価値の創出に積極的に参加できる人材の育成に取り組んでいます。情報工学、機械工学、インタフェース工学などを学ぶことができます。
【人間情報工学科】
使用する人の特性やニーズに沿った「もの」や「サービス」を設計できる人材の育成に取り組んでいます。人間系のサイエンスと情報系のエンジニアリングの知識を融合的に学ぶことができます。
岡山県立大学情報工学部キャンパス情報
キャンパス
〒719-1197 岡山県総社市窪木111
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