大阪大学工学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

工学部の偏差値は学科によって異なりますが60～62.5程度です。大阪大学の学部内では比較的合格のハードルは低いですが、共通テストの得点率は8割程度が合格の目安となるため、入念な準備が必要になります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

大阪大学工学部の入試問題はやや難～難レベルの出題で、ただ暗記するだけでは太刀打ちできないため、各科目の本質理解と論述問題での高い記述力が必要になります。数学と理科の配点が高くなっているため、過去問を解き込み確実に得点できるようにしましょう。個別学力試験の配点が7割程度を占めているので、共通テスト対策と並行して個別学力試験の対策も必要となります。

 

 

大阪大学工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

難度の高い問題が出題されます。複合問題と証明問題が頻出で、高い計算能力と論理的思考力が必要になります。微積分・数列・ベクトルが頻出です。教科書を中心に基礎力を身につけ、問題演習を繰り返し応用力を高めましょう。
※理学部・医学部・歯学部・薬学部・基礎工学部と同様

 

英語の試験傾向と対策

例年大問4題構成で、比較的難易度が高い問題が出題されます。一般の単語帳には載っていない単語が出題されることもあります。長文読解問題では、速読力と精読力の両方が必要になります。語彙力と理解力を養うためにも、過去問で演習を重ねることが重要です。
※文学部・人間科学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・歯学部・薬学部・基礎工学部と同様

 

理科の傾向と対策

物理：難度の高い問題が出題されます。小問は確実に解答できるように基礎を徹底的に固め、たくさん問題演習をこなして応用力を養いましょう。

 

化学：理論化学、有機化学、無機化学、高分子化合物から1題ずつ出題されます。反応式を書かせる問題、論述問題、図示問題が多いことが特徴です。過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。

 

生物：問題文が長く、解答が計算などを含む論述問題であることが特徴です。DNAと遺伝子発現や酵素反応などが頻出ですが、暗記に頼ることなく基本事項の本質理解と記述力の向上に努めましょう。

 

※理学部・医学部・歯学部・薬学部・基礎工学部と同様

 

 

大阪大学工学部基本情報

公式サイト

大阪大学工学部：https://www.eng.osaka-u.ac.jp/ja/

基本情報

創立年

1933年

生徒数

3,632人（2021年05月時点）

教育理念

自然と人類との調和を図り，真の豊かさを持つ安心及び安全な社会の実現を目指し，体系化された工学基礎学力，幅広い教養及び高い倫理観に立脚した総合的判断力を有し，主体的に課題を設定して積極的に問題を解決することのできる創造性豊かな技術者・研究者の育成を図ること

 

引用元：大阪大学　各学部の目的

 

大阪大学工学部の特徴

大阪大学工学部は1896年(明治29年)に設立された大阪工業学校を母体とし、幾度の改編を経て1933年(昭和8年)に設置されました。現在は「応用自然科学科」「応用理工学科」「電子情報工学科」「環境・エネルギー工学科」「地球総合工学科」の5学科を有します。醗酵や溶接など特色のある学科を率先して創設し、研究や教育内容の変更とともに、教育方法やカリキュラムなどを絶えず改めていく先進的な気風が特徴です。また、新しい大学の形を創造するための組織として国内の工学部で初めて「フロンティア研究機構」が設立されました。

 

 

大阪大学工学部キャンパス情報

吹田キャンパス

学部：工学部
住所：〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2の1

 

 

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