小樽商科大学商学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

小樽商科大学商学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

小樽商科大学商学部の偏差値は、昼間コース・夜間主コースともに50.0程度となります。大学入学共通テストでは、6~7.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争倍率は、昼間コースの前期日程が1.83倍、後期日程が1.54倍、夜間主コース前期日程が3.32倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

小樽商科大学商学部の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜、グローカル総合入試(総合型選抜)、帰国子女入試、私費外国人留学生入試、社会人入試の大きく6つの選抜方式があります。各選抜は、コースによって実施の有無が異なるため注意しましょう。一般選抜は前期日程と後期日程で実施され、大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります(夜間主コースは前期日程のみ)。昼間コースは、前期日程が大学入学共通テスト5~6教科7科目と個別学力検査〈国語・数学・外国語〉の成績並びに調査書の総合、後期日程は大学入学共通テスト5~6教科7科目と調査書および志願者本人が記載する資料の総合、夜間主コース前期日程は大学入学共通テスト3教科4科目と個別学力検査〈外国語〉の成績並びに調査書を総合して判定されます。いずれも配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、優先的に対策を行いましょう。試験科目や配点、その他の選抜方式などの詳細は、必ず募集要項を確認し、自分に合った選抜方式を選択して受験しましょう。

 

 

小樽商科大学商学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜(前期日程/昼間コースのみ)》

試験時間100分の大問4題構成で、現代文が2題、古文・漢文がそれぞれ1題ずつ出題されています。全体的な難易度は標準レベルですが、分量が多く、大半が記述式の問題のため、試験時間に余裕はありません。現代文の設問には、漢字の読み取り問題、書き取り問題が含まれているため、日頃からコツコツと学習し多くの漢字を身につけておきましょう。また、筆者の考えを書く問題や指示内容を記載する問題をメインに、要約問題なども出題されます。古文・漢文では、古典文法や文学知識、作者や時代背景、読み下し文、内容把握などが問われます。基本事項をしっかりと押さえ、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。

 

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜(前期日程/昼間コースのみ)》

試験時間100分の大問5題構成です。第一群(数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを総合して出題)と第二群(数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bを総合して出題)に分かれており、受験時にいずれかを選択し、大問1~3は共通問題、大問4は第一群のみ解答、大問5は第二群のみ解答します。大問1.3は穴埋め形式の小問集合で、様々な分野から出題されます。その他の大問も幅広い分野から出題されますが、全体的な難易度は基礎~標準レベルとなります。中でも関数と微分積分は頻出傾向にあるため、重点的に対策を行うことが大切です。基本事項をしっかりと押さえ、教科書の章末問題や標準レベルの問題集なので演習を重ね、複数年分の過去問で出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜(前期日程)》

試験時間100分の大問5題構成で、長文読解問題3題、英作文問題2題が出題されており、非常に分量が多くなっています。設問は英語で解答する問題がほとんどで、質問文を作成する問題や簡潔な英文で要約する問題、自然な英語で会話文を作成する問題など特徴的な出題形式となり、文章の読解・内容把握、英語による表現・記述力などが問われる試験となります。英単語や文法、イディオム、会話表現、構文などの基本事項を確実に押さえ、長文読解と英作文の対策をしっかりと行いましょう。複数年分の過去問にも取り組み、出題形式や傾向、時間配分を確認しておくことが大切です。

 

 

小樽商科大学商学部基本情報

公式サイト

小樽商科大学商学部:https://www.otaru-uc.ac.jp/education/#education01

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

2,232人(2023年5月1日現在)

教育理念

大学(学部)の目的

1.小樽商科大学は、現代社会の複合的、国際的な問題の解決に貢献しうる広い視野と深い専門的知識及び豊かな教養と倫理観に基づく識見と行動力により、社会の指導的役割を果たす品格ある人材の育成を目的とする。

2.小樽商科大学は、前項の目的を達成するために、多様な学問分野の修得と課題を発見し考察する力の涵養をめざす実学教育を実践するとともに、それを支える高い水準の研究を推進し、国際交流の促進、学習環境の改善、課外活動の支援及び教職員と学生の交流等に努める。

 

引用元:大学教育情報|国立大学法人 北海道国立大学機構 小樽商科大学

 

小樽商科大学商学部の特徴

小樽商科大学商学部は、【経済学科】【商学科】【企業法学科】【社会情報学科】で構成されています。

 

【経済学科】

論理的な思考力、国際的な視野、実践的な能力を育成しています。経済学に加え、商学、経営学、会計学、法律、情報科学などを学ぶことができます。

 

【商学科】

ビジネスを行うための理論と方法を学ぶことができます。「商学講座」「経営学講座」「会計学講座」の3つの講座に分かれており、学生は各講座の専門科目を自由に組み合わせて学ぶことができます。

 

【企業法学科】

基本的な法律の知識を学んだ上で、労働法や国際経済法など企業人が知るべき各種の法律を学びます。「基礎法講座」と「企業法講座」の2つの講座が設置されています。

 

【社会情報学科】

最先端の情報社会で活躍する、科学的・合理的なセンスを身に付けることを目指します。〈オペレーションズ・リサーチ〉や〈ビジネスシステム論〉、〈コンピュータネットワーク論〉といった講義が開講しています。

 

 

小樽商科大学商学部キャンパス情報

キャンパス

住所:〒047-8501 北海道小樽市緑3-5-21

 

 

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