大学入試情報・受験対策
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部の偏差値は、入試方式によって異なり40.0~42.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.0~1.8倍で、共通テスト方式(7科目型)が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部の入試は、国内学生用と国際学生用の大きく2種類に分かれています。国内学生用には、総合型選抜、帰国生徒(海外就学経験者)選抜/国際バカロレア(IB)選抜、一般選抜、秋期入試(9月入学)、編入学・転入学、学校推薦型選抜の6種類があります。一般選抜は、2月実施と3月実施に分かれています。2月実施は本学独自試験が【前期方式・英語重視方式・共通テスト併用方式】の3種類、共通テスト方式が【7科目型・5科目型・3科目型】の3種類となります。3月実施は、本学独自試験が【後期方式・共通テスト+面接方式】の2種類、共通テスト方式(後期型)が【5科目型・4科目型・3科目型】の3種類となります。試験内容は、入試方式によって異なるため注意が必要です。入学試験要項で詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行いましょう。
〈アジア太平洋学部・国際経営学部と同様〉
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
・前期方式/英語重視方式
試験時間80分の大問3題構成で、現代文から2題、古文から1題出題されます。大学入学後の学びをスタートするにあたって、必要となるレベルの文章読解力が備わっているかがみられます。文章全体の流れの中で語句や趣旨を適切に理解する力や、読解力、文法や語彙などの基礎知識などが問われます。評論文の読解問題に取り組み、読解力や語彙・句法・表現技法などを身につけましょう。古文は基礎的な知識だけでなく、物語や日記の中の和歌の技法・形式についても学習しておく必要があります。
・共通テスト併用方式/後期方式
試験時間80分の大問2題構成で、どちらも現代文からの出題となります。現代社会の諸事象や文化・思想・言語・歴史をテーマとした論理性や批判性のある文章が出題され、文章を論理的に読解できる力があるかどうかが問われます。論理的な文章を読解するため、文脈の中で語句の意味を理解すること、概念語(抽象語)を使いこなせること、文章の構造を大局的かつ俯瞰的に把握し、筆者の思考や論理の道筋を正確にたどる力が必要となります。さまざまな話題に興味・関心を持ち、幅広い読書を通して、精密で批判的な思考を可能とする豊かな概念と語彙を養いましょう。
〈アジア太平洋学部・国際経営学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
試験時間80分の100点満点で、政治経済・日本史B・世界史B・地理B・数学から1科目を選択して受験します。数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)の幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。基礎知識の習得だけでなく、基礎知識を応用する力や論理的思考能力、文章を読み取り、その状況を数学を用いて表現する力などが問われます。また、解答形式はすべて記述式となるため、分かりやすく簡潔に記述することを心がけましょう。
〈アジア太平洋学部・国際経営学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
試験時間80分の大問5題構成となります。全方式で共通問題となりますが、配点は前期方式と後期方式が120点、英語重視方式が150点、共通テスト併用方式が100点と異なります。解答形式はすべてマーク式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問1.2は長文総合問題で、750~850語程度の英文をもとに大意把握や内容理解の力が求められます。大問3は会話文問題で、2人の対話の中の空所を埋める適切な表現を選択肢から選ぶ形式となります。大問4は文法・慣用句問題が空所を埋める形式で出題され、動詞や形容詞、前置詞、副詞、接続詞などさまざまな品詞に関する知識が問われます。大問5は語彙に関する問題で、空所補充や文中の下線部と同じ意味の語を選択する問題などが出題されます。ひとつの単語に対する深い理解が必要となります。単語や文法、イディオムなどの基礎知識を身につけるだけでなく、英文を効率よく正確に読むため、普段から精読と多読をバランスよく行うことが重要となります。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
〈アジア太平洋学部・国際経営学部と同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
試験時間80分の100点満点で、政治経済・日本史B・世界史B・地理B・数学から1科目を選択して受験します。
・政治経済
大問3題構成で、政治や経済に関する広い知識・思考力・判断力が問われます。基本的な出題範囲は、教科書・資料集・用語集となります。出版社によって記述の有無が異なるため、資料集や用語集を用いて知識を補充しておきましょう。また、図表やグラフ、年表などにも目を通しておく必要があります。さらに、時事問題も出題されるため、日頃からニュースなどを通じて内容を理解し、知見を深めておきましょう。
・日本史B
大問3題構成で、日本史Bの幅広い範囲から出題されます。教科書の本文を中心に各時代と分野の歴史展開を把握し、時代観や年代観を養うことが重要となります。「古代」「中世」などの大きな括りではなく、各時代各期の特性を把握しておくことも大切です。また、歴史用語の漢字表記が求められるため、必ず書いて覚えることを心がけましょう。
・世界史B
大問4題構成で、教科書・用語集・資料集に記載されている範囲から出題されます。リード文の内容を正確に理解したうえで解答する形式で出題され、文章読解力と論理的思考力が身についているかがみられます。歴史を流れとして理解するために、教科書だけでなく参考書にも目を通しておきましょう。また、ある時代・地域の歴史展開を地理的にイメージできるように、図版なども活用しながら学習することが大切です。
・地理B
大問3題構成で、教科書・地図帳・副教材・統計資料に掲載されている範囲から出題されます。教科書全体を熟読し、内容を適切に理解しつつ、地名や語句を正しく表記できるようにしておきましょう。また、統計データやグラフ・表などの資料を正確に読み取る理解力を養うことも大切です。地図を読み解く力を高めるため、地図帳だけでなく、地形図や地理院地図などにも日常的に慣れ親しんでおきましょう。
〈アジア太平洋学部・国際経営学部と同様〉
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部基本情報
公式サイト
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部:https://www.apu.ac.jp/st/
基本情報
創立年
2023年
生徒数
351人(2023年11月1日時点)
教育理念
人材育成目的
サステイナビリティ観光学部は、社会学を基盤としたカリキュラムおよびキャンパス内外における様々な社会の活動主体と協働した学びを通じ、社会と地域について学問横断的に理解し、持続可能な社会の形成と観光に関する基礎的・専門的知識を修得し、論理的・批判的な思考、定性的・定量的な分析、問題解決および異文化環境におけるコミュニケーションや協働の力を身に付けることで、様々な社会課題に対処でき、世界市民としての責任感に基づいて行動できる人材を育成することを目的とする。
引用元:APUの人材育成目的
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部の特徴
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部では、「課題解決型学習」を多く取り入れた実践重視の学びのもと、持続可能な社会と観光に関わる専門理論とその実践力を身につけることができます。環境学や観光学、資源マネジメント、社会企業など9つの専門領域からなる専門科目群を設定しており、希望するキャリアや修得したい知識・能力に応じて自由に組み合わせて学ぶことができます。オーストリアのザルツブルク応用科学大学との*ダブルディグリー・プログラムが設定されており、2つの学位を4年間で取得することができます。
*ザルツブルク応用科学大学への留学(2年)が必要
立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部キャンパス情報
キャンパス
〒874-8577 大分県別府市十文字原1-1
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