西南学院大学国際文化学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

西南学院大学国際文化学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

西南学院大学国際文化学部の偏差値は、入試方式によって異なり52.5〜55.0程度となります。大学入学共通テストでは、7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争率は、2.1〜3.1倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

西南学院大学国際文化学部の一般選抜は、一般入試、英語4技能利用型一般入試、大学入学共通テスト利用入試、一般・共通テスト併用型入試の4種類となります。さらに一般入試は、A日程とF日程があります。試験科目について、両日程とも〈国語・英語〉が必須、〈日本史B・世界史B・地理B・政治経済・数学〉の5科目の中から1科目を選択して受験します。配点は各科目とも100点満点のため、バランスよく学習しておくことが大切です。全体的な難易度は標準レベルのため、各科目とも基礎から丁寧に学習し、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。大学入学共通テスト利用入試は、大学入学共通テストの得点のみで合否判定を行います。一般・共通テスト併用型入試は、一般入試の高得点2科目と大学入学共通テストの高得点2科目を合否判定に使用しますが、学部ごとに指定科目があるため注意が必要です。詳細は必ず入学試験要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

〈商学部・経済学部・人間科学部と同様〉

 

 

西南学院大学国際文化学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般入試》

試験時間70分の大問3題構成で、古文1題と現代文2題となります。古文では、古語の意味や古典文法、現代語訳、文章の内容理解、主語を問う問題などが出題されており、基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。現代文は、論説文や小説、随筆などの幅広いジャンルの文章から出題されます。日頃から丁寧に読むことを心がけながら、さまざまなジャンルの文章に触れておきましょう。また、設問の中に漢字の読み書き問題が含まれるため、コツコツと学習し、多くの漢字を身につけておくことが大切です。

〈神学部・外国語学部・商学部・経済学部・法学部・人間科学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般入試》

試験時間70分の大問3題構成です。大問1.2はマーク式で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)の各分野からほぼ均等に出題されます。苦手分野を作らないように、バランスよく学習しておくことが大切です。大問3では証明問題や論証問題が出題されており、解答手順や考え方などの途中式の記述も必要となる記述式です。ただし、計算式を羅列しているだけの計算メモのような記述は論述とは程遠く、得点には繋がりません。証明問題や論証問題に多く取り組み、証明・論証の能力を養う必要があります。全体的な難易度は入試標準レベルとなるため、基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で出題傾向や形式を確認しておきましょう。

〈神学部・外国語学部・商学部・経済学部・法学部・人間科学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般入試》

試験時間70分の大問4題構成です。大問1は長文の空所補充問題、大問2は問題文の日本語の意味になるように与えられた語句を並べ替え、不足する1語を補う問題、大問3は問題文の下線部の語形に誤りがある場合、正しい形に変える問題が出題されます。それぞれ、文法・語法や文脈把握力、熟語・慣用表現などが問われます。大問4は長文読解問題で、3つの小問に解答します。内容理解度や内容に即して言い換える能力など、長文全体についての理解力がみられます。英単語やイディオム、文法・語法など基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で出題傾向や形式を確認しておきましょう。

〈神学部・外国語学部・商学部・経済学部・法学部・人間科学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《2023年度 一般入試》

・日本史B

試験時間70分の大問4題構成で、原始・古代~現代までのあらゆる時代から出題されます。分野別でも政治や外交、社会、経済、文化について幅広い知識が問われます。設問は語句記述問題や記号選択問題、整序問題、正誤問題などが出題され、語句記述では正しい表記が求められます。語句を覚える際には、漢字まで正しく覚えておく必要があります。教科書を用いて基礎知識を固め、用語集や歴史事典なども活用して理解を深めておきましょう。

 

・世界史B

試験時間70分の大問4題構成で、時代、地域、テーマともに幅広い範囲から出題されます。設問は記号選択問題と記述問題となりますが、記述問題では漢字やカタカナで正しい表記が求められ、誤字は減点となります。用語を覚える際は、漢字、カタカナを正しく覚えておく必要があります。教科書を用いて歴史事項を理解し正確に覚え、世界情勢の移り変わりやその背景、相互関係なども合わせて理解しておきましょう。

 

・地理B

試験時間70分の大問4題構成で、地誌、系統地理の各分野から満遍なく出題されます。設問は、語句記述問題と記号選択問題となります。語句記述問題では、用語の正確な表記が求められるため、漢字で正確に書けるようにしておきましょう。教科書や地図帳を用いて、各国・地域の基本的知識をしっかりと把握しておくことが大切です。また、教科書では本文だけでなく、用語解説や写真、図表による解説にも目を通しておきましょう。

 

・政治経済

試験時間70分の大問4題構成で、政治・経済の各領域から満遍なく出題されており、幅広い知識が問われます。設問は、大半が記号選択問題と語句・数字の記述問題ですが、大問1に150字以内の論述式問題が含まれます。指定語句を用いた正確な論述が求められるため、ただ語句を覚えるだけではなく、その語句が使用される文脈までしっかりと押さえておく必要があります。教科書を用いて用語や概念を学ぶことに加え、ニュースや新聞など様々なメディアで時事的問題を把握しておくことが大切です。

 

〈神学部・外国語学部・商学部・経済学部・法学部・人間科学部と同様〉

 

 

西南学院大学国際文化学部基本情報

公式サイト

西南学院大学国際文化学部:https://seinan-kokubun.jp/

 

基本情報

創立年

2006年

生徒数

744人(2023年5月1日現在)

教育理念

国際文化学部は、古今東西に存在する多様な文化を、地域文化、比較文化及び表象文化の視点から歴史的・総合的にとらえ、地域と世界、文化と芸術に関する幅広い教養と専門的知識・技能を身につけることによって、地域社会及び国内外の諸課題の解決に主体的に参画、貢献できる人物を育成することを目的とする。

 

引用元:理念と3つのポリシー|教育分野|西南学院大学

 

西南学院大学国際文化学部の特徴

西南学院大学国際文化学部では、異文化理解に必要な知識を、「言語」「地域」「文化」という3つの側面から体系的かつ総合的に修得することができます。「系・コース制」を採用しており、〈東洋文化系(日本文化コース/中国・アジア文化コース)〉、〈西洋文化系(アメリカ・太平洋文化コース/ヨーロッパ・地中海文化コース)〉、〈複合文化系(比較文化コース/表象文化コース)〉の3系・6コースが設置されています。少人数ゼミナールと卒論執筆を軸に、学生それぞれの成長に寄り添ったカリキュラムを編成しています。

 

 

西南学院大学国際文化学部キャンパス情報

学部:神学部・外国語学部・商学部・経済学部・法学部・人間科学部・国際文化学部

住所:〒814-8511 福岡県福岡市早良区西新6-2-92

 

 

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