滋賀県立大学工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

滋賀県立大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

滋賀県立大学工学部の偏差値は、学科や入試方式によって異なり45.0~50.0程度となります。大学入学共通テストでは、5.5~7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の実質倍率は、前期日程が1.5~2.3倍、後期日程が1.4~2.7倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

滋賀県立大学工学部の入試は、一般選抜と特別選抜の大きく2種類となります。一般選抜は前期・後期の2日程実施され、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査の成績、調査書の内容を総合して選抜が行われます。個別学力検査等の試験科目は、受験する学科によって異なりますが、前期・後期日程ともに〈数学・理科〉が必須となり、さらに材料科学科は〈面接(両日程)〉、電子システム工学科は〈英語(前期)〉が課されます。大学入学共通テストでは、5教科7科目の受験が必要です。必要科目や配点等の詳細は、必ず学生募集要項を確認し、受験する学科に合った対策を行いましょう。

 

滋賀県立大学工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間120分の大問4題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Aの全範囲と数学B(数列・ベクトル)の範囲から満遍なく出題されます。バランスよく学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。極端に難しい問題は含まれず、標準的な問題が中心となっているため、基礎を確実に固めておくことが大切です。教科書を活用し、公式や定義を理解した上で、標準レベルの問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。

〈環境科学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間90分の大問4題構成で、長文読解問題と会話文問題、英作文問題が出題されます。大問Ⅳが英作文となり、(A)と(B)の2つの問題のうち、(B)を選択する必要があります。会話文は空所補充形式のため、会話表現をしっかりと身につけた上で、多くの問題で演習を重ねましょう。読解問題では、空所補充問題や内容一致問題、要点を問う問題などが出題されます。英単語や文法、イディオムなど基本知識を身につけ、多くの問題に取り組み精読力を磨きましょう。英作文問題も基本をしっかりとマスターし、英文を書くトレーニングを繰り返す必要があります。また、年度によって傾向が変わるため、どのような問題が出題されても対応できるように英語の基礎力をしっかりと固めておくことが大切です。

〈環境科学部・人間看護学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

受験する学科によって指定科目、選択科目が異なります。材料科学科は物理・化学から1科目を選択、機械システム工学科と電子システム工学科は物理を受験します。

 

・物理

試験時間120分の大問4題構成で、問題Ⅰ~Ⅳまで全て解答します。物理基礎・物理の全範囲からまんべんなく出題されるため、バランスよく学習し苦手分野を作らないようにすることが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

・化学

試験時間120分の大問4題構成で、問題Ⅰ~Ⅳまで全て解答します。化学基礎・化学の全範囲から満遍なく出題されるため、偏りなく学習し苦手分野を作らないようにしておきましょう。設問文が長いため、読解力も必要となります。出題傾向や形式を把握するためにも、複数年分の過去問に取り組むことが大切です。

面接の試験傾向と対策

《一般選抜》

〇材料科学科

前期・後期日程とも面接が課されます。試験当日の面接前にテーマが発表され、そのテーマについてグループ討論の形式で面接が行われます。テーマはアドミッション・ポリシーに即した内容で、点数化せず段階で評価されます。先生や家族、友人の協力を得て、何度も実践的な練習に取り組むことが大切です。また、評価が著しく低い場合、大学入学共通テストや個別学力検査の成績に関わらず不合格となることがあるため、対策を怠らないようにしましょう。

 

滋賀県立大学工学部基本情報

公式サイト

滋賀県立大学工学部:https://www.usp.ac.jp/gakubu/kogaku/gakubu/

基本情報

創立年

1995年

生徒数

635人(2023年5月1日現在)

教育理念

工学部は、工学におけるそれぞれの分野において、人と自然環境に調和した新しい科学技術の創造と豊かな社会の構築を目指すために、幅広い基礎学力と高度な専門知識を兼ね備え、我が国および地域の文化と産業の発展に寄与し得る技術者、国際的な視野を持って世界的に活躍できる技術者ならびに社会の多様な方面で高度かつ専門的な知識を必要とする業務等に従事する人材の養成を目的とする。

引用元:工学部の人材養成目的と3つの方針|滋賀県立大学

滋賀県立大学工学部の特徴

滋賀県立大学工学部は、自然環境と共生できる「ものづくり」に直結した教育研究を行っています。新しい材料の研究を行う【材料化学科】、生活を支える様々な製品を作り出す技術とシステムの研究を行う【機械システム工学科】、電気・電子・情報工学の分野で、産業の基盤となる技術・システムの研究を行う【電子システム工学科】で構成されています。徹底的な基礎教育と、実験・演習に重点を置いた実践的な教育を実施しています。

 

滋賀県立大学工学部キャンパス情報

学部:環境科学部・工学部・人間文化学部・人間看護学部

住所:〒522-0057 滋賀県彦根市八坂町2500

 

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