鈴鹿医療科学大学薬学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

鈴鹿医療科学大学薬学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

鈴鹿医療科学大学薬学部の偏差値は、入試日程によって異なり37.5~40.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~6割程度の得点率が求められます。2023年度志願者倍率は、1.14倍となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

鈴鹿医療科学大学薬学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・共通テスト利用方式の大きく4種類となります。一般選抜はA・Bの2日程あり、A日程が3科目受験型もしくは2科目受験型のいずれか、B日程は2科目で合否判定を行います。試験科目は、理科(化学)が必須で、英語・数学・理科(物理もしくは生物[B日程は生物のみ選択可])・国語のいずれかを選択して受験します。各科目の合計点で合格ラインを超えていても、必須科目の得点が受験者平均点の50%未満の場合、不合格となることがあるため注意しましょう。必要科目や配点、その他の入試方式など、詳細は募集要項で確認し、自分に合った入試方式を選択することが重要となります。

 

 

鈴鹿医療科学大学薬学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜》

例年、試験時間はA日程の3科目型受験が2科目合わせて120分、2科目受験型が必須の化学と合わせて120分、B日程は2科目合わせて90分となります。A日程は大問3題構成、B日程は大問2~3題構成で、国語総合(現代分のみ)から出題されます。両日程とも評論・随筆・小説の領域から出題され、文学史的な問題は小問として出題される傾向にあります。「読解力=要約力」を試す読解問題が重視されているため、さまざまな読解問題に取り組み、文章の内容と出題者の意図を理解して、簡潔に説明する要約力を鍛えましょう。また、漢字やことわざ、慣用句、格言などの国語常識問題は得点源とするため、毎日コツコツ取り組んでおくことが大切です。

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

例年、試験時間はA日程の3科目型受験が2科目合わせて120分、2科目受験型が必須の化学と合わせて120分、B日程は2科目合わせて90分となります。A・B日程ともに大問4題構成となりますが、A日程は数学Ⅰ・Ⅱ・Aの範囲、B日程は数学Ⅰ・Aの範囲から出題されます。解答形式はすべて記述式となります。幅広い範囲から出題されますが、2次関数、図形と計量、指数・対数関数、図形と方程式、場合の数と確率などが頻出分野となるため、重点的に学習しましょう。全体的に各分野の典型問題が出題されるため、基礎をしっかり固めておくことが大切です。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問にも取り組んでおきましょう。

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

例年、試験時間はA日程の3科目型受験が2科目合わせて120分、2科目受験型が必須の化学と合わせて120分、B日程は2科目合わせて90分となります。A日程は大問3題構成、B日程は大問2題構成で、読解、会話文、文法・語彙問題などが出題されます。解答形式は、大半が選択式となります。語形変化や空所補充、同意文、内容真偽、内容説明、アクセント、語句整序、和訳など、設問形式は多岐にわたるため、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間は、A日程が化学のみで60分、B日程は2科目合わせて90分となります。

 

・化学基礎/化学

例年、大問4題構成となります。高分子化合物を除く化学基礎・化学のすべての範囲から出題されますが、粒子の結合、物質の構成、物質の変化、有機化合物などが頻出分野となるため重点的に学習しましょう。解答形式は選択式と記述式で、正誤問題や計算問題、語句解答問題、イオン反応式・構造式の記述問題など、設問形式は多岐にわたります。全体的に難度の高い問題はあまり見受けられないため、教科書や参考書で知識を確認し基礎を固め、章末問題や問題集で演習を重ねることが大切です。

 

・化学基礎

例年、大問4題構成となります。化学基礎のすべての範囲から出題されますが、粒子の結合、物質の構成、物質の変化、酸化還元反応、溶液などが頻出分野となるため重点的に学習しましょう。解答形式は、選択式と記述式となります。30字以内の説明記述問題なども出題されるため、分かりやすく簡潔に述べる練習を行いましょう。全体的に難度の高い問題はあまり見受けられないため、教科書や参考書で知識を確認し基礎を固め、章末問題や問題集で演習を重ねることが大切です。

 

・物理基礎

例年、大問4題構成となります。運動、波動、力学、熱力学、電磁気など、物理基礎のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基礎知識を身につけた上で、教科書の章末問題や標準レベルの問題集で演習を繰り返しましょう。

 

・生物基礎

例年、大問4題構成となります。生物基礎のすべての範囲から出題されますが、体内環境の維持、生物の共通性、生物の多様性と生態系が頻出分野となるため重点的に学習しましょう。解答形式は、選択式と記述式となります。教科書レベルの基本問題を中心に出題されますが、専門用語が多く問われるため、基礎知識をしっかりと身につけておくことが重要となります。

 

 

鈴鹿医療科学大学薬学部基本情報

公式サイト

鈴鹿医療科学大学薬学部:https://www.suzuka-u.ac.jp/academics/ps

 

基本情報

創立年

2008年

生徒数

406人(2023年5月1日時点)

教育理念

国民の健康に対する関心が高まり、病院や薬局に勤務する薬剤師は、患者さまと密に向き合う機会が増えています。本学薬学部は、医薬品に関する豊富な知識と高い技術の修得を基盤として、病める人の「こころ」がわかる豊かな人間性や高いコミュニケーション能力、ライフサイエンスを担う研究能力および、チーム医療に貢献できる技量を備えた人材を育成します。1学年の定員100名に対し約50名の教員を配置し、担任制の採用、スモールグループディスカッションによる問題解決型学習(PBL; Problem-Based Learning)の実施など、学生一人ひとりをきめ細かくサポートします。患者さまに対して、病気の成り立ちや薬の使い方を説明でき、医師と対等の立場で医療に携わり、さらに高度先端医療または地域医療に貢献できる薬剤師を育成します。

 

引用元:薬学科 | 鈴鹿医療科学大学

 

鈴鹿医療科学大学薬学部の特徴

鈴鹿医療科学大学薬学部は、少人数教育で医療とライフサイエンスに貢献できる薬剤師を養成しています。また、医療・福祉系総合大学である強みを活かし、栄養学や東洋医学など、他学科の学問分野を取り入れた幅広い知識を備えた薬剤師の育成を目指します。学内には、薬品や生薬の成分を測定できる「NMR」や、細胞内のタンパク質を解析できる「プロテオーム解析装置」など最新研究機器を導入しています。その他にも、痛み治療に関わるメディカルスタッフを養成するための「慢性疼痛医療者育成プログラム」を、三重大学医学部と合同で実施しています。

 

 

鈴鹿医療科学大学薬学部キャンパス情報

白子キャンパス

住所:〒513-8670 三重県鈴鹿市南玉垣町3500番地3

 

 

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