徳島大学理工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

徳島大学理工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

徳島大学理工学部の偏差値は、コースや入試方式によって異なり42.5~52.5程度です。大学入学共通テストにおいては、5~7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、1.52~2.3倍となり、夜間主が高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

徳島大学理工学部の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜、社会人選抜、私費外国人留学生選抜の大きく4種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。夜間主の全コースは前期日程のみの実施となるため、注意が必要です。個別学力検査等については、コースによって試験科目が異なり、前期は〈数学・物理・化学・生物〉、後期は〈数学〉が課されます。大学入学共通テストは、5教科7科目の受験が必要となります。大学入学共通テストの配点が比較的高くなっているため、優先的に対策することが大切です。詳細は必ず募集要項で確認しておきましょう。

 

徳島大学理工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜 前期日程》

試験時間120分の大問4題構成で、各大問ごとに3~4問の設問があります。小問1.2が基礎的な内容、小問3.4は複雑で難易度が高くなっています。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Aの全範囲と、数学B(数列・ベクトル)からの出題となり、全体的な難易度は標準レベルとなります。場合の数と確率、数列、ベクトル、微分積分などが頻出傾向にあり、複数の分野が融合したような問題も出題されます。数学における概念や原理などの基本事項を正しく理解できているか、数学的な論証や計算力などが問われます。まずは、基本事項をしっかりと固め、問題集や過去問で演習を重ねましょう。

理科の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜 前期日程》

全コース(昼間・夜間主)とも、物理・化学から1科目を選択して受験します。試験時間は90分です。

 

・物理

大問3題構成で、大問1が力学、大問2が電磁気、大問3が熱力学の分野から出題されます。力学と電磁気は例年出題されていますが、大問3は年度によって熱力学や分子、波動のいずれかとなります。そのため、物理の全範囲を満遍なく学習しておく必要があります。全体的な難易度は易しめとなるため、基礎をしっかりと身につけ、標準レベルの問題集で演習を重ねましょう。

 

・化学

大問4題構成で、空欄補充形式の知識問題や論述問題、計算問題、図示問題など設問内容は多岐にわたります。化学基礎・化学の全範囲から出題されるため、教科書や参考書などを活用して、徹底的に知識を身につけることが大切です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

徳島大学理工学部基本情報

公式サイト

徳島大学理工学部:https://www.tokushima-u.ac.jp/st/

基本情報

創立年

1949年

生徒数

2,577人(2023年5月1日現在)

教育理念

理工学部の教育研究上の目的

理工学部は、自立した一人の人間として社会の中で力強く生きる力(知力、社会・対人関係力、自己制御力)及び社会や世界の諸問題に対する鋭敏な知覚力を有し、科学技術を通じて高い倫理観をもって解決に取り組む能力を修得させることを目的とする。

引用元:学部の教育研究上の目的-国立大学法人 徳島大学

徳島大学理工学部の特徴

徳島大学理工学部には、理学系の〈数理科学〉〈自然科学〉、工業系の〈社会基盤デザイン〉〈機械科学〉〈応用化学〉〈電気電子〉〈知能情報〉〈光システム〉の8コースと、学部等横断型の特別教育プログラム〈医光/医工融合プログラム〉が設置されています。光システムコースは、光科学を体系的に学べる日本で唯一のコースとなっています。医光/医工融合プログラムは、光学/工学をベースに、医学的な知見とAI・ビックデータの知見を備えたイノベーティブなエンジニアを育成しています。

 

徳島大学理工学部キャンパス情報

常三島キャンパス

学部:理工学部

住所:〒770-8506 徳島県徳島市南常三島町2丁目1番地

 

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