東京家政大学人文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京家政大学人文学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東京家政大学人文学部の偏差値は、45.0~55.0程度です。大学入学共通テストでは、6~8割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度の入試競争倍率は、選抜方法や入試日程、学科によって異なりますが、一般選抜は、統一地区が1.2~3.5倍、1期が1.0~1.8倍、2期が1.0~3.0倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東京家政大学人文学部の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用入試、特別入試の大きく5種類あります。一般選抜は、統一地区と1・2期(共通テスト併用型)で実施されます。統一地区の学科試験について、6科目〈国語・英語・日本史B・数学・化学・生物〉の中から2科目を試験当日に問題を見てから選択します(化学と生物の2科目での受験不可)。ただし、心理カウンセリング学科と教育福祉学科は国語・英語のいずれか1科目が必須となります。試験時間は2科目合わせて120分、さらに、科目ごとに試験時間が区切られていないため、時間配分には注意が必要です。公式HPに掲載されている入試攻略特集を参考に、学習に取り組みましょう。

 

 

東京家政大学人文学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜 統一地区》

例年、大問2題構成で、大問1が評論文の読解問題、大問2が小説の読解問題となります。評論文では、本文の傍線部に関する内容や理由を説明する問題や、本文全体に関する表現・構成を問う問題、内容合致問題など、小説では、登場人物の心情や様子を問う問題や、表を用いた独自問題などが出題されます。読書や過去問演習などを通して、丁寧に文章を読み取る練習を重ねましょう。さらに、漢字問題や語句の意味を問う知識問題も含まれます。普段からコツコツと学習し、漢字や語句に関する知識を幅広く身につけておきましょう。

〈家政学部・栄養学部・健康科学部・子ども支援学部・児童学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜 統一地区》

大問数は年度によって異なり3~4題構成で、数学Ⅰ・数学Aの全単元から出題され、全てマークシート方式となります。全体的な難易度は標準レベルのため、各単元とも教科書や問題集を用いて、定理や公式をしっかりと理解しておきましょう。近年の特徴として、2021年度にはグラフソフトを利用した2次関数の問題、2022年度には会話形式で読解力が必要な問題が出題されました。複数年分の過去問演習で、出題形式や傾向、時間配分を把握しておくことが大切です。

〈家政学部・栄養学部・健康科学部・子ども支援学部・児童学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜 統一地区》

大問5題構成で、大問1が空所補充問題、大問2が会話文問題、大問3・4が長文読解問題、大問5が整序英作文となります。空所補充では、基礎的な文法・語彙力が問われるため、確実にマスターしておくことが大切です。会話文は、様々な状況設定の文章を読み、読むことに慣れておきましょう。長文読解は、どちらも題材は論説文となる傾向があり、文量は400~500語程度となります。文脈や論旨の把握力が求められるため、多くの英文を読み精読力を養いましょう。複数年分の過去問や類似問題など、多くの問題で演習を重ねることが大切です。

〈家政学部・栄養学部・健康科学部・子ども支援学部・児童学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《一般選抜 統一地区》

日本史B:近年、大問5題構成で、原始・古代から現代までの全時代から満遍なく出題されており、近代の比率が高くなっています。出題分野も、政治史、文化史、外交史、社会経済史の全分野から出題されるため、バランスよく学習し苦手分野を作らないようにしましょう。設問は、選択問題や正誤問題、年代整序問題が頻出となるため、語句の暗記だけでは対応できません。重要な出来事は時系列をしっかりと押さえ、内容を理解しておくことが大切です。

〈家政学部・栄養学部・健康科学部・子ども支援学部・児童学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜 統一地区》

化学:化学基礎の全範囲から幅広く出題され、解答は全てマークシート方式です。各単元とも偏りなく学習することが重要です。中でも、「酸化・還元」と「化学と人間生活」を重点的に学習すると良いでしょう。教科書を活用して基礎知識を確実に身につけておくことが大切です。また、計算問題も出題されるため、練習問題や過去問などで、演習を重ねましょう。

 

生物:生物基礎の全分野から出題され、解答は全て選択式となります。教科書を用いて基本的な知識を身につけた上で、参考書なども活用して現象やしくみを自分の言葉で説明できるように、内容を丁寧に理解しておくことが大切です。出題形式は、語句選択や文章選択の他、図やグラフの内容を考察する問題、計算問題など多岐にわたります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

〈家政学部・栄養学部・健康科学部・子ども支援学部・児童学部と同様〉

 

 

東京家政大学人文学部基本情報

公式サイト

東京家政大学人文学部:https://www.tokyo-kasei.ac.jp/academics/humanities/index.html

 

基本情報

創立年

1986年

生徒数

1,099人(2022年5月1日現在)

教育理念

人材養成・教育研究上の目的

人文学部は、専門的な学術の理論と実践的な知識や技術を教授し、国際的な視野に立ち、人間理解を深め、多種多様な考え方を受容できる能力を養い、社会で活躍する人材を育成する。

 

引用元:東京家政大学|人文学部の紹介

 

東京家政大学人文学部の特徴

東京家政大学人文学部は、【英語コミュニケーション学科】【心理カウンセリング学科】【教育福祉学科】の3学科制となり、社会生活に根差した実践で生かせる視点やスキルを学ぶことができます。

 

【英語コミュニケーション学科】では、高い英語力とコミュニケーション力、広い視野を養い、すべての人が自分らしく豊かに生きる社会づくりに貢献する人材育成に取り組んでいます。4年間の段階的かつ実践的な英語学習を実践する〈Global English Communication Program〉や、充実した留学制度が用意されています。その他、「多文化共生」をコンセプトにした2つの副専攻を選択することができます。

 

【心理カウンセリング学科】では、養護教諭や公認心理師に加えて、社会調査士を目指すことができます。心理学、カウンセリング、養護の専門的な知識・スキルを系統的に修得できるよう、4年間を通した効果的な講義及び演習 ・実習科目を配置したカリキュラムを展開しています。

 

【教育福祉学科】は、社会教育、社会福祉、心理から成る多角的な学びを通して、対人援助のエキスパートを養成しています。1学年約70名と東京家政大学の中で、最も少人数の学科となっており、きめ細かな指導を受けることができます。

 

 

東京家政大学人文学部キャンパス情報

板橋キャンパス

学部:家政学部・栄養学部・人文学部・児童学部

住所:〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1

 

 

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