富山大学工学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

富山大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

富山大学工学部の偏差値は、コースによって異なりますが45.0～52.5程度となります。大学入学共通テストにおいて、5～7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の受験倍率は、前期日程が0.94～10.00倍、後期日程が1.30～6.26倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

富山大学工学部の一般選抜は、前期・後期日程の2日程あり、いずれの日程でも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等について、前期日程では数学・理科の学力検査、後期日程はコースによって異なり、数学・理科・総合問題の学力検査や面接などが課されます。また、前期日程では（Ⅰ）と（Ⅱ）の2つの募集区分があり、（Ⅰ）は大学入学共通テスト重視の配点による選抜、（Ⅱ）は個別学力検査重視の配点による選抜が行われます。必ず募集要項を確認し、志望するコースに合った対策を行いましょう。

 

 

富山大学工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間120分の大問3題構成で、出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bとなります。微分・積分や関数、数列、極限などが出題されます。ここ数年、工学部・都市デザイン学部が同じ試験問題となっています。難易度は標準～応用レベルですが、問題数がそれほど多くないため、1問ずつの配点が大きいのが特徴です。計算ミスなどケアレスミスには注意が必要です。標準レベルの問題集を用いて演習を重ねましょう。

〈医学部（医学科）・薬学部・都市デザイン学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間90分で、物理・化学から1科目を選択して受験します。 物理：大問3題構成で、力学、電磁気、波動がよく出題されます。全体的な難易度は標準レベルですが、融合問題が出題されることもあるため、対策が必要です。基礎から丁寧に学習し、標準レベルの問題は確実に解答できるようにしておきましょう。 化学：大問4題構成で、無機・有機・理論化学の各分野から出題されますが、理論・有機化学の問題が多くなっています。難易度は、大問1が比較的易しく、大問2以降が標準～やや難レベルとなります。論述問題や計算過程が必要な計算問題が出題されるため、普段から記述の練習をしておくことが大切です。

 

総合問題の試験傾向と対策

《一般選抜後期日程》

生命工学コースのみ後期日程で総合問題が課されます。試験時間90分、大問4題構成ですが、4題から2題を選択して受験します。数学・化学・生物分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。また、出題形式に慣れるためにも、過去問に取り組むことが大切です。

 

 

富山大学工学部基本情報

公式サイト

富山大学工学部：http://enghp.eng.u-toyama.ac.jp/course_index/

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

1,602人（2023年05月1日時点）

教育理念

工学部では，広く深い教養と専門的知識の修得はもとより，それらを諸課題に応用できる独創性教育，地球や人間に優しい環境教育，国際社会に対応できる語学や情報教育を重視し，豊かな人間性をもった優秀な技術者や研究者を育成すること，また，地域との連携を推進し，各産業分野の開発研究及び技術力の向上に貢献することを目的とする。

 

引用元：学部（学科）の教育研究上の目的

 

富山大学工学部の特徴

富山大学工学部は、自然科学を応用し、人間の役に立つ技術や製品を開発できる優秀な技術者を育成しています。工学科1学科制で、〈電気電子工学〉〈知能情報工学〉〈機械工学〉〈生命工学〉〈応用化学〉の5コースが設置されています。入学直後に少人数のグループに分かれて、専属の教員からものづくりに関連する指導を受ける「創造工学入門ゼミナール」や、修学上および生活上の問題等を相談できる「助言教員制度」など学生生活をサポートする体制が整えられています。

 

 

富山大学工学部キャンパス情報

五福キャンパス

学部：人文学部・教育学部・経済学部・理学部・工学部・都市デザイン学部

住所：〒930-8555 富山県富山市五福3190

 

 

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