大学入試情報・受験対策
宇都宮大学農学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
宇都宮大学農学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
宇都宮大学農学部の偏差値は、学科や入試方式よって異なり47.5~55.0程度です。大学入学共通テストにおいては、5.5~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、前期日程が1.58~2.42倍、後期日程が3.0~7.33倍となり、募集人員の少ない後期日程が高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
宇都宮大学農学部の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜、私費外国人留学生選抜の3種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等について、前期日程では受験する学科によって試験科目が異なり〈数学・理科・英語〉の学力検査、後期日程では全学科とも〈面接〉が課されます(森林科学科除く)。大学入学共通テストでは、5~6教科7~8科目の受験が必要となります。必要科目や配点などの詳細は、必ず入学者選抜要項で確認しておきましょう。また、大学入学共通テストの配点比率が高いため、優先的に対策を行うことが大切です。
宇都宮大学農学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間90分の大問3題構成で、数学Ⅰ(データの分析を除く)・Ⅱ・Ⅲ・A・B(確率分布と統計的な推測を除く)からの出題となります。基礎問題を中心に、一部応用力が必要となる問題も出題されますが、全体的に難易度は易しめです。出題内容は年度によって変動があるため、分野を問わず満遍なく学習しておくことが大切です。しっかりと基本事項を身につけて、複数年分の過去問や問題集などで演習を重ねましょう。 ※応用生命化学科を除く
〈地域デザイン科学部・工学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間120分の大問4題構成で、長文読解問題が2題、自由英作文が1題、会話文を絡めた英作文が1題出題されます。読解問題では、日本語訳や適切なものを選ぶ問題、日本語での説明問題、正誤問題など、日本語で記述する問題が多くなっています。英作文問題は、他大学よりも多く出題されるため、しっかりと対策を行う必要があります。全体的な難易度は基礎レベルとなるため、英単語や文法、イディオム、英作文の書き方など、基本事項を確実に身につけて、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。
〈国際学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
受験する学科によって選択科目が異なります。生物資源科学科は化学・生物から1科目、応用生命化学科は化学のみ、森林科学科は物理・化学・生物から1科目を選択して受験します。試験時間は90分です。
・物理
大問5題構成で、物理基礎・物理の範囲から満遍なく出題されます。典型的な問題が中心となっているため、教科書での学習をしっかりと行い、公式や基礎を習得しておきましょう。試験時間が長く、問題数も多いことから、集中力を切らさずに問題を解き切る集中力が必要となります。複数年分の過去問や類似問題などで演習を重ね、出題傾向や形式、試験時間に慣れておくことが大切です。
・化学
大問3題構成で、化学基礎・化学の範囲から理論化学を中心に有機化学、無機化学も出題されます。基礎的な内容を問う問題が多いですが、一部複雑な問題も含まれており、計算問題では解答だけではなく計算過程を記述する問題もあります。さらに試験時間が長いため、いかに集中力を切らさずに取り組めるかが重要となります。基本事項をしっかりと身につけ、複数年分の過去問や問題集などで演習を重ねましょう。
・生物
大問3題構成で、生物基礎・生物の範囲から出題されます。全体的な難易度は標準レベルですが、記述問題の割合が非常に高く、用語を丸暗記するだけでは対応できません。用語を覚える際には、生物の実験や現象などを説明できるまで確実に理解しておく必要があります。出題傾向や形式を把握するためにも、複数年分の過去問や類似問題などで演習を重ねることが大切です。
小論文の試験傾向と対策
《一般選抜 後期日程》
複数の面接員により1人あたり10~20分程度の個人面接となります。各学科への適性、勉学に対する意欲、コミュニケーション能力などの資質が問われます。先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接を行い、面接の雰囲気や緊張感に慣れておきましょう。 ※森林科学科を除く
宇都宮大学農学部基本情報
公式サイト
宇都宮大学農学部:https://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
871人(2023年5月1日現在)
教育理念
理念
十分かつ安全な食料の供給、生物自然の利活用、快適な環境の提供、生命の理解と人間の健康保持に寄与します。
使命
持続的生物生産、環境の保全と修復、生命科学の発展と応用を共通の目標においた教育・研究を通して、地域社会並びに国際社会に貢献することのできる人材を育成します。
引用元:宇都宮大学 農学部
宇都宮大学農学部の特徴
宇都宮大学農学部は、農学的視点から持続可能な社会の構築に参画できる力を養成しています。【生物資源科学科】【応用生命化学科】【農業環境工学科】【農業経済学科】【森林科学科】の5学科からなり、食料・生物資源・環境保全・農林業に関する基礎から応用までを学ぶことができます。また、総面積約101haの広大な附属農場および演習林(船生演習林/日光演習林)を保有しており、実践的な実習プログラムが多数用意されています。
宇都宮大学農学部キャンパス情報
峰キャンパス
学部:国際学部・共同教育学部・農学部
住所:〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350
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