みんなが使っている「大学ノート」
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こんにちは!オンライン家庭教師WAMです(^^)/

 

中学生や高校生が授業などで使う「大学ノート」。

社会人の皆さんは、学生時代に使っていた懐かしい文房具ですよね!

しかし、なぜ「大学ノート」なのでしょうか。

もちろん大学生だけが使う物ではないのですが、中学ノートや高校ノートとは呼びません。

 

今回は、大学ノートの由来やおすすめのノートなどを見ていきましょう!

 

「大学ノート」って・・・

 

大学ノートの由来

なぜ大学ノートと呼ばれるようになったのか、その由来を見ていきましょう。

調べると様々なキーワードが見つかりました!

 

帝国大学・留学帰りの教授・文具店の松屋などなど・・・

大学ノートの由来は主に2つの説が挙げられています。

 

①当時、ノートはとても高価だったために「東大生のように優秀でないともったいなくて使えない」というところから大学ノートと呼ばれるようになった。

②東大近くの文具店で発売され、大学生の間で人気になったため、大学ノートと呼ばれるようになった。

 

どちらの説も「東京大学」が大きく関係していることがわかります。

しかし、いつ頃に誰が大学ノートと呼ぶようになったかは定かではないようです。

 

(写真は東京大学の赤門)

 

また、当時のノートは今の価格に換算すると、1冊1,500円以上だったのではないかという情報もあります。

現在、100円ショップでも購入できる大学ノートが高価だった時代があるとは驚きですね!

 

大学ノートの歴史

1884年(明治17年)に、東京大学近くの文具店『松屋』にて売り出されました。

ノートには和紙ではなく、当時としては珍しい洋紙が使われました。

和紙は原料であるコウゾやミツマタなどの落葉樹の皮を用いて、手漉きで作られた紙で薄く強い性質があります。

しかし、若干の凹凸もあるため書くのに苦労し、使いにくさを想像することができます。

一方で、洋紙は木材パルプを原料とし、機械漉きで作られた紙で、表面を滑らかにする加工やインクのにじみ防止の加工が施されています。

この2つの紙を比較すると、書きやすさは圧倒的に洋紙が勝っています。

この洋紙を使ったノートの評判を噂に聞いた『丸善』が火付け役となり、全国へ広めていったそうです。

 

当時の人々にとってあまり馴染みのない洋紙とその書きやすさは大学ノートがヒットした要因だと言うことができます。

あまり普及していなかった洋紙を使用したことからも、高価さをうかがい知ることができますね。

 

 

大学ノートの定義・特徴

大学ノートとは様々な目的・用途を想定したノートです。

そのため、シンプルな作りが特徴的です。

 

ノートのサイズはセミB5サイズA4サイズが一般的。

見出し記入欄と日付記入欄のみで、基本的にマス目はありません。

多くの大学ノートの横罫線(横に引かれた線)幅は、A罫(7mm)・B罫(6mm)・C罫(5mm)で、文字を大きく書きたいのならA罫、多い情報を細かく書き込みたいのならB罫やC罫を選ぶと良いでしょう。

近年は、英語学習用・楽譜用として罫線の多いノートや無地、ドット付きノートなどをラインナップとして扱っている文具店も多いです。

 

 

「大学ノート」のいろいろ

進化した大学ノート

①色

表紙の色のバリエーションが進化しています!

以前は、青や赤など現在でもオーソドックスなカラーが多かったですが、近年ではライムグリーンやイエローのようにカラフルな表紙が増えてきています。

また、ディズニーや人気アニメとコラボしたノートも販売しています。

中高生だけでなく、小学校低学年からも手に取りやすいようになりました。

友達と同じカラーのノートを使用するのもいいですね!

学生だけでなく、社会人向けのカラーも。

ブラックやグレーなどのシックなカラーを表紙に採用したかっこいいノートも販売されています。

 

②サイズ

セミB5・A4サイズが主流の大学ノートですが、スリムB5・B6・A6・A7なども販売されています。

小さめから大きめと様々なサイズが揃っているので、好みや用途によって選ぶことができます!

 

③ドット入り罫線

シンプルな作りが特徴の大学ノートですが、さらに使いやすくさせたものがドット入り罫線です!

数年前に、東大生のノートを研究して開発された商品が大ブームになりました。

そのノートにはドット入り罫線が施され、学習したことを後から見返しやすいようにきれいにまとめられる仕様となっています。

理系にも文系にも使いやすい、学生必見のノートです。

 

目的別「大学ノート」

①学習をする

大学ノートという名の通り、学生が学習用に使用することが圧倒的に多いでしょう。

シンプルな作りゆえに、科目によってサイズを使い分ける・自由学習用として使用する・授業用としてノートの色を分けて使用するなど、様々な使い方ができるのも大きなメリットです。

 

ちなみにですが、大学ノートを多数販売しているコクヨが【教科ごとのノートの「色」、どうしていますか?】というアンケートを取ったところ、文系科目は暖色系、理系科目は寒色系を選ぶ人が多数だったそうです。

苦手な科目に、表紙が明るい色のノートを使用しているという声もありました。

学習にはモチベーションも重要ですし、とてもおもしろい意見ですよね!

 

 

②ビジネス用に

ビジネスマンも、大学ノートを使用する場面が多いかと思います。

大きく自由に書けるので、プレゼン資料の構成を練る際に有効です。

また、情報のインプット・アウトプット用としても使うことができます。

私は会議の記録やメモに使用していますが、自由に書けて良いですよ!

 

③家計簿

意外なところかもしれませんが、家計簿を付ける際も大学ノートを使うことができます。

日付・使ったお店や商品・支出・収入・残額を表にして記載するシンプルな方法です。

手軽に手に入ることや、手書きのためシールを貼って可愛くアレンジなどしやすいことが理由として挙げられます。

まだ家計簿を書いたことがない方、これから付けようと考えている方、ぜひ大学ノートを使ってみてはいかがでしょうか!

 

おすすめノート

①近年は定番化!ドット入り罫線ノート

【例:キャンパスノート(ドット入り罫線)(KOKUYO)】

 

約80%の東大合格者が使用したことがあるドット罫線ノート。

ドットの幅は6mmや7mmが一般的です。

ドット入り罫線のメリットは以下のようなものがあります。

文頭がきれいにそろえられる

・文字の間隔を合わせやすい

図形や表を美しく描くことができる

縦書きにもしっかりと対応可能です!

 

②プリントの多い授業用ノートに適した少し大きめのサイズ

【例:プリントが貼れるノート(KOKUYO)】

 

最近の学校の授業はプリントが非常に多く配布されています。プリントとノートのサイズが合わず、上手く貼れない・・・なんてことありませんか?

このノートは、一般的なB5サイズのノートより少し大きめに作られており、プリントをはみ出さずに貼ることができます。

貼る位置の目印が書かれているため、まっすぐ綺麗に貼り付けられます。

主に学生におすすめしたいノートです!

 

③ノートとプリントを一緒に管理!

【例:キャンパスカバーノート(プリント収容ポケット付き)(KOKUYO)】

 

クリアファイルにプリントを入れてあると、いざという時に探しにくい、そもそもプリントを失くしてしまう・・・こんな悩みを解決するのがこのノート!

ノートに2つのポケットが付属しています。

プリントを種類で分けて整理でき、提出物や重要書類も忘れる心配がありません。

セミB5・A4とサイズ展開があるのも嬉しいですね!!

 

 

まとめ

大学ノートは学習用にはもちろん、ビジネスにも欠かせない文房具のひとつです!

自分好みのサイズや罫線を選んで使うことができるものですので、使いやすい大学ノートを探している方はぜひ参考にしてみてください。

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