英語の勉強に欠かせない、英単語の暗記。

とにかくひたすら覚えることに、イヤになっている方もいるでしょう。

でも、どれだけ英語の勉強をしていっても、やはり英単語の基本をある程度覚えていなくてはどうしようもありません。

かといって、すべての単語を覚える必要はないと思います。

たとえば、 

「あした〇〇で、大好きな野球の〇〇があるので、私はとても〇〇〇にしています。」 

日本語になりますが、わかりやすく説明するとこういうことになります。

〇〇の部分がわからなくてもおおよその検討がつくのではないでしょうか。

しかし、キーになる単語の意味がわからないとどうすることもできません。

ですので、優先順位を明確にして、できるところからしっかりと覚えていきましょう! 

 

暗記で大事なのは、いかに忘れないようにするか、です。 

今回は、不規則動詞に絞ってみていきたいと思います。 

  

規則動詞とは? 

 

過去形や過去分詞形になるときに、動詞に「d」または「ed」を後ろにつける動詞のことです。

規則的に変化するため非常に覚えやすいです。 

 

 

これならed(d)のつけ方のルールに従って変化すればいいわけで、原形がわかれば大丈夫です。

 

 

不規則動詞とは? 

 

それに対して、不規則動詞とは過去形や過去分詞形になるときに、まったく違う形に変化をしたりし、原形だけを覚えていても過去形・過去分詞形がつくれない、という動詞のことです。 

 

 

不規則動詞をパターン別で覚える 

暗記をするにしても、まとまりがあれば覚えやすくなります。

種類にわけて効率よく覚えていきましょう! 

 

AAA型(原形・過去形・過去分詞形がすべ同じ) 

まず1つ目です

とにかく一番覚えやすいパターンです! 

 

まずはこの3つを覚えましょう! 

ここで気をつけてほしいのは、原形(現在形)と過去形をしっかり区別することです。 

次の文をみてください。 

 

He reads the book. (readは現在形) 

He read the book. (readは過去形) 

 

そう、現在の動詞のときは主語が3人称単数であれば一般動詞にs(es)をつけるため、過去形との見分けがつきます。

よく出てくる問題なので覚えてくださいね。 

 

 

ABA型(過去形だけ違うもの) 

次に、過去形だけが異なるものです。原形と過去分詞形が同じなため、比較的覚えやすいです 

 

 

この種類のパターンもこの3つでよいでしょう 

 

 

ABB型(過去形と過去分詞形が同じもの) 

 

急に増えましたが、かなりしぼってあげてみました。

ですが、これでもまだ覚えにくい人にはもう少しこの中で種類分けをしてみましょう。 

 

語尾がd→tになるもの 

build-built-built 

send-sent-sent 

spend-spent-spent 

語尾がep→ptになるもの 

keep-kept-kept 

sleep-slept-slept 

語尾がelloldになるもの 

sell-sold-sold 

tell-told-told 

語尾が-aughtなるもの 

catch-caught-caught 

teach-taught-taught 

語尾がought になるもの 

bring-brought-brought 

buy-bought-bought 

think-thought-thought 

 

これですべてではないですが、少しでも覚えやすい方法で暗記をしてほしいです。 

こんな風に、似たものを並べみるだけでもかなりはかどるのではないでしょうか。 

 

ABC型(すべての形が違うもの) 

次にABC型です。全て変化するので覚えるしかないのですが、よくよく見ると似たような変化があります。

 

これも少しだけ種類わけしてみましょう。 

i→auと変化するもの 

begin-began-begun 

drink-drank-drunk 

sing-sang-sung 

swim-swam-swum 

母音をoにしてnをつけて過去分詞になるもの 

choose-chose-chosen 

break-broke-broken 

speak-spoke-spoken 

原形にnをつけて過去分詞になるもの 

give-gave-given 

see-saw-seen 

take-took-taken 

write-wrote-written 

原形にneをつけて過去分詞になるもの 

do-did-done 

go-went-gone 

 
 

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まとめ 

以上にあげた単語以外にも不規則動詞はありますが、ひとまずこれだけは覚えていきましょう!

勉強している間に他の不規則動詞がでてきたらしっかりメモをとり、どの種類に当てはまるか考えてみるとさらに覚えやすくなります。 

英語は言葉の教科ですから、最低限の単語を覚えていかないと前に進むことはできません。

ですが、ある程度の基本を身につければ他にもいろいろなパターンがよめてきたりするので、それまではコツコツと暗記してほしいです。

とにかく、ひたすら発音→書くの往復をしっかりして、何度も練習しましょう! 

■ この記事の監修者

石田先生 同志社大学 法学部法律学科

オンライン家庭教師WAM講師。「英語・数学」を中心に理科、数Ⅲ以外の科目対応。中高時代は学年トップの成績を維持して、国公立大学を志望していたが、受験期に怠けたことで志望校に落ちてしまった。しかしそのことで多くの経験ができており、多種多様な生徒に合った授業をすることが可能。真面目で、でもなじみやすく、生徒一人一人に親身に寄り添い、わかりやすい授業を提供することに定評のある講師。

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