一見「わかる」と「できる」は同じように見えますが、実は大きく違います。 

「わかる」といっても、その程度には差があります。

また、「できる」といっても、その程度にも差があります。 

 

わかるとは?できるとは?1

 

わかるとは?できるとは?

 

では実際 「わかる」とはどういうことで、 「できる」とはどういうことなのでしょうか。

 簡単にまとめると 、

「わかる」とは、説明内容を理解しているということでできるは実際にそれを行動に移せることです。 

 

具体的な違いは? 

勘違いしている人が多いと思いますが、「わかる」と「できる」は全く違います。

授業を受けて問題の解き方が頭で分かったとしても、それはイコール「できる」ということではありません。

「できる」というのは、自分の力で問題を解けるようになることです。 

 

勉強ができるためには  

もちろん、わかるだけではダメです。

できるようになることが大切です。 

なぜなら、わかっているだけでは問題は解けないからです。 

出来るようになるためには、「わかる」から「できる」状態にするために反復練習が必要になります。 

知識を知って「わかる」でも、実際に解くことで「できる」に変えていかないと、テストではうまくいきません。

ですが、多くの生徒さんは「わかる」=「できる」と思ってしまっています。

それが大きな思い違いです。

本当の実力をつけるためには「わかる」を「できる」に変える必要があります。 

 

わかった事とできるようになった事とそれをやる事

この3つは、似ているようで全く違います。
3つをごっちゃにして考えた場合に陥りやすいトラップは、わかったことや出来ていることが、本番でもやれることなのだと勘違いしてしまうパターンです。
例えば、何か手法を得たから、新しい知識を得たから、身体で体得したから、
それを現場で実践できるのかといえば全く違います。
そして、その中でも成果につながるのは「やること」ただ1つだけです。
変化を起こさない限り、わかったこと、できたことは、1%の成果の足しにもならないということです。 

 

「わかる」から「できる」に移行するメリット 

「わかる」ことから「できる」ことに移行できることで初めて意味をなすことが多いです。

どういうことかというと、多くの場合、わかってもできないと意味がありません。 

勉強も同じです。

知識を知って「わかる」でも、実際に解くことで「できる」に変えていかないと、テストで出た時に解くことができません。

ですが、多くの方は「わかる」=「できる」と思い込んでしまっています。

それは大きな思い違いになります。

本当の実力をつけるために、「わかる」を「できる」に変えてテストに臨んでいきましょう。 

 

まとめ 

「できる」と思ったことができなかったりするとできない自分に対して、「こんなはずじゃなかった・・・どうして私はできないんだろう」と自分を責めてしまったことはありませんか?

 実は、こういった状況に陥ってしまう原因は、「わかる」と「できる」の違いに気づいていないという落とし穴にはまっているからなのです。 

「やり方がわかったことで、できた気になっている」実際よくあるケースなのですが、これはとても危険な状態です。イメージと現実とのギャップをつくり出してしまい、自分で自分を苦しめてしまうのです。 

 だからこそ、「わかる」と「できる」の違いを意識することが大切なのです。「わかる」と「できる」の違いを意識するためにはまず、やり方を知った時点では、「まだできていない」ということをしっかり認識することが大切です。 

そして、「わかる」を「できる」にするための具体的な行動スケジュールを決めます。 

「できる」ようになるためには、「できる」ようになるためになんらかの行動を起こすしかありません。その「できる」ようになるための具体的な行動スケジュールを自分で決めていきましょう。 

 せっかく「わかる」状態になって、「できる」イメージができているのですから、すぐに行動スケジュールに落とし込んで明日からにでもすぐに実践して「わかる」を「できる」にし、テストで高得点を目指していきましょう。 

 

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