わかるとは?できるとは?
こんにちは!オンライン家庭教師WAMです(^^)
「できる」と思ったことができなかったりするとできない自分に対して、「こんなはずじゃなかった・・・どうして私はできないんだろう」と自分を責めてしまったことはありませんか?
実は、こういった状況に陥ってしまう原因は、「わかる」と「できる」の違いに気づいていないという落とし穴にはまっている可能性があります。
今回は、一見同じに見える「わかる」と「できる」についてお話したいと思います。
わかるとは?できるとは?
「わかる」とはどういうことで、 「できる」とはどういうことなのでしょうか。勘違いしている人が多いと思いますが、「わかる」と「できる」は全く違います。
簡単にまとめると、「わかる」は、説明内容を理解しているということで、「できる」は実際にそれを行動に移せることです。
授業を受けて問題の解き方が頭で分かったとしても、それはイコール「できる」ということではありません。「できる」というのは、自分の力で問題を解けるようになることです。
勉強が「できる」ためには
ここまで読んで、「わかる」と「できる」の違いについては理解できましたか?
冒頭で、「できる」と思ったことができなかったりするとできない自分に対して、「こんなはずじゃなかった・・・どうして私はできないんだろう」と自分を責めてしまったことはありませんか?
と聞きましたが、このように自分を責めてしまう人は、まだ「わかる」の段階にいることが多いです。
知識を知って「わかる」でも、実際に解くことで「できる」に変えていかないと、テストで問題を解くことはできないのです。
「わかる」から「できる」にするには
では、「わかる」から「できる」状態にするためにはどうすればいいのでしょうか。
答えは、「繰り返し問題を解く」です。
例えば、数学の解説を見て、「この問題は、この公式を使うのか」と理解した(わかった)とします。この段階では、まだテストなどで問題を解くことはできないでしょう。
理解したら、次は類似する問題をたくさん解いて、実際にその公式を使ってみます。何度も使うことによって、その公式を自分のものにすることができます。この、自分のものにする、ことがイコール「できる」ということです。
基礎問題ができるようになったら、応用問題にもチャレンジしてみましょう。
一点、気を付けてほしいのは、その瞬間に応用問題までできたとしても、時間が経つと忘れてしまう可能性があるということです。
せっかくできるようになったことを忘れない為にも、定期的に復習を行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
「やり方がわかったことで、できた気になっている」というのは、よくあるケースなのですが、これはとても危険な状態です。イメージと現実とのギャップをつくり出してしまい、自分で自分を苦しめてしまうのです。 だからこそ、まずは「わかる」と「できる」の違いを意識することが大切です。
「わかる」問題を、「できる」問題に変えて、テストで高得点を目指していきましょう。