子どもが勉強嫌いな理由とは?勉強嫌いにならないために
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こんにちは!オンライン家庭教師WAMです(^^)/

 

WAMは様々な理由から入塾希望の問い合わせをいただきますが、「勉強が嫌いで自分ではやろうとしない」という理由で保護者に連れられてくる子どもたちも多いです。

この生徒たちはなぜ勉強が嫌いになったのでしょうか?

そこには必ず理由が存在していて、それを明らかにすることで勉強嫌いを克服することができるかもしれません。

 

子どもが勉強嫌いになる理由

勉強が嫌いなる理由はいくつかあります。

そのひとつひとつを改めて考えてみましょう。

 

勉強が嫌いになる理由

問題を解くことが出来ない

一番わかりやすい理由は、問題を解くことが出来ないことだと思います。

授業の内容が分からない、教科書や参考書を読んでも理解できない人にとっては長時間の勉強って苦痛ですよね。

 

結果がついてこない

一生懸命頑張って勉強したけれどテストでは点数を取ることができない。

こんな時は勉強するのが無駄じゃないかと思って嫌いになるかもしれません。

また、受験に失敗して希望の学校に進学できず勉強をやらなくなる子もいます。

 

勉強をする意味や目的が理解できない

「勉強って何のためにするの?」「大人になって役立つことなの?」と疑問に思ったことがある方は少なからずいると思います。

その思いが強い人にとっては勉強が無駄なことに思えてしまって嫌いになるかもしれません。

 

他にやることがある

スポーツや音楽、その他習い事に本気に取り組んでいて勉強をする時間があまり取れないという人もいます。

この場合は「嫌い」というのではなくて「優先順位が低い」のかもしれませんが、勉強をやらないという点では今まで挙げた「嫌いの理由」と同じだと思います。

 

勉強させたい親と、勉強したくない子供

「勉強しなさい!」

「どうして頑張らないの?」

「そんなんじゃ合格できないよ。」

こんな言葉を親から言われた経験はありませんでしょうか。

または子供に言った経験はありますでしょうか。

親はいつだって子供の将来のことを考えて勉強させたいと考えています。

しかし子供のことを思ってかけた言葉が逆効果になることがあります。

子供はこのような言葉をかけられた時に親への反抗心が増すことが多いです。

そうなるとやる気も削がれるし、勉強を開始したとしても集中力が続きません。

 

 

では、どのような声かけが良いのでしょうか。

それは子供が主体性をもって行動する様な声かけをしてください。

例えば「勉強しなさい。」ではなく「何時から勉強を始めるの?」と子どもに決めさせ、自分で言った言葉を守らせます。

そうすると今まで以上に勉強をするようになります。

 

 勉強嫌いは親のせい?

子供が勉強嫌いになった原因は何でしょうか。

勉強嫌いの原因の多くは子供のせいではありません。

前に述べた親の声掛けの様にその多くが親に原因があります。

 

・わからない問題があるのに学校任せにしていた。

・勉強をする習慣をつけさせていなかった。

・やる気を削ぐような言葉をかけていた。

・子供の興味を伸ばすことが出来なかった。

 

子供を勉強嫌いにしない為には親がしっかりと導いていかなければいけません。

 

勉強が好きな子供の特徴は?

これまでは勉強が嫌いな子供について掘り下げていきましたが、そのような子供を勉強嫌いじゃなくするためにはどうしたらよいかを考えるために、勉強好きな子供について考えたいと思います。

 

勉強好きな子供の特徴

新しい知識を得る楽しさを知っている

好奇心が旺盛で、自分の興味があることを積極的に調べたり、体験したりする子供はその興味が勉強に向かうと勉強が楽しいと感じるようになります。

好奇心から常に新しい知識を得たいと思うようになるのです。

 

成功体験

テストで100点を取ることが出来た、学年順位が上がったなど成功体験をすることによって次も同じような体験をしたいと思うようになります。
そのような子供は目標が出来るので嫌がらずに自分から勉強をすることができます。

 

褒められる

上の成功体験まではいかなくても問題が解けたときに親から褒められる、先生から褒められると勉強は楽しくなっていきます。

その積み重ねで勉強は好きになります。

 

自分から進んで勉強する子供

勉強が好きだからといって自分から勉強をするとは限りません。

自分から進んで勉強をする子供の共通点はどんなことがあるでしょうか。

これまでの塾生の話を聞いていると以下のような共通点がありました。

 

「勉強しなさい」とは言われていない

やはりこの言葉は禁句のようです。

いかにこの言葉はやる気を削ぐ言葉かということが分かります。

 

親が子供を褒める

面談の場では子供の努力や結果について褒める場面が良くあります。

その時に自ら進んで勉強をする子供の親は多くが

「先生が褒めてくれたよ。よかったね。」

「今回のテスト勉強がんばってたもんね。偉いよ。」

などと一緒になって子供を褒めてくれます。

逆に、日本人特有の謙遜なのかもしれませんが、

「いえいえ、まだまだ努力が足りないです。」

「先生、これくらいで子供を褒めないでください。」

などという家庭は勉強嫌いに陥っていて、勉強の習慣が身についていないことが多いです。

 

自分で計画を立てて行動することができる

ここまで行ければ上級ですが、自分の行動を自分で計画し、その通りに行動できる子供が中学生くらいになると出てきます。

このような子供には何も言うことがありません。

 

子供が勉強嫌いにならないために

勉強が「嫌い」になってしまった人が「好き」に変わるには大変ですが、「好き」まではいかなくても「嫌いじゃない」に変わるには少しの変化で変えることができます。

 

興味を持つこと

「嫌い」な教科はそのほとんどが「興味のない」教科だと思います。

逆に言えば興味を持てるようになったら嫌いではなくなることが多いです。

では興味を持てるようになるためにはどうすればいいのでしょうか。

 

ゲームや漫画などから入る

勉強として覚える作業をするのとゲームや漫画などの遊びから覚えるのはどちらが楽しいでしょうか。

もちろんゲームや漫画などからですよね。

興味の入り口は遊びからで十分です。

そこを入口にそれ以外の内容へ興味を広げていけばよいのです。

例えば「桃太郎電鉄」。これは昔からあるゲームシリーズですが、私は子供のころ兄弟と一緒にプレイして日本の地名や各地の特産品を自然と覚えました。

そのおかげで地理が好きな(得意な)科目となりました。

歴史の漫画や大河ドラマから社会に興味を持つ人も多いです。

 

身近なところで利用されていないか探してみる

勉強は何に役立つのかわからないということで興味が持てない人もいると思います。

そんな人は身近で利用されているところはないか探してみてください。

例えば私たちの生活の中では英語が多くあふれています。
文法や単語を覚えるときにそこと結び付けて覚えるだけで覚えやすくもなるし楽しくもなります。

使役動詞の原形不定詞を覚えるときにアナと雪の女王の主題歌である「Let it go」と一緒に覚えると間違わないと思います。

 

また、数学は身近なものを探すのは難しいかもしれませんのでぜひインターネットで検索をして見てください。

例えば「三角関数 どこで利用」の様に検索すると面白いサイトがたくさん見つかります。

このように身近に感じることのできるものは興味がわきやすいです。

 

「分かる」「出来る」楽しさ

興味の入り口を見つけることが出来たらあとは問題を解いていくだけです。

まずは短い時間で良いので毎日続けてください。

今までとは違っているはずです。

これまで苦痛だったものが興味を持つことだけで苦痛ではなくなります。

また、問題を解けたときに感じる「分かる」「出来る」楽しさも今まで以上に感じることができます。

 

習慣化されたなら

毎日続ける少しの時間の勉強に慣れたら徐々に学習時間をのばしていきましょう。

時間が1時間、2時間またはそれ以上と伸ばすことが出来たらあなたはもう勉強嫌いではなくなっているはずです。

 

まとめ

勉強が嫌いになる理由はいくつかあります。

その多くは親が原因です。

 

勉強が好きな子は自分の興味関心と勉強がつながっていることが多いため、勉強嫌いを克服するためには勉強とつながりのある「興味」を見つけると良いでしょう。

興味の入り口はマンガやゲームなどでも何でもOKです。

 

興味の入り口を見つけたらあとは少しの時間でもいいので毎日勉強を続けましょう。

慣れてきたら時間を少しずつ伸ばしていくことが大切です。

1時間、2時間と伸ばすことが出来れば勉強嫌いじゃなくなっているはずです。

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