接続詞の用法を紹介!等位接続詞・相関接続詞・接続副詞とは? 
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こんにちは!オンライン家庭教師WAMです(^^)/
 
今回は【接続詞の用法を紹介!等位接続詞・相関接続詞・接続副詞とは? 】についてお話したいと思います。

 

接続詞ってたくさんあって良く分からない・・・
そう思う人もたくさんいると思います。ポイントは文と文との関係に着目すること!
〇〇接続詞という単語がたくさん登場しますが、結局は文と文をどのようにつないでいるのかに注目して学習していきましょう。

 

英語の接続詞とは?

接続詞の役割

接続詞とは簡単に言うと語、句、節など様々な要素を結びつける語句のことを言います。
日本語でも文章を作る時に単語と単語、文と文を円滑につなげるために「つまり」「しかし」「だから」などの接続詞を用いますね。
接続詞を使うことで文と文との関係が明確になり、全体の意味の流れが把握しやすくなります。

 

接続詞の種類

 

接続詞① 種類

 

接続詞は大きく分けると「等位接続詞」「従位(従属)接続詞」に分けられます。

等位接続詞

「語」と「語」、「句」と「句」、「節」と「節」のように対等なものどうしを接続します。
基本的にはつないでいる前後の部分で文法上の性質は同様になります。

 

等位接続詞は「順行の接続」「逆行の接続」「選択の接続」の3つに分けられます。

 

順行の接続

and(~と、そして)、 for(~というのは)、so(~だから)

 

逆行の接続

but(しかし)、 yet(しかし)

 

選択の接続

nor(~もまた…ない)、or(~のどちらか)

 

従位接続詞

節と節のみをつなぐ接続詞です。
片方の文がメインでもう一方の節はサブになり、補助的な意味を表します。

 

例えば

I’ll go shopping tomorrow if it is sunny.
もし晴れたら明日買い物に行きます。

 

この文では「私は明日買い物に行きます」という部分がメインの意味を表し、「もし晴れたら」という部分は「もし~ならば」という条件付けをしています。

 

従属接続詞はたくさん存在するのでここでは一部を紹介します。

 

時を表す従位接続詞

when(~するとき)、while(~する間)、after(~した後)、before(~する前)

 

理由を表す従位接続詞

because(~だから)、for(~というのは)、as(~だから)

 

条件を表す従位接続詞

if(もし~ならば)、otherwise(そうでなければ)、as long as(~する限り)

 

対比を表す従位接続詞

while(一方で)、on the other hand

 

譲歩を表す従位接続詞

although(だけれども)、whenever(いつ~しようとも)

 

目的を表す従位接続詞

in order that(~のために)、so that(~するために)

 

ここからは具体的に接続詞の意味について紹介していきます。

 

等位接続詞

and(~と、そして)

1、語と語、句と句を結ぶ
I like red and blue.
私は赤と青が好きです。
「red」と「blue」を「and」で接続しています。

 

Iate some bread and drank a cup of milk.
私はパンを食べてコップ1杯の牛乳を飲んだ。
「ate some bread」と「drank a cup of milk」を接続しています。

 

このように語と語、句と句をつないでいます。

 

2、順序、結果を表す
She cleaned the room and cooked dinner.
彼女は部屋を掃除してそして夕食を作った。

 

掃除をして夕食を作るという動作の順序(~してから~する)を表しています。

 

3、命令文+and
Go straight the street, and you will find the post office.
まっすぐいきなさい、そうすれば郵便局が見えるでしょう。

命令文とともに用いると「~しなさい、そうすれば」という意味になります。

 

or(~のどちらか)

1、「AあるいはB」の意味
Which do you like better, dogs or cats?
犬と猫どちらが好きですか?

 

犬、猫という2つの選択を表しています。

 

2、「AすなわちB」の意味 
It’s only 360 minutes, or 6 hours.
たった360分つまり6時間です。

 

3、命令文+or 
Hurry up, or you’ll miss the train.

急いで、さもないと電車に乗り遅れるよ。

 

「~しなさい、さもないと…」という意味を表します。

 

but(しかし)

1、「AしかしB」の意味
AとBには相反する内容を置く必要があり逆接の意味を表します。

 

I want to go to the zoo but he doesn’t want to.
私は動物園に行きたいが彼は行きたくない。

 

「私は動物園に行きたい」と「彼は動物園に行きたくない」という相反する内容を「but」で接続しています。

 

2、 not A but B「AでなくてB」の意味
I like not dogs but cats.
私は犬ではなくて猫が好きです。

 

この場合は「しかし」とは訳さないので注意しましょう。

 

for(~というのは)

1、「というのも~だから」の意味
She was so happy, for she was loved by him.
彼女は幸せそうだった、というのは彼に愛されていたからだ。
「彼女が幸せそうだった」理由をあとの文で表しています。

 

この表現は少し古めかしいニュアンスなのでネイティブスピーカーはあまり用いません。

 

相関接続詞と接続副詞

相関接続詞

名前にとらわれずに各相関接続詞の意味について覚えていきましょう。

 

both A and B(AもBも両方とも)
I like both tea and coffee.
私は紅茶もコーヒーも両方とも好きだ。

 

either A or B(AかBのどちらか)
Either she or I have to clean this room.
彼女もしくは私のどちらかがこの部屋を掃除しなければならない。

 

neither A nor B(AもBも~ない)
The house is neither near nor far.
その家は近くも遠くもない。

 

not only A but also B(AだけでなくBも)
He sent e-mail to not only Kumi but also Akari.
彼はくみだけでなくあかりにもメールを送った。

 

接続副詞

接続副詞とは、その名の通り副詞にも関わらず文と文を接続する接続詞のような働きをする語のことです。文と文をつなぐことができないので注意が必要です。
また、接続詞とは異なり副詞であるので文頭、文中、文末に置くことができます。

 

however (しかしながら)
逆接の意味を表します。

 

He is fat. However, he can run fastest in the class. (接続副詞は文頭)
彼は太っている。しかしながらクラスで一番早く走ることができる。

 

for example (例えば)
例を出して説明するときに用いられます。特に説明文などではよく出てくるので覚えておきましょう。

 

There are a lot of famous Japanese food. Sushi is, for example, popular around the world.(接続副詞は文中)
たくさんの有名な和食があります。例えば寿司は世界中で人気です。

 

then (それから)
Please wash the dishes, cook dinner, then.  (接続副詞は文末)
お皿を洗ってそれから夕食を作ってください。

 

therefore(したがって)
I have a lot of things to do. Therefore, I have to go home right now.
私はしなければならないことがたくさんあります。なので今すぐ家に帰らなければなりません。

 

この他にも接続副詞はたくさん存在するので他の表現についてもチェックしておきましょう。

 

 

まとめ

接続詞は多種多様で文中に多く登場します。
日本語と同様に接続詞があるおかげで文章をスムーズに読むことができます。
また、接続詞に着目することで長文がぐんと読みやすくなるのでしっかりと理解しておきましょう!

 

接続詞① try

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