『九州大学』の偏差値と
合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2025年10月6日の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

九州大学に合格するための受験対策

偏差値

九州大学の偏差値帯は55.0〜67.5です。旧帝大の一角であり、特に医学部、理学部、工学部などの難易度が高い傾向にあります。全体として、九州地方における最難関国立大学として高い学力水準が要求されます。

難易度

九州大学は、西日本を代表する国立総合大学であり、その難易度は全国トップクラスです。

共通テストの合格ラインは7割台半ばから8割台半ばが目安です。二次試験は、基礎知識を応用し、論理的に記述・解決する力が問われます。特に、医学部や理系学部では高度な数学的・科学的思考が求められます。

入試の特徴と合格するための勉強法

九州大学の入試は、二次試験の配点比率が高い典型的な旧帝大の形式です。共通テストのボーダーは高いものの、個別学力試験の得点力が合否を大きく左右します。

問題は標準から応用レベルで、過去問を通じて出題形式に慣れることが重要です。論述力、特に思考過程を正確に伝えるための記述力が必須です。共創学部や芸術工学部など、特色のある学部では、一般入試とは異なる独自の視点や発想力を問われることがあります。

学部別の偏差値・入試方式・共通テスト得点率

▶ 学部別の偏差値・入試方式・共通テスト得点率を表示

学部	偏差値（目安）	入試方式（例）	共通テスト得点率（目安）
共創学部	60.0	一般入試（前期）	74%
文学部	60.0	一般入試（前期／後期）	77%〜83%
教育学部	60.0	一般入試（前期）	76%
法学部	60.0	一般入試（前期／後期）	77%〜84%
経済学部	57.5〜60.0	一般入試（前期／後期）	73%〜90%
理学部	57.5〜65.0	一般入試（前期／後期）	75%〜91%
医学部	55.0〜67.5	一般入試（前期）	70%〜88%
歯学部	60.0	一般入試（前期）	75%
薬学部	57.5〜60.0	一般入試（前期／後期）	80%〜86%
工学部	55.0〜65.0	一般入試（前期／後期）	76%〜87%
芸術工学部	55.0〜60.0	一般入試（前期）	75%〜82%
農学部	55.0	一般入試（前期／後期）	76%〜80%

※数値は最新公表データに基づく目安です。方式・学科・年度で変動します。出願前に必ず最新の入試要項をご確認ください。

九州大学基本情報

公式サイト

九州大学

基本情報

創立年

1911年（九州帝国大学として創立）

教育理念

九州大学は自律的に改革を続け、教育の質を国際的に保証するとともに、常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の研究教育拠点となることを目指しています。

大学の特徴

1911年創立の国立総合大学です。伊都を中核に、医療系は病院キャンパス、デザインは大橋、先端理工は筑紫に拠点を持ちます。学部は文理医工農から芸術工学・共創学部まで多彩。学問の自由を重んじ、国際教育や英語学位プログラムも展開しています。

九州大学キャンパス情報

学部によって通学キャンパスが異なります。志望学部の所在地は出願前に必ず確認してください。

• 伊都キャンパス（〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744）
  共創学部／文学部／教育学部／法学部／経済学部／理学部／工学部／農学部の主要拠点です。
  ※1年次は主に伊都で基幹教育。工学部「融合基礎工学科」は3年次以降、筑紫キャンパスを主たる修学場所とします。
• 病院キャンパス（〒812-8582 福岡県福岡市東区馬出3-1-1）
  医学部（医学科・生命科学科・保健学科）／歯学部／薬学部の拠点です。附属病院を併設します。
• 大橋キャンパス（〒815-8540 福岡県福岡市南区塩原4-9-1）
  芸術工学部の拠点です。
• 筑紫キャンパス（〒816-8580 福岡県春日市春日公園6-1）
  主に総合理工学府など研究系の拠点です。工学部「融合基礎工学科」は3年次以降こちらが主たる修学場所となります。

オンライン家庭教師WAMの九州大学受験対策

九州大学の入試は、二次試験の記述力と応用力が不可欠です。WAMでは、志望学部ごとの出題傾向に合わせた学習計画で、過去問対策から基礎の確実な定着まで、専任の教育アドバイザーと名門大学講師陣が徹底的にサポートします。オンラインで全国どこからでも、質の高い九大対策指導を受けることが可能です。お気軽にお問い合わせください。