「勉強が楽しい」と思えるには? 勉強が楽しくなる方法
こんにちは!オンライン家庭教師WAMです(^^)/
今回は【「勉強が楽しい」と思えるには? 勉強が楽しくなる方法】についてお話します。
皆さん、勉強は楽しくできているでしょうか?
多くの学生にとって、勉強は苦しく辛いものであることがほとんどでしょう。
でも、苦しくても辛くても皆さんの将来のために必要なのが勉強!
なら少しでも楽しいものにしたい!
今回はそんな思いを抱くみなさんにむけて、勉強を楽しくする方法をご紹介します。
Contents
勉強が楽しくないのはどうしてだろう?
はじめに、なぜ勉強が楽しくないものなのかをしっかりと考えてみましょう!
「勉強しなさい」と言われるのが嫌だ
義務教育である小学校・中学校は、社会を生きていくための基本的な知識や教養を得る場です。
社会に出た時に困ってほしくないという思いから、
保護者や学校は、つい「勉強しなさい!」と口酸っぱく言ってしまうもの。
しかし、人間というのは何をするにも強制的に行動させられていると感じると、楽しいとは思えません。
「勉強しなさい」と言われてやる気をなくしてしまうのは、勉強に対する義務感が出てしまうからだと言えます。
勉強をする意味が分からない
「そもそも、なぜ勉強をする必要があるのか?」
多くの人が一度は考えたことがあるはず。
その回答としてよく言われるものとして、「自分の将来の幅を広げるためだよ」という言葉があります。
この疑問に答えるのは本当に難しいもので、そう軽々しく答えが見つかるものではありません。
では、違う視点で考えてみましょう。
あなたが趣味や部活動を頑張る理由はなぜですか?
そこには「楽しいから」「仲間がいるから」など各々の理由があるでしょう。
勉強をすることも同じで、理由があります。
そのヒントは、小中学校での勉強は、答えを導く過程や問題への取り組み方を練習する場であるということです。
意味を見いだせずに勉強をするから辛く、消極的になってしまうのです。
自分自身がなぜ勉強をするのか、自分なりの理由を見つけることが、勉強を楽しむ近道です。
勉強以外にやりたいことがある
勉強をしなければならないことを理解した上で、
勉強以外にしたいことがあるというのも勉強が楽しくない理由の一つだといえます。
例えば、必死に部活動や習い事を頑張っているため、そちらに集中して勉強にまで手が回らないということもあるでしょう。
勉強と部活・習い事は両立することが重要です。
両立方法が知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
勉強をしても点数がとれないから面白くない
勉強をしていても「テストの点数」という結果になかなか現れないことも、勉強が楽しくない理由のひとつでしょう。
勉強というのは、始めてすぐに結果として点数に表れるものではく、最低でも2ヶ月~3ヶ月継続して行うことによって点数に表れるケースがほとんどです。
根気よく続けていれば上達するにも関わらず、結果として表れる前に諦めてしまっていることが、成績が上がらない大きな原因のひとつだといえます。
結果に表れるまで継続して勉強することで、勉強に対する楽しみが少しずつ見出せるのではないでしょうか。
勉強が楽しくなると、どうなるの?
今は、なかなか楽しいと思えない勉強ですが、楽しいと思えるようになるとどのように変化するのか、一緒に考えていきましょう。
知識が増える
まず、勉強が楽しいと思っている人は、知的好奇心が旺盛です。
新しいことを知るのが好きで、自分の興味のあることならば積極的にやってみたいと思う人は、勉強が楽しいと思えるスタートラインにいると言えるでしょう。
知識が増えるということは、自分の選択肢を拡げることにもつながります。
勉強における「考える力」の土台にあるのが知識です。
知っているということが、いくつかの選択肢の中から一番良いものを選ぶ手助けをしてくれるのです。
視点が変わる
勉強が楽しくないときには、ついつい「出来ないこと」に意識が向いていまいます。
マイナスな部分ばかり振り返ってしまうので、心理的に辛くなり勉強がますます嫌なものになってしまいます。
しかし、勉強が楽しくなると勉強した成果を見直して、「勉強する前よりもたくさんの知識を得た!」「また一歩成長できた!」とプラス思考に捉えることが出来るようになります。
この捉え方の変化が、勉強だけでなく日常生活での様々な事柄に対して今までとは違った視点で見ることが出来るようになるきっかけとなるはずです。
「なんでだろう?」「どうして?」などの疑問が解決できる
知識が増えるというところでもお話したように、
勉強すると言うことは今まで知らなかったことを知るということです。
日常生活において、今まで疑問に思っていたさまざまなことを解決することができます。
例えば、「どうして雨が降るのか」疑問に思っていたとしましょう。
この疑問の答えは、上昇した空気が冷やされて、目に見えない水蒸気が水や氷の粒になって白く見えるものが雲であり、
水や氷の粒が大きくなって落ちてきたものが雨や雪になるということです。
理科を勉強することによって、この疑問は解決します。
このように日常における疑問を勉強することによって、少しずつ解決することが出来るのです。
勉強することで身につく力がある
勉強をすることで、様々な力が身につきます。
ここでは、国語、数学(算数)を例にお話しましょう。
まず、国語は日常生活における読み書きだけでなく、思考力や想像力を養うことが出来ます。
思考力・想像力を養うことで、他人とのコミュニケーションを取るときの術も学ぶことが出来るのです。
次に、数学(算数)は論理的な思考力を養うことが出来ます。
答えにたどり着くまでの道筋をしっかりと立てることが、様々な事態の日常生活における対応力につながります。
また、時間やお金の計算をするにも数学(算数)の知識が必要です。
このように国語や数学(算数)を例にとってみても、
大人になったときに社会を生き抜くために必要不可欠な力がたくさんあるのです。
将来の選択肢が拡がる
勉強が楽しくなって習慣化し、成績が上がってくると中学受験や高校受験をする際に単純に選択肢が拡がります。
偏差値の高い学校に行くことが、単純に良いこととは言えません。
現時点で将来の夢がない人にとっても、いつか夢ができた時に、それがどんな夢であったとしても、様々な選択肢から選ぶことができるということは、その夢に向かってまっすぐに進み実現できる近道になると言えます。
こんな工夫が出来る!勉強を楽しくする方法
ここまで、勉強が楽しくない理由と実際に勉強が楽しくなるとどう変わるのか、お話してきました。
次に実際に勉強を楽しくする方法をご紹介します!
タイムアタック
早く短時間で効率よく勉強を終わらせたいのに、なかなか集中力が続かないという人は多いと思います。
そんな人にオススメなのが、30分でどこまで問題を解くことが出来るかという「タイムアタック」方式です。
最低限の超えなければならないラインを決めて、それ以上の結果をどれほど残すことが出来るのかということをゲーム感覚で勉強することが出来ます。
「タイムアタック」方式は、過去の自分がライバルとなって、それを更新していくことで、自分自身のレベルアップを感じることができるので、自信をつけることにも繋がります。
いくつ暗記できる?暗記チャレンジ
社会や理科など、勉強においてどうしても暗記が必要なシーンは、多く存在します。
その際には、まず何度も自分自身の手で書いて覚える努力をした後に、自分自身で小テストを行って、その日に覚えることが出来た内容をしっかりと確認することが重要です。
小テストの結果はその日の努力を目で見ることが出来るので達成感や満足感につながります。
友達とクイズを出し合う
基本的に勉強は一人ですることが多いと思いますが、友達とクイズを出し合って勉強したことがある人も実際に多いのではないでしょうか。
友達とクイズと出し合うことは、一人で勉強するときよりも、断然「楽しい」という感情を得やすいでしょう。
また、問題に答えることはもちろん勉強になりますが、クイズを出題するということは、思いのほかとても良い勉強になります。
特に勉強になっていることは、「ヒントを出すこと」です。
ヒントは答えに関する周辺知識がたくさん必要になるので、答えだけでなく考える過程も一緒に定着させることができます。
とにかく気になることを徹底的に調べてみる
人間は勉強だけでなく何事においても、自分が興味あることに対しては様々な知識を得るために「知ろうとする」生き物です。
これが勉強になったときも、どんな些細なことでも良いので自分の気になったことをまずは徹底的に調べて理解しましょう。その過程で、さらに分からないことを調べるということを繰り返すことによって、自然と知識は深まっていくものです。
問題の難易度を一度わざと落としてみる
勉強をする際に、自分が分からない問題を理解しようと頑張るが結局分からずに断念してしまうということは、よくあることだと思います。
そんなときは、わざと自分が出来ると分かっている問題を解いてみて、出来る感覚を取り戻すということも重要になってきます。
「自分で出来る!」という感覚は、自信につながります。
勉強するときには、自信をなくさないことが重要です。
勉強で分からない壁に当たった際には、自分が分かっていたところに戻るということが一つの手になります。
戻ることによって分からなかった問題が分かるようになることも多いので、オススメの方法です。
オンライン家庭教師wamは自分に合った勉強方法など学習のサポートも充実しています
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神経伝達物質のドーパミンを味方につける
やる気の源「ドーパミン」を見方につけましょう!
ドーパミンの効果
まず、「ドーパミン」とは、脳の中枢神経に存在する神経伝達物質のことで、人間の感情に関与しており、特に「学習・意欲・喜び・快楽」に大きく関係している物質です。
人が楽しさやうれしさを感じているときは、ドーパミンが分泌されているといわれています。このドーパミンの分泌をうまく継続させることが、やる気や意欲につながっているのです。
また、ドーパミンの分泌量を増やすことは、集中力を向上させポジティブで意欲的になるといわれています。
ドーパミンの分泌量を増やすことは、勉強をする際に見方になってくれることばかりです。
ドーパミンを増やす方法
ドーパミンは勉強の味方とお話しましたが、では、どうやってドーパミンの分泌量を増やしたら良いのか説明しましょう。
ドーパミンは、実際に何か行動しているときに活性化することが分かっています。
そして、行動した後にご褒美があると、ドーパミンの分泌量はさらに増加します。
例えば「テストで80点を超えたら欲しかったゲームを買う」などの目標を立てることが良いとされています。
目標を立てるときのポイントとしては、無謀な目標を立てるのではなく、なるべくクリアできそうな目標を立てるということです。
次に食事を少し変えることで、ドーパミンの分泌量を増加させることが出来ます。
ドーパミンの原材料となっているのは、タンパク質です。
タンパク質の中に含まれているアミノ酸がドーパミンを分泌するのに不可欠な原材料となっているのです。
そのため、タンパク質を豊富に摂取することで、肉体的にも精神的にも疲れを減らすことが出来るのです。
タンパク質をとることが出来る食べ物の例としては、肉類、魚介類、大豆製品、乳製品、卵、バナナ、アーモンドなどがあげられます。
特に、大豆製品には、脳の働きを活性化させる成分がたくさん含まれています。
もうひとつのドーパミン増加のヒントは、新しいことにチャレンジするということです。
新しいことを挑戦することは、脳を活性化させ、新鮮さや達成感を感じます。
この感覚がドーパミンの分泌につながっているのです。
いつもと違う方法で勉強をしてみることや、新しい環境で勉強することが、ドーパミン増加のきっかけとなります。
勉強が楽しくなる考え方
変わるためのヒント
ここまで勉強を楽しくする方法を紹介してきました。
今までと違う考え方をするということは、簡単なことではありませんが、せっかく勉強をするなら自ら楽しく行う方がしっかりと身につくものです。
勉強が楽しくなると、勉強だけでなくほかの物事への捉え方も変わってくるので、これを機会に勉強が楽しいと思えるように努力してみましょう。
勉強が楽しくて仕方ない自分に変わるためのヒントをいくつかあげておきます。
・自分なりにやる気を出す方法を見つける
ドーパミンの分泌量を増加させるところでもお話したように、達成出来たときのご褒美を決めてみることや、勉強に取り組む際のやる気の出し方を決めるなど、自分独自の方法を見つけてみてください。
・勉強に対する考え方を変える
今まで勉強は、つらくてしんどいものだと思っていた人が多いでしょう。
しかし、ここまで紹介した勉強の楽しみ方を基に「勉強は楽しく、自分のスキルアップのためにするものだ!」という考え方に切り替えて欲しいと思います。
・勉強に集中できない理由を考える
スマホやテレビ・漫画などの誘惑に負けてしまっていませんか。
娯楽が全くだめといっているわけではなく、勉強後の自分に対するご褒美として娯楽を楽しんで欲しいと思います。
様々な誘惑に負けてしまうことだけでなく、自分自身が勉強に集中することが出来ない理由が何なのか、自分のことをしっかりと分析することはとても重要なことです。
・目標を見つけて取り組む
勉強だけでなく、人間というのは目標なしに闇雲に進むことはつらいものです。
自分が将来どうなっていたいのか、そのためにはどんな中学、高校に行くといいのか、その志望校に合格するために自分が最初にしなければならないことは何なのか。
しっかりと自分自身を見つめ直し、長期的目標、中期的目標、短期的目標を明確にした上で勉強することにより、一つ一つ達成したときには喜びを得て、ポジティブに勉強を続けることが出来ます。
まとめ
今回は、勉強が楽しくない理由を探るところから、勉強に対するそもそもの捉え方を変えることで勉強を楽しむ、ということについてお話してきました。
「勉強」という言葉自体が嫌いな人もたくさんいると思いますが、まずはポジティブな気持ちで勉強について考えてみることが重要です。
今回紹介した勉強の楽しみ方を是非試してみてください。
皆さんにとって勉強が楽しいものに変化することを祈っております!