奨学金 資格者と制度とは?
こんにちは!オンライン家庭教師WAMです(^^)/
大学に行きたいと考えていても、入学金や授業料など費用がかなりかかるということで
進学を悩んでいる子もいると思います。
今日はそんな方に耳よりの奨学金制度についてお話します。
奨学金を返済できずに滞納している方が多くなっているというニュースもありましたが、
奨学金は経済的な理由で進学を諦めることなく勉学に励むことができるように作られた制度です。
どのような種類があるのかを知り、色々な選択肢を持てるようにしていきましょう。
Contents
奨学金とは
どんな人が借りられる?
経済的な理由で、修学が困難な学生が借りることができます。
いくら借りられる?
月額2万~最大12万円を借りることができます。
使い道の制限について
使い道については特に指定されていません。
ですから、学費以外の交通費や教材費・サークル活動費・生活費などに使うこともできます。ただし、入学金に充てることは給付開始時期との関係で間に合わないためできません。給付開始時期は早くても4月中旬となるため、入学金納付時期(3月中もしくは合格してから2週間)と合いません。
奨学金の種類
給付型と貸与型
奨学金には2種類あります。
一つは返済がいらない給付型、もう一つは返済義務のある貸与型です。
また、貸与型でも利息がないものと利息があるものに分かれます。
給付型のメリット・デメリット
メリット
卒業後の返済がいらないことが一番のメリットです。
デメリット
受給資格に学業成績などの基準があること、または入学後も受給の審査があることがデメリットといえます。
貸与型と比べ、基準が少し高くなっています。
例えば、評定3.5以上に加え、入学者選抜試験で上位2分の1の成績に入っていることなどが挙げられます。また、入学後も平均成績が学部の上位2分の1に入っていること、単位数が標準以上に取れていることなどが求められます。
また、貸与型と比べ給付金額が少ない所があります。
貸与型のメリット・デメリット
メリット
経済的に困っている学生が、進学を諦めることなく学費のサポートを受けられることです。
大学進学だけでなく大学院や高校・専門学校への進学にも使うことができます。卒業後の返済はありますが、自分で月額の貸与金額を決めることができるので、十分な金額を借りることができます。返済のローンについても、金利が低く設定されていて返済の負担を少なくすることができます。
デメリット
在学中は金銭面の負担はないですが、卒業後、長期間の返済があるので経済的な負担があります。
働きながら長期間にわたり返済しないといけないため、精神的な負担があります。
奨学金はどこで借りられる?
日本学生支援機構
独立行政法人で、学生に対する奨学金事業などを行っています。
利用者が最も多い奨学金制度です。
民間育英団体の奨学金
民間企業や個人などが設けている奨学金制度です。
対象者は各団体により異なっており、自分に当てはまるものに申し込みを行う制度です。申込場所は、各大学のキャンパスの奨学金担当窓口になります。
地方自治体の奨学金
地方自治体が設けている奨学金制度です。
出身がその地方自治体であることが条件になっています。申込は、各自治体の教育委員会または各大学キャンパスの奨学金担当窓口になります。
大学独自の奨学金
各大学独自に設けている奨学金制度です。
各大学により審査基準は異なりますが、基本的に保護者の所得と学業成績を基準に審査が行われます。
新聞奨学生
新聞社による奨学金制度です。
学費の一部もしくは全額を貸与します。新聞の朝刊や夕刊の配達を行い、その給与から奨学金の金額を引いた金額を給与としてもらえるようになっており、在学中に全額返済することができるので、卒業後の返済はなくなります。
まとめ
このように奨学金にはいろいろな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
いろいろな奨学金制度の事を知り、自分に合った制度を利用し学生生活に役立ててください。