いよいよ本格的な受験シーズンに突入しましたね。

受験生の皆さんは、最後の追い込み学習に心血を注いでいることと思います。

さて、ここでお話するのは無事に受験を乗り越えた後に、高校入学に向けてどんな準備が必要のか?

費用はどのぐらいかかるのか?、

入学までにしておくべき勉強はどれぐらいなのか?

という内容です。

受験勉強にちょっと疲れたな…という方もバリバリ頑張っていますという方も、これを読んで受験後の高校生活準備に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

 

高校入学っていくらかかるの?

 

義務教育であった中学校(私立中学校は除く)までとは違い、高校に通うには費用がかかります。

どのくらいの費用がかかるのかは、進学する高校を決める上でも重要な要素と言えるでしょう。

ここでは、文部科学省が調査した資料を参考に、その平均額などに触れたいと思います。

 

公立高校入学にかかる主な費用の平均

受験料:¥2,200-

入学金:¥5,650-

授業料:¥23,368-

修学旅行・遠足・見学費:¥34,892-

学校納付金等:¥49,762-

図書・学用品・実習材料費等:¥40,662-

教科外活動費:¥44,276-

通学関係費:¥79,157-

その他:¥3,874-

 

合計…¥283,841-

※上記以外にも、塾や習い事にかかる「学校外活動費」などがあります。

 

 

私立高校入学にかかる主な費用の平均

受験料:¥15,000-~¥30,000-

入学金:¥250,026-

授業料:¥271,835-

修学旅行・遠足・見学費:¥54,093-

学校納付金等:¥228,864-

図書・学用品・実習材料費等:¥42,551-

教科外活動費:¥41,636-

通学関係費:¥109,048-

その他:¥4,858-

 

合計…¥1,020,127-~¥1,035,127-

※上記以外にも、塾や習い事にかかる「学校外活動費」などがあります。

 

 

勉強で困らないためには?

中学とは全然違う!?高校の授業

高校の授業は、中学校の授業とは比較にならないほど、その内容もスピードもレベルアップします。難易度が上がるのはもちろん、扱う学習範囲もとても広くなり、大学入試まで(遅くても高3の秋~冬頃)に全て学習範囲を学習し終えなければならないため、授業はどんどん進んでいきます。

高校の授業では、ちょっとでも気を緩めるとすぐに置いていかれるかもしれないという危機感をもって挑むことが大切です。

 

上記の内容を裏付けるような事例を挙げたいと思います。

  • 中学校の授業は、テストの平均点~平均点より少し下の点数を取っている生徒に合わせた進度で授業が進んでいくが、高校の授業は平均点より少し上の点数を取っている生徒に合わせて授業を進めていく。

 

  • 前回の授業にて、次回の授業で扱う問題を告知され、次の授業ではその問題の解説から授業がスタートする。(「宿題」とは明言されていないが、家で予習として取り組んできていることを前提に授業が進んでいく。)

 

 

 

無事に合格して受験勉強が終わっても、勉強は終わりではない!?

公立の中学校では、ほとんどの場合、学区ごとに決まった中学に進学するため、中1の段階で生徒の学力にバラつきがあります。

しかし、高校では入試を経て入学するため、クラスメイトはほとんど同じ学力をもっています。

つまり、入学した時点では学力に大きな差はなく、横一線からのスタートになるので、誰にでも校内でトップになるチャンスがあるのです。

ただ、時間が経つにつれ、その差は開いていきます。

なぜなら、最初の定期テストの結果がその後の学習に影響するからです。

あまりいい結果が出ないと、高校の授業は中学校までの授業の難易度やスピードと大きく異なるため、すぐには遅れを取り戻せません。

その結果、校内順位が下位に低迷したままになってしまう恐れがあります。

しかし、最初の定期テストで上位の成績を取ることができると、「この順位をキープしよう」と意欲が出て、その後の学習に弾みがつきます。

 

まさに、中3の高校入試終了後から高1スタート時の勉強の差が学力の差となり、大学入試時時点での学力の差につながるのです。

 

 

高校入学までにやっておきたい学習内容

高校では、入学前に課題を出されることが多く、その課題を使って入学後すぐにテストを実施する学校もあります。

テストがない学校でも、入学後すぐに通常の授業が始まることがほとんどです。

そのためにも、春休みの間に「これだけはやっておきたい!」という学習を教科ごとにご紹介します。

 

数学

「式の展開,因数分解の復習」

中学では3年生の最初に習う内容ですが、高校では入学してすぐに学習する内容です。

もちろん格段に難しくなりますので、中学数学の展開・因数分解はスラスラと解けるようになっておきましょう。

こちらも参考に。

2次方程式の解き方~因数分解・平方完成・解の公式~

英語

「英文法」

英文法の7割は中学校で学習しています。また2021年度の中学指導要領改訂により、その割合はさらに増加します。

高校で新たに習う英文法も基礎は中学校で習う文法です。出だしでつまづかないよう、文法の総復習をしておきましょう。

 

国語

「古典」

中学では単元の一部として触れていますが、高校では独立した科目として学習する学校がほとんどです。

高校の古典は中学校のそれとは全く別物だといっても過言ではないので、高校入学前に最低でも「歴史的仮名遣い」と「漢文の返り点」の理解だけは絶対にしておきましょう。

こちらも参考に。

進学までにマスター!謙譲語の正しい使い方(尊敬語&謙譲語比較表)

 

 

大学進学を考えているのであれば・・・

高校1年生って大事?

大学には様々な入試方式があり、中には調査書に記載されている高校での成績の平均、いわゆる「評定平均」だけで、ほぼ合格が決まる入試方法もあります。

そこで気をつけたいのが、大学入試で評価の対象となるのは何年生の成績か、ということです。

大学入試で評価されるのは、高1から高3の1学期までの成績です。

これらの期間の成績を平均したものが評定平均として大学入試での判断基準となるため、高3の成績の割合は少なくなります。

つまり、評定平均では高1と高2の成績の比重が高くなるということです。

だからこそ、高校入試終了後からしっかりとスタートを切ることが重要であるといえます。

高校入試に向けて身につけた学習習慣を0にしてしまうのはもったいないことです。

高校入試直前と同じような勉強時間を確保するのは難しいかもしれませんが、せっかく作った学習習慣を高校入学後も継続させて、高校生活を送ることが大切なのです。

 

現在の大学入試における推薦入試の仕組み

2019年度には、私立大学の入学者の内、一般選抜で大学に入学する人は、なんと半分以下。

大学に入学するためには一般選抜だけでなく、推薦入試も活用してチャンスを最大限に生かせるよう準備しておくことが大切だと言えるでしょう。

大学入試における推薦入試は大きく2つあります。

総合型選抜(旧AO入試)」と「学校推薦型選抜(旧指定校・公募制推薦)」の2つです。

この2つの推薦入試は、2020年度の実施から「各大学が実施する評価方法または『大学入試共通テスト』の内、少なくともいずれか1つの活用」が必須となります。

つまりどの選抜方式を選んでも、必ず学力の評価は行われるということです。

このことからも、先述した「高校1年生って大事?」の内容が、入試にはいかに重要であるかということが分かっていただけるかと思います。

 

※推薦、選抜試験については、こちらを参考にしてください。

指定校推薦とは? 詳しく教えます! | 個別指導のオンライン家庭教師Wam

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

高校入学への準備と聞くと、前半で記述したような費用面や入学までの学習面について考える方も多いと思いますが、実際に高校に入学して高校生活を送る学生の皆さんには、後半で記述したような高校卒業後の進路についても、ぜひ考えて欲しいと思います。

高校入試の進路選択がそうであったように、大学入試の進路選択もそれまでの皆さんの人生にとって、重要な選択を迫られる岐路であることに変わりはありません。

今、自分が必死になって勉強をして頑張っているのは、その先に何が待っているからなのか?楽しい高校生活、高校卒業後の進路実現のためなど、人それぞれの思いがあると思います。そんな皆さんの思いの後押しができていれば幸いです。頑張ってください!

 

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