千葉県の高校入試情報・受験対策

千葉県の公立高校受験概要

入試制度

内申点(180点)、学力検査点(500点)、その他の検査の成績も加えて、各高校により傾斜。

1 中学校の校長から送付された調査書等の書類の審査、学力検査の成績及び学校設定検査の結果を選抜の資料とし、各高等学校の教育を受けるに足る能力、適性等を総合的に判定して入学者の選抜を行うものとする。選抜の資料のいずれかにおいて、各高等学校が審議の対象とすると定めた評価等を有する者については、特に慎重に審議して総合的に判定するものとする。
2 調査書の必修教科の評定の全学年の合計値及びその他の記載事項、学力検査の成績、学校設定検査の結果等の選抜の資料は原則として得点(数値)化するものとし、選抜のための各資料の得点を合計した「総得点」に基づき総合的に判定する。選抜の資料の配点は各高等学校において別に定める。
3 埼玉県及び茨城県の本県隣接学区内に居住する者が隣接県から入学できる生徒数は、隣接県公立高等学校入学志願者取扱協定第5条の規定に基づく細部協定書によるものとする。
4 調査書、学力検査の成績及び学校設定検査の結果については、次の(1)、(2)及び(3)によるものとする。ただし、市立高等学校にあっては、当該市教育委員会が定めるところによる。
(1)調査書については、次のア及びイにより得点(数値)化する。
ア 調査書の教科の学習の記録における、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語(外国語については、必修及び全ての生徒が共通に履修するもの。)の評定の全学年の合計値について、各高等学校の定めるKの数値を乗じ、「調査書の得点」とする。
Kの数値は、原則として1とし、各高等学校において学校の特色に応じて0.5以上2以下の範囲内で別に定める。
※なお調査書の教科の学習の記録に評定の記載のない教科がある場合等については、他の選抜の資料と併せて、他の者の資料と比較した上で、総合的に判定する。
また、外国において、学校教育における9年の課程を修了した者等で、所定の調査書が提出できない者については、総合的に判定する。
イ 調査書の記載事項について、各高等学校は学校の特色に応じて50点を上限として、上記アに定める「調査書の得点」に加点することができる。
(2)学力検査の成績については、次のア及びイにより得点(数値)化する。
ア 学力検査を実施した各教科の得点を合計し、「学力検査の得点」とする。
イ 次の(ア)、(イ)及び(ウ)の場合は、各高等学校が定めた倍率を用いて得点を算出することができる。
(ア) 理数に関する学科(くくり募集を行う理数に関する学科は除く。)を志願する者については、学力検査の数学及び理科の得点を1.5倍又は2倍した値をそれぞれ数学及び理科の得点とみなすことができる。
(イ) 国際関係に関する学科を志望する者については、学力検査の英語の得点を1.5倍又は2倍した値を英語の得点とみなすことができる。
(ウ) 三部制の定時制の課程の学力検査を実施する教科を5教科(国語・社会・数学・理科・英語)と定めた高等学校を志望する者については、5教科のうち、志願者が出願時に申告した3教科の得点を1~3倍した値をそれぞれの教科の得点とみなすものとする。
(3)学校設定検査の結果については、次のア及びイにより得点(数値)化する。
ア 「学校設定検査の得点」の配点は、各高等学校が学校の特色に応じて10点以上100点以下の範囲内で定める。ただし、その他の検査のうちの県が作成する「思考力を問う問題」の配点は、100点とする。
イ 学校設定検査を2つ以上実施する場合には、学校設定検査の合計得点は150点を上限とする。なお、専門学科において適性検査を2つ以上実施する高等学校が、さらに面接を実施する場合には、面接の配点は50点を上限とし、学校設定検査の合計得点は200点を超えないものとする。
5 高等学校が、学科ごとに、志願者に志願理由書の提出を求めた場合には、これを選抜の資料に加えるものとする。
6 欠席が多い理由又は障害があることによって生ずる事柄等について説明するために、志願者から自己申告書が提出された場合は、これを選抜の資料に加えることができる。ただし、提出されたことより、不利益な取扱いをすることのないように十分に留意する。
7 高等学校の校長は、必要のある場合には、出願書類等(自己申告書を除く。)の内容について、中学校の校長に照会することができる。
8 入学者の選抜方法は、上記1から7までに定めるほか、次の(1)及び(2)により学校の特色を重視した、2段階の選抜を行うことができる。ただし、市立高等学校にあっては、当該市教育委員会が定めるところによる。
(1)2段階の選抜を行う場合、2段階目で選抜する入学者の人数は、募集人員の20%以下とする。
(2)1段階目の選抜は上記1から7までに定めるとおりとする。2段階目の選抜では、1段階目で得点(数値)化した「調査書の得点」及び「学校設定検査の得点」に、次のk1、k2又はk3の数値を乗じた得点を、選抜の資料とすることができる。
k1・・・調査書の評定の全学年の合計値にKを乗じた数値に乗じる係数
k2・・・調査書の記載事項の加点に乗じる係数
k3・・・学校設定検査の得点に乗じる係数
なお、k1、k2及びk3の数値は、それぞれ1以上とし、各高等学校が定める。
ただし、k1、k2及びk3を乗じた後の配点は、上記4の(1)及び(3)に定める配点の上限を超えないものとする。
9 各高等学校は、選抜の手順、選抜のための各資料の項目及び配点等を定めた「選抜・評価方法」を作成し、公表する。

 

入試日程

一般入学者選抜

出願受付:2022年2月9日(水)・2月10日(木)・2月14日(月)
志願先変更:2022年2月17日(木)・2月18日(金)
学力検査:2022年2月24日(木)・2月25日(金)
追検査受付期間:2月28日、3月1日
追検査:2022年3月3日(木)
合格発表:2022年3月7日(月)

 

配点

国語(放送による聞き取り検査を含む) 100点(50分)
数学 100点(50分)
英語(リスニングテストを含む) 100点(60分)
理科 100点(50分)
社会 100点(50分)
合計500点満点
※一部の高校で傾斜配点を実施。
※各高等学校において、面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題による検査及びその他の検査のうちからいずれか一つ以上の学校設定検査を実施する。

内申点の算出方法》
1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計135点満点

 

 

千葉県の公立高校受験対策

千葉県の公立高校入試は、国語への対策が重要となります。
国語では、放送による聞き取りテストが含まれています。基本的な問題が多い傾向ですが、国語の聞き取りに慣れておく必要があります。また問題数が多いため、本番を想定したスピードを意識して問題を解く練習が必要となります。英語は、リスニングテストの割合が増えているため、日頃から英語を聞き慣れておきましょう。また英作文も出題されますので、英語での文章構成を練習しておきましょう。数学では、基礎的な問題が多く出題されるため、基本を押さえた上で応用力を身に着けておきましょう。理科は、各分野から幅広く出題され、記述問題が出題傾向にあるため、基礎を身に着けた上で内容を理解しておきましょう。社会では、資料の読み取り問題が多く、知識が必要な問題が増加傾向にあるため、基礎をしっかりと押さえておきましょう。

 

千葉県の私立高校受験対策

オンライン家庭教師WAMの千葉県の高校受験対策

千葉県の高校入試対策はオンライン家庭教師WAMで!
地域密着型の個別指導WAMで蓄積したデータをもとに、千葉県の学校情報に精通した講師陣が効率的な指導を行います。
通学にかかる時間もないので、部活や習い事と両立しながら志望校合格を目指すことが可能!