愛知学院大学法学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

愛知学院大学法学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

愛知学院大学法学部の偏差値は、学科によって異なり42.5~47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.7~7.7倍で、現代社会法学科の後期試験が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

愛知学院大学法学部の一般選抜は、前期試験A・前期試験B・前期試験M・中期試験・後期試験の5種類に分かれています。前期試験Aは、国語と外国語が必須、地歴公民・数学から1科目選択の3科目型となります。前期試験Bは、前期試験Aで指定された教科・科目をすべて受験していることが出願資格となっており、個別試験の実施は無く、前期試験Aの科目から指定された科目の合計点で合否判定を行います。前期試験Mは外国語が必須、国語・地歴公民・数学から2科目選択の計3科目を受験します。中期試験は国語・外国語・地歴公民・数学から2科目選択、後期試験は外国語が必須、国語・地歴公民・数学から1科目選択の計2科目の受験が必要です。試験時間や配点、選抜方法は日程によって異なるため、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

〈文学部・商学部・総合政策学部と同様〉

 

 

愛知学院大学法学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《前期試験A》

例年、試験時間60分の大問2題構成で、大問1が現代文、大問2が古文の読解問題となります。解答形式はマークシート方式と一部記述式の併用です。現代文からは、内容説明や内容正誤、空所補充、段落区分など内容把握に関する問題と、漢字や語彙、慣用表現などの知識問題が出題されます。日ごろから新書や新聞のコラム欄などを読み、評論文を読むことに慣れておきましょう。古文は内容説明や和歌の解釈、人物指摘、口語訳などの内容把握に関する問題や語彙・文法、文学史などの知識問題からの出題となります。古文単語や古典文法などの基礎知識をしっかりと身につけておくことが大切です。全体的な難易度は標準レベルとなるため、一通り問題を解いたら、残り時間でしっかりと見直しを行いましょう。

 

〈文学部・心理学部(文系科目得意型)・健康科学部・商学部・経営学部・経済学部・総合政策学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《前期試験A》

例年、試験時間60分の大問4題構成となります。大問2題がマークシート方式の小問集合、残りの2題が記述式となり、全体的な難易度は教科書レベルとなっています。微分積分、確率、集合、二次関数、三角関数などが頻出分野となるため、重点的に学習すると良いでしょう。また、計算量が多くなっているため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。黄・白チャートや複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

〈文学部・商学部・経営学部・経済学部・総合政策学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《前期試験A》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、大問1~3が語彙・文法などの知識問題、会話文問題、長文読解問題で解答形式はマークシート方式、大問4が英作文問題や語彙文法で解答形式は記述式となります。全体的な難易度は基本レベルとなるため、ケアレスミスをしないよう注意が必要です。語彙・文法問題の割合が高くなっているため、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

〈文学部・心理学部・健康科学部・商学部・経営学部・経済学部・総合政策学部・薬学部・歯学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《前期試験A》

・日本史

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式は大問1~3題がマークシート方式、大問4が記述式となります。古代から現代までの幅広い時代の政治史を中心に、文化史や社会経済史などに関する問題が出題されます。全体的な難易度は基本~標準レベルとなりますが、出題範囲が広いため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問にも取り組みましょう。

 

・世界史

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式は大問4題のうち2題がマークシート方式、残りの2題が記述式となります。欧米やアジア(中国史)地域を中心に、古代から現代までの幅広い時代の社会・経済史・政治史・文化史に関する問題が出題されます。各大問は400~700字程度の文章が提示され、その内容に対して解答する形式となります。全体的な難易度は基本~標準レベルとなるため、教科書学習を中心に基本的な語句や重要年号などを押さえ、基礎知識をしっかりと身につけましょう。

 

〈文学部・心理学部(文系科目得意型)・健康科学部(文系科目得意型)・商学部・経営学部・経済学部・総合政策学部と同様〉

 

 

愛知学院大学法学部基本情報

公式サイト

愛知学院大学法学部:http://law.agu.ac.jp/

基本情報

創立年

1957年

生徒数

1,286人(2023年5月1日現在)

教育理念

法学部 法律学科

法律学科は、「公正」、「正義」に代表される法の精神と「行学一体・報恩感謝」という本学の建学の精神を身に付けた上で、法律学を基礎から応用へと体系的かつ段階的に学習することにより、法律学の体系的知識を踏まえた法的判断能力を育成することを通じて、法的な専門家のみならず広く社会で活躍できる人材の育成を目的とします。

そのための教育研究上の目的は、社会及び多様な文化に関する知識の理解、自己管理力・コミュニケーション能力・チームワーク力及び文章作成能力の獲得、「公正」「正義」に代表される法の精神の理解を通じた市民としての社会的責任の自覚のほか、特に、法律学の体系的知識の理解、事実を客観的に把握する能力・体系的論理的に思考する能力及び物事を公正に判断する能力の獲得とします。

 

法学部 現代社会法学科

現代社会法学科は、「公正」、「正義」に代表される法の精神と「行学一体・報恩感謝」という本学の建学の精神を身に付けた上で、法と政治の基礎理論を踏まえつつ、現代社会が抱える法的諸問題を発見し、これを合理的に解決できる能力を育成することを通じて、法的な専門家のみならず広く社会で活躍できる人材の育成を目的とします。

そのための教育研究上の目的は、社会及び多様な文化に関する知識の理解、自己管理力・コミュニケーション能力・チームワーク力及び文章作成能力の獲得、「公正」「正義」に代表される法の精神の理解を通じた市民としての社会的責任の自覚のほか、特に、法律学・政治学の体系的知識の理解、現代的諸問題を発見する能力・複眼的視点に基づいて問題を分析する能力及び現実に即して問題を解決する能力の獲得とします。

 

引用元:愛知学院大学 教育理念・目的及び各学部の「人材の養成・教育研究上の目的」

 

愛知学院大学法学部の特徴

愛知学院大学法学部は、中部地区の私学で初めて法学部として開設された歴史ある学部で、「公正」「正義」に代表される法の精神を身につけることを目指します。法学を体系的に学び、公務員や法律専門職などの法職的職業への就職を目指す「法律学科」と、現代社会の渦中にある法的問題を発見し、それを解決する方法を探求する「現代社会法学科」の2学科が設置されています。両学科とも4段階の一貫教育が実践されており、入門学習、基本専門学習/導入・基礎専門学習、発展専門学習、キャリアデザイン学習の順序で学習を進めます。法学部係の専門家による就職サポートを受けることができ、両学科とも非常に高い就職率を誇っています。

 

 

愛知学院大学法学部キャンパス情報

名城公園キャンパス

住所:〒462-8739 愛知県名古屋市北区名城3丁目1の1

 

 

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