昭和女子大学人間文化学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

昭和女子大学人間文化学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

昭和女子大学人間文化学部の偏差値は、学科によって異なり47.5~52.5程度です。大学入学共通テストでは、7~8割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度一般選抜の倍率は、方式や入試日程、学科によって異なり1.4~4.5倍で、歴史文化学科の共通テスト利用型Ⅰ期(英語4技能検定活用方式)が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

昭和女子大学人間文化学部の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜の大きく3種類となります。一般選抜は、A・B日程、3月期、共通テスト利用型Ⅰ・Ⅱ期があり、共通テスト利用型は一般方式と英語4技能試験活用方式に分かれています。試験科目について、A日程は〈国語・英語・選択科目(日本史B・世界史B・化学・生物・数学から1科目)〉の3科目、B日程は〈国語・選択科目(英語・日本史B・世界史B・化学・生物・数学から1科目)〉の2科目、3月期は〈国語・英語〉の2科目が課されます。共通テスト利用型試験は独自試験がなく、大学入学共通テストの成績を利用して、合否判定を行います。必ず入試要項で詳細を確認し、必要科目の対策を行いましょう。

 

 

昭和女子大学人間文化学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2022年度 一般選抜A・B日程》

試験時間60分で、共通問題の現代文と選択問題の古文を解答します。現代文は、様々な内容の評論やエッセイから出題されます。解答形式は、マーク式と記述式の併用で、空欄補充や抜き出し、論述形式の問題の他、漢字の読み書きや文法などの設問もあり、幅広い国語知識が求められます。また、古文でも語彙力や読解力が問われるため、基礎をしっかりと定着させておくことが大切です。複数年分の過去問演習で出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

数学の試験傾向と対策

《2022年度 一般選抜A・B日程》

試験時間60分で、数学Ⅰの範囲から出題される必須問題3題と、数学A・Ⅱ・B(ベクトル)から出題される選択問題から1題を選択して解答します。全体的な難易度は標準レベルとなるため、教科書の基本事項を確実に身につけておくことが大切です。また、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

〈国際学部・グローバルビジネス学部・人間社会学部・食健康科学部・環境デザイン学部と同様〉

 

英語の傾向と対策

《2022年度 一般選抜A・B日程》

試験時間60分の大問5題構成です。大問1~3は空欄補充問題となっており、それぞれ大問1は文法や語法、大問2は会話文形式、大問3は読解形式が出題されます。大問4は文章を読んで要約を完成させる問題、大問5は内容一致問題となります。単語や文法、語法などの基本的な知識は確実に定着させておきましょう。会話文は、教科書レベルの会話表現を身につけておくことが大切です。複数年分の過去問や類似問題など、多くの問題で演習を重ねましょう。

〈グローバルビジネス学部・人間社会学部・食健康科学部・環境デザイン学部と同様〉

 

地歴公民の傾向と対策

《2022年度 一般選抜A・B日程》

日本史:試験時間60分の、大問5題構成です。全問マークシート方式で、正誤判定問題が多く出題されます。また、時代を超えた特定のテーマ史も頻出です。教科書を活用して、用語などの基礎知識を身につけ、その用語の時代背景や時代の流れなども押さえておきましょう。また、史料問題も出題されます。教科書に載っている史料には必ず目を通しておくことが大切です。

 

世界史:試験時間60分の、大問4題構成です。全問マークシート方式で、全体的な難易度は標準レベルとなります。空欄補充や、正誤問題が多く出題されます。重要語句を覚える際には、時代の流れと時代背景も合わせて覚えることが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを把握しておきましょう。

〈国際学部・グローバルビジネス学部・人間社会学部・食健康科学部・環境デザイン学部と同様〉

 

理科の傾向と対策

《2022年度 一般選抜A・B日程》

化学:試験時間60分の大問4題構成で、「化学基礎」全てと「化学」の無機物質の性質と利用および有機化合物の性質と利用から出題されます。語句を暗記するだけではなく、現象を説明できるようになることが大切です。実験問題では、実験器具の名称や使用方法なども問われます。また、計算問題も出題されます。複数年分の過去問や類似問題など、多くの問題で演習を重ねましょう。

 

生物:試験時間60分の大問4題構成で、出題範囲は「生物基礎」全てと「生物」の環境応答となります。生物のからだのつくりや植物細胞、循環、遺伝子、ヒトの体のつくりなどに関する問題がバランスよく出題されます。教科書を活用して、基礎知識を確実に定着させましょう。また、実験問題が多く見られ、実験の手順や結果など一連の流れを押さえておくことが大切です。複数年分の過去問や類似問題など、多くの問題で演習を重ねましょう。

〈国際学部・グローバルビジネス学部・人間社会学部・食健康科学部・環境デザイン学部と同様〉

 

 

昭和女子大学人間文化学部基本情報

公式サイト

昭和女子大学人間文化学部:https://www.swu.ac.jp/faculty/culture/

 

基本情報

創立年

1978年

生徒数

906人(2022年5月1日現在)

教育理念

教育研究上の目的

日本および外国の言語・文化・歴史を学ぶことを通して、広い視野と豊かな教養を培い、他の人々との柔軟で的確なコミュニケーションカを磨き、物事に対する深い洞察力を養うことによって、平和でよりよい社会の形成に寄与し、豊かで活力ある文化の発展に貢献し得る人材の育成を目的としている。

 

引用元:昭和女子大学|学部・学科・研究科の理念・目的

 

昭和女子大学人間文化学部の特徴

昭和女子大学人間文化学部は、【日本語日本文学科】【歴史文化学科】からなり、日本および海外諸地域の文学や歴史、文化を学ぶことができます。

 

【日本語日本文学科】では、日本の言語文化を深く学ぶことができます。3年次以降は、〈言語コース(日本語学/日本語教育)〉と〈文学コース(古典文学/近現代文学)〉のいずれかを選択し、専門性を深めていきます。両コースにコースプロジェクトが複数用意されており、プロジェクト活動を通して、課題解決能力を身につけることができます。

 

【歴史文化学科】には、歴史(日本史、東洋史、西洋史、地理)と文化(美術、民俗、考古、文化財)の2つの分野があり、2分野を横断して学ぶ体系的なカリキュラムが組まれています。「手で考え、足で見る」をキーワードに、海外演習、発掘調査、古文書解読などアクティブ・ラーニング型授業を重視した授業を展開しており、課題発見・解決に向けた研究手法を身につけることができます。

 

 

昭和女子大学人間文化学部キャンパス情報

世田谷キャンパス

学部:国際学部・グローバルビジネス学部・人間文化学部・人間社会学部・食健康科学部・環境デザイン学部

住所:〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57

 

 

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