大学入試情報・受験対策
宮崎大学医学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
宮崎大学医学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
宮崎大学医学部医学科の偏差値は、入試日程によって異なり62.5～67.5程度です。大学入学共通テストでは、医学科が8～8.5割程度、看護学科が5～6割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、学科や入試日程によって異なりますが、医学科がおよそ3.8～4.5倍、看護学科がおよそ2.0～2.3倍となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
宮崎大学医学部の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜の大きく2種類となります。一般選抜は、前期・後期日程の2日程あり、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等について、医学科は前期日程が〈数学・理科（物理・化学・生物）・外国語〉から3教科4科目、後期日程は〈外国語〉が課され、両日程とも〈面接〉も実施されます。看護学科では、前期日程は〈面接〉のみ、後期日程は〈小論文・面接〉が課されます。また、医学科では入学志望者が募集人員を大幅に上回った場合、第1段階選抜が実施されることがあります。詳細は必ず募集要項で確認し、受験する学科に合った対策を行いましょう。
宮崎大学医学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜 前期日程》
試験時間120分の大問5題構成で、出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Aの全範囲と、数学B（数列・ベクトル）となります。難易度は問題によってばらつきがありますが、標準～やや難レベルとなります。数列やベクトル、確率、図形と方程式、微分積分などが頻出傾向にあるため、優先的に学習すると良いでしょう。各単元とも基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を把握しておくことが大切です。
※医学科のみ
英語の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜 前期日程》
試験時間90分の大問3題構成です。大問1は記事の読解問題で、日本語訳や日本語で説明する問題、整序問題、適切な単語を選んで文章を完成させる問題、80～90字の英作文問題など、大問2は日本語で書かれたブログを英語に翻訳する問題、大問3は6冊の本についての発表の内容を読み、本のタイトルを選ぶ問題、それぞれどのカテゴリーに属しているのかを選ぶ問題、6冊の中から読みたい本を選び、本の内容と読みたい理由を60～70字の英語で説明する問題などが出題されます。英語の総合力が問われるため、単語の意味や熟語、文法などの基礎知識は確実に身につけ、複数年分の過去問演習で出題形式や傾向に慣れておきましょう。
※医学科のみ
理科の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜 前期日程》
試験時間120分で、物理・化学・生物から2科目を選択して受験します。
・物理
大問3題構成で、出題範囲は「物理基礎・物理」の全範囲となります。基本事項をしっかりと押さえ、問題集や複数年分の過去問などで演習を重ねましょう。
・化学
大問4題構成で、「化学基礎・化学」の全範囲から出題されます。教科書をしっかりと読み込み、基本事項を確実に身につけましょう。その後、問題集や過去問などで演習を重ねることが大切です。
・生物
大問4題構成で、出題範囲は「生物基礎・生物」の全範囲となります。教科書を活用して基本事項をしっかりと押さえましょう。問題集で演習を重ね、複数年分の過去問で出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。
※医学科のみ
面接の試験傾向と対策
《一般選抜 前期・後期日程》
・医学科
受験者の医学生としての資質や意欲、適性等が評価されます。また、医学では面接を合否判定の重要な資料としており、面接の評価が合格に達していない場合は不合格となります。
・看護学科
受験者の看護学生としての資質や適性、意欲等をが評価されます。後期日程では集団面接となります。
先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接で実践的な練習を行いましょう。
小論文の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜 後期日程》
試験時間90分で、与えられた文章を読み、設問に答える形式です。設問数は2問で、1問は15字以内で言葉の意味を述べる問題、もう1問は800字以内で本文の内容を踏まえた自分の考えを述べる問題となります。論旨の明確さや言葉の正確さ、文章の論理性が問われます。小論文の基本の書き方を身につけ、複数年分の過去問などで実践力を養いましょう。
※看護学科のみ
宮崎大学医学部基本情報
公式サイト
宮崎大学医学部：http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/
基本情報
創立年
2003年
生徒数
924人（2022年5月1日現在）
教育理念
医学科
教育・研究・診療を通して、地域社会や人類全体の健康と福祉の増進に寄与し、医の倫理に徹し高潔かつ温かな人間性を有し、最新の幅広い知識と確かな技術を持ち常に向上のための努力を惜しまず、地域の問題を理解すると共に豊かな国際性を有する医師、研究者、教育者を育成します。
看護学科
人間理解と生命への尊厳を基盤として、自己の成長と人への配慮・支援を可能とする主体的で情操豊かな人間性と看護実践に関する総合的な能力を養うとともに、発展する高度医療とその専門化の中で生じる多様な保健医療福祉ニーズに対して、広い視野をもって実践できる看護職者を育成する。さらに、教育・実践・研究の連携を推進し、人々の健康と福祉の向上並びに看護学の発展と看護の質の向上に寄与する。
宮崎大学医学部の特徴
宮崎大学医学部は、【医学科】と【看護学科】で構成されています。
【医学科】では、6年間を通して、経年的に知識・技術が積み重ねられるよう体系化なカリキュラムが編成されています。1・2年次には、医学生としての自覚を早期に促すことを目的とした学内・学外で医療と介護の体験実習が設定されています。
【看護学科】では、専門的な知識・技術はもとより、幅広い知識や教養、豊かな情操性を養う為の授業料目を設定しています。また、医学科との合同講義やグループ活動、少人数による演習など学生が主体的な学習活動ができるような工夫を行っています。
宮崎大学医学部キャンパス情報
清武キャンパス
学部：医学部
住所：〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200番地
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