大学入試情報・受験対策
山形大学理学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
山形大学理学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
山形大学理学部の偏差値は47.5程度で、大学入学共通テストにおいては5.5~7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.81~6.63倍で、募集人員の少ない後期日程が高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
山形大学理学部の入試は、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜・私費外国人留学生入試の大きく4種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、両日程とも大学入学共通テスト(5教科7~8科目)と前期日程のみ個別学力検査等の受験が必要となります。個別学力検査等は、数学・理科・総合問題(地球科学)から1科目を選択します。大学入学共通テストの配点が高くなっているため、優先的に学習する必要があります。配点の詳細や他の入試方式については、入学者選抜要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
山形大学理学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《一般選抜》
例年、試験時間90分の大問4題構成となります。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)の範囲からまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。特に、数列・ベクトル、微積分は頻出分野となるため、重点的に対策しましょう。全体的な難易度は標準レベルとなりますが、問題数や計算量が多いため、時間配分には注意が必要です。複数年分の過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
〈医学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《一般選抜》
・物理
例年、大問3題構成で、力学、電磁気、波動分野を中心に出題されます。全体的に標準レベルとなりますが、他分野との融合問題が出題される場合もあるため、熱力学や原子を含むすべての分野をまんべんなく学習しておく必要があります。途中の計算式や論述が必要な問題も含まれるため、時間配分には注意しましょう。
・化学
例年、大問6題構成で、解答形式はすべて記述式となります。理論・無機・有機の各分野から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。全体的な難易度は基本~標準レベルとなりますが、設問数が多いため時間配分には注意が必要です。
・生物
例年、大問4題構成で、解答形式はすべて記述式となります。生物基礎・生物のすべての範囲から出題され、語句解答などの知識を問う問題ではなく、知識を前提とした考察問題が頻出です。苦手分野を作らないようバランスよく学習し、各分野の基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。難易度はやや高めとなっているため、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
〈工学部と同様〉
総合問題の試験傾向と対策
《一般選抜》
試験時間120分で、教科論述型問題(地学)が出題されます。試験時間が長いため、集中力を切らさないようしっかりと対策しておく必要があります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
山形大学理学部基本情報
公式サイト
山形大学理学部:https://www.sci.yamagata-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1967年
生徒数
900人(2022年5月1日現在)
教育理念
【教育目標】
山形大学の教育目標を踏まえ、教育プログラム(理学)では、理学の幅広い知識を教授して自然の真理を探究する柔軟な発想力と広い視野を育て、分野横断的な教育・研究を重視した先進的な専門教育により科学的な思考力・表現力・方法論を修得させます。卒業後、独創性と柔軟性を兼ね備え、様々な分野で人類社会の発展に貢献できる人材の育成を目標としています。
山形大学理学部の特徴
山形大学理学部には、専門分野を体系的に学べる「コースカリキュラム」と、将来像に応じて必要なスキルはが伸ばせる「プログラム」が用意されています。「コースカリキュラム」は、〈データサイエンス〉〈数学〉〈物理学〉〈化学〉〈生物学〉〈地球科学〉の6つの中から選択しますが、枠にとらわれない分野横断型の学修もデザイン可能です。英語教育も重視しており、4能力を伸ばすためのカリキュラムを編成しているほか、TOEIC対策なども行っています。
山形大学理学部キャンパス情報
小白川キャンパス
住所:〒990-8560 山形県山形市小白川町一丁目4-12
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