まだ志望校に届いていない
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※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
九州工業大学情報工学部の偏差値は、類や入試方式によって異なり50.0~57.5程度となります。大学入学共通テストでは、6.5~7.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の倍率は、前期日程が1.46~3.01倍、後期日程が2.06~4.52倍となり、両日程とも1類の倍率が高くなっています。
九州工業大学情報工学部の入試は、一般選抜、特別選抜、その他の選抜の大きく3種類の選抜区分があります。選抜は情工1~3類に分かれており、所属する類によって2年次に進級できる学科が異なります。一般選抜は前期と後期の2日程あり、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査を受験する必要があります。個別学力検査の試験科目はすべての類で共通となり、前期が〈数学・理科(物理・化学・生物から1科目)〉の計2科目、後期が〈数学・物理・化学〉から1科目を選択して受験しますが、前期の配点は類によって異なります。大学入学共通テストでは、前期が5教科7科目、後期が4教科6科目の受験が必要です。詳細は必ず入学者選抜要項で確認し、受験する選抜区分に合った対策を行いましょう。
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間120分の大問4題構成です。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Aの全範囲と、数学B(数列・ベクトル)の範囲から出題され、全て記述式の問題となります。二次関数や場合の数と確率、微分積分、数列、ベクトル、複素数平面、極限などが頻出傾向にあるため、優先的に対策を行いましょう。大問4題とも誘導形式となっており、小問ごとの関連性を理解することで、問題の誘導に沿って解き進めることができます。全体的な難易度は標準レベルのため、基本をしっかりと押さえ、複数年分の過去問で出題傾向や形式、時間配分を確認しておきましょう。
〈工学部と同様〉
《2023年度一般選抜 前期日程》
すべての類で〈物理・化学・生物〉から1科目を選択して受験します。
・物理
試験時間120分の大問3題構成です。各大問に10問程度の小問が用意されているため、問題数はやや多めとなります。物理基礎・物理の範囲から出題されており、物理学の基礎学力を基に物理現象を理解し、さらに理解した内容を文章や図で説明する能力が問われます。近年、力学と電磁気の範囲が頻出、熱力学、波動、原子から1題という問題構成が続いています。基本的な問題から思考力を問う問題まで出題されるため、普段から考える学習を行う必要があります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を確認しておきましょう。
・化学
試験時間120分の大問6題構成で、すべて記述式の問題です。化学基礎・化学の範囲から満遍なく出題され、適語記入問題や説明記述問題、計算問題、化学反応式や図に記す問題など設問内容は多岐にわたります。教科書を活用して基礎知識をしっかりと押さえ、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。
・生物
試験時間120分の大問4題構成で、生物の基礎的な学力と、論理的に記述する力が問われます。生物基礎・生物の範囲から満遍なく出題され、計算問題が多く見られます。基礎知識を身につけるのはもちろんのこと、計算問題や論述問題、実験問題への対策もしっかりと行いましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。
九州工業大学情報工学部:https://www.iizuka.kyutech.ac.jp/
1986年
1,794人(2023年6月1日現在)
情報を基軸とする科学技術分野において,高度な専門技術を身につけて情報化社会をリードし,国際的に通用する能力に加え,科学技術の進歩に対応できる基礎技術力を有し,先端的な技術開発を推進できる専門技術者の養成を目的とする。
引用元:九州工業大学学則
九州工業大学情報工学部は、【知能情報工学科】【情報・通信工学科】【知的システム工学科】【物理情報工学科】【生命化学情報工学科】で構成されています。
【知能情報工学科】は、〈データ科学〉〈人工知能〉〈メディア情報学〉の3つのコースが用意されており、「人とコンピュータが協調する、新しい情報技術」を確立できる人材の育成に取り組んでいます。
【情報・通信工学科】〈ソフトウェアデザイン〉〈情報通信ネットワーク〉〈コンピュータ工学〉の3つのコースが用意されており、コンピュータ技術と情報通信技術を備えた「次世代スマート社会の実現を支える」人材の育成に取り組んでいます。
【知的システム工学科】〈ロボティクス〉〈システム制御〉〈先進機械〉の3つのコースが用意されており、「人と未来を繋ぐ知的システムを構築できる人材」の育成に取り組んでいます。
【物理情報工学科】〈電子物理工学〉〈生物物理工学〉の2つのコースが用意されており、「様々な分野での技術革新につなげる融合領域研究を切り拓くことができる技術者」の育成に取り組んでいます。
【生命化学情報工学科】〈分子生命工学〉〈医用生命工学〉の2つのコースが用意されており、「ヒトに関わる新たな産業分野を構築できる人材」の育成に取り組んでいます。
学部:情報工学部・大学院情報工学府
住所:〒820-8502 福岡県飯塚市川津680-4
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