大学入試情報・受験対策
京都工芸繊維大学工芸科学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
京都工芸繊維大学工芸科学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
京都工芸繊維大学工芸科学部の偏差値は、学科や入試日程によって異なり52.5～60.0程度となります。最も偏差値が高いのは、後期日程の情報工学科です。大学入学共通テストにおいては、7～8割程度得点することが合格の目安となります。2023年度の入試競争倍率は、一般選抜が3.0～4.1倍、総合型選抜が1.1～5.8倍、学校推薦型選抜が2.0～4.6倍となるため、十分な対策が必要となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
京都工芸繊維大学工芸科学部の一般選抜は、前期・後期の2日程実施されます。大学入学共通テストを5教科7科目受験した上で、個別学力検査等も受験します。一般選抜（前期）では、デザイン科学域は数学・英語・総合問題、デザイン科学域以外は数学（Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B）・理科・英語が課されます。理科について、応用生物学域は物理・化学・生物から2科目、物質・材料科学域は物理・化学から1科目、その他の学域は物理となります。記述力が求められるため、しっかりと基礎を固め、対策を行いましょう。
京都工芸繊維大学工芸科学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
例年、大問4題構成で試験時間は120分、解答形式は記述式です。配点は学域・課程によって異なり、200～300点満点となります。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bからの出題で、微積分、数列、ベクトルが頻出傾向にあります。難易度は標準レベルとなるため、基礎を固め、教科書レベルの基本問題は完答できるようにしましょう。試験時間には余裕があるため、分からない問題は粘り強く挑戦し、見直しもしっかりと行うことが大切です。
英語の試験傾向と対策
例年、大問3題構成で試験時間120分の200点満点です。長文読解2題、英作文1題の出題が中心で、文法や語彙などの知識問題はあまり出題されません。長文読解問題は、英問英答と日本語での要約や説明を求められる形式となっているため、読解力が必要となります。英作文問題は150～200字程度で記述する表現力が重要になります。まずは日本語で内容を作成し、英訳する練習を行いましょう。
理科の試験傾向と対策
・物理
例年、大問3題構成で試験時間90分の200点満点です。解答形式は記述式が中心となります。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。電磁気や力学、熱力学、波動が頻出分野となるため、重点的に学習することが大切です。作図や論述問題が出題されることもあるため、過去問演習で出題傾向に慣れておくと良いでしょう。
・化学
例年、大問3～4題構成で200点満点、解答形式は記述式となります。各分野からまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないようにしましょう。難易度は標準レベルとなりますが、化合物の構造式や計算過程などを記述する問題も含まれるため、ケアレスミスをしないよう注意が必要です。
京都工芸繊維大学工芸科学部基本情報
公式サイト
京都工芸繊維大学工芸科学部：https://www.kit.ac.jp/edu_index/school-science-and-technology-color/
基本情報
創立年
2006年
生徒数
2,616人（2023年5月1日現在）
教育理念
工芸科学部は、京都工芸繊維大学の理念に基づき、幅広い教養と高い倫理性を有し、自らの構想力と遂行力、リーダーシップによって、２１世紀の産業、社会、文化に貢献できる国際的な理工科系高度専門技術者（TECH LEADER）を養成することを目的として設置されています。この目的に則り、学部各課程では、それぞれの専門分野に応じて目標を定め、人材育成を行っています。
京都工芸繊維大学工芸科学部の特徴
京都工芸繊維大学工芸科学部には、【応用生物学域】【物質･材料科学域】【設計工学域】【デザイン科学域】の4領域で構成されています。領域の中に合計9つの課程が設定されており、各課程で専門的な教育を行っています。学部共通プログラムとして、グローバルな視野を持って工学・科学技術により地域の課題を解決できる国際高度専門技術者を育成するための「地域創生Tech Program」が開設されています。「地域創生Tech Program」では、京都府北部をフィールドに、地域課題をテーマとした学習やインターンシップなど実践的な学びが展開されています。
京都工芸繊維大学工芸科学部キャンパス情報
松ヶ崎キャンパス
住所：〒606-8585 京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
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