大学入試情報・受験対策
名古屋市立大学データサイエンス学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
名古屋市立大学データサイエンス学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
名古屋市立大学データサイエンス学部の偏差値は52.5程度で、大学入学共通テストにおいては6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は2.1倍程度で、名古屋市立大学の中では比較的合格のハードルは低くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
名古屋市立大学データサイエンス学部の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜の大きく2種類に分かれています。一般選抜は前期日程のみとなり、5教科6科目の大学入学共通テストと数学・英語の個別学力検査等が課されます。配点は、大学入学共通テストの方がやや高めに設定されていますが、バランスよく学習することが大切です。科目の詳細や配点、その他の入試方式については、学生募集要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
名古屋市立大学データサイエンス学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 前期日程》
大問4題構成で、大問3は(A)(B)、大問4は(C)(D)に分かれており、それぞれどちらかを選択して解答します。解答用紙には、選択した問いに「マル」を付ける必要があり、マルのつけ忘れや両方解答した場合は、0点になることもあるため注意が必要です。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)となりますが、大問3.4で選択する問題によっては数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列、ベクトル)となる場合もあります。2023年度は、数列、確率、ベクトル、積分などに関する問題が出題されました。どの分野から出題されてもしっかり対応できるよう、まんべんなく学習しておきましょう。解答形式は、すべて解答のみの記述式となります。また、設問数はそれほど多くないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 前期日程》
大問4題構成で、読解問題が3題と英作文問題が1題出題されます。読解問題では、内容一致や正誤、説明記述などの内容理解に関する設問のほか、語彙・文法に関する設問や英文和訳、並び替えなどの知識問題も含まれます。日ごろからさまざまなテーマの文章に触れ、速読力や精読力などを養いましょう。英作文問題は、英語で記載された設問内容について、自分の意見を120~150語程度で記述する問題となります。設問内容を的確に理解し、その内容に対する自分の考えを論理的に述べる力や語彙力、文法力などが求められます。単語や文法、イディオムなど基礎知識は、毎日コツコツ学習し、しっかり身につけておくことが大切です。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくと良いでしょう。
〈医学部・経済学部・人文社会学部・芸術工学部・看護学部と同様〉
名古屋市立大学データサイエンス学部基本情報
公式サイト
名古屋市立大学データサイエンス学部:https://www.nagoya-cu.ac.jp/data-science/
基本情報
創立年
2023年
生徒数
80人(2023年5月1日現在)
教育理念
データサイエンス学部は、統計学や情報工学を横断的に活用し、社会における膨大なデータから有益かつ新たな知見を引き出すことを通じて、社会と地域における諸課題の解決に取り組み、社会の発展に貢献できる実践的な能力を養成することを教育研究上の目的とします。
引用元:教育研究上の目的
名古屋市立大学データサイエンス学部の特徴
名古屋市立大学データサイエンス学部は、2023年4月に開設された学部です。多様な分野のビッグデータを情報科学を駆使して分析し、有益かつ新たな知見を引き出すことで、社会と地域における諸課題の解決に貢献することを目指します。1・2年次は教養教育科目を中心に、データを活用するために必要な統計学や情報工学、経済学の基礎理論も学びます。3年次以降は、データサイエンスの活用分野として〈IT分野〉〈ビジネス分野〉〈医療分野〉におけるデータサイエンスの応用を学びます。各分野に履修モデルが用意されており、学生は履修モデルを参考にしながら、進路に合わせてカリキュラムを組み立てることができます。
名古屋市立大学データサイエンス学部キャンパス情報
滝子(山の畑)キャンパス
住所:〒467-8501 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1
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