高知工科大学経済・マネジメント学群に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

高知工科大学経済・マネジメント学群に合格するための受験対策

偏差値・難易度

高知工科大学経済・マネジメント学群の偏差値は、入試方式によって異なり45.0～47.5程度となります。大学入学共通テストでは、5.5～6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試倍率は、前期が1.46～1.66倍、後期が1.53倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

高知工科大学経済・マネジメント学群の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、社会人特別選抜の大きく4種類の入試区分があります。一般選抜はさらに、前期日程（A～C方式）と後期日程に分かれており、いずれも大学入学共通テストと個別学力検査の受験が必要です。大学入学共通テストは、A・C方式が5～6教科6～7科目、B方式は高得点3教科3～4科目、後期は3教科3科目となります。個別学力検査では、A・B方式は〈英語〉が必須、〈国語・数学・地理歴史〉から1科目選択の計2科目、C方式・後期は〈英語・数学〉から1科目を選択して受験します。選択科目は出願時に選択しますが、試験時に問題を見て科目を変更することができます（C方式は変更不可）。配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されており、C方式においては大学入学共通テスト〈英語・数学〉のうち高得点の方を4倍換算するため、重点的に対策を行う必要があります。必要科目や配点などの詳細は必ず募集要項で確認し、自分に合った入試区分を選択しましょう。

 

高知工科大学経済・マネジメント学群の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間90分の大問3題構成です。大問1は、例文の空欄に当てはまる言葉を選択肢の中から選ぶ問題が出題され、言葉の知識が問われました。大問2は現代文の読解問題で、漢字の書き取り問題や抜き出し問題、正誤問題などが出題されます。大問3も同じく現代文の読解問題で、設問は文章の要約と筆者の主張をそれぞれ指定された文字数で記述する問題となります。どちらも正確に内容を把握する必要があるため、読書や問題演習、過去問演習などを通して多くの読解問題に取り組むことが大切です。

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間90分の大問3題構成で、出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B（数列・ベクトル）となります。大問1は小問集合、大問2.3は単元ごとの問題となり、様々な分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習する必要があります。全体的な難易度は標準レベルのため、基礎から丁寧に学習し、教科書の章末問題や標準レベルの問題集、過去問などを活用して演習を重ねましょう。

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間90分の大問6題構成です。読解問題が2題、英文の要旨を日本語でまとめる問題、英文の要点を英語で説明する問題、与えられた写真を英語で説明する問題、質問に対して英語で答える問題がそれぞれ1題ずつ出題されており、大半が英問英答形式となります。英単語や文法、イディオムなど基本事項をマスターし、問題集や過去問などで演習を重ね、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。

地歴公民の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

・世界史

試験時間90分の大問5題構成です。大問1～4では、適語選択問題や適語補充問題、正誤の組合せ問題、下線部についての説明として正しいものまたは誤っているものを選ぶ問題などで幅広い知識が問われます。大問5では、与えられた語句を用いて160字以内で説明する問題が2問出題されます。難易度は基本～標準レベルとなるため、教科書や用語集、史料集などを活用して知識の理解を深めましょう。

 

・日本史

試験時間90分の大問5題構成で、古代～現代までの幅広い知識が問われます。設問形式は、適語補充問題や組み合わせ問題、並べ替え問題、指定された文字数内で論述する問題など多岐にわたります。年表や地図といった史料を用いる問題も見られるため、教科書だけはなく、史料集などにも目を通しておきましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。

 

高知工科大学経済・マネジメント学群基本情報

公式サイト

高知工科大学経済・マネジメント学群：https://www.kochi-tech.ac.jp/academics/mng/

基本情報

創立年

2015年

生徒数

702人（2023年5月1日現在）

教育理念

学群・学部の目的

経済・マネジメント学群は、多様な価値観により社会を俯瞰的に捉え、経済学、経営学などの基礎知識を有することで社会経済における諸課題を分析し理解し、或いは統合して活用することで社会システムを設計しマネジメント出来る知恵を持ち、高度なマネジメント能力を実践出来る人材を養成することを目的とする。

引用元：高知工科大学｜情報公開｜大学情報｜学校教育法に基づく情報公開

高知工科大学経済・マネジメント学群の特徴

高知工科大学経済・マネジメント学群は、社会・経済分野の様々な課題を理解し、解決できる社会システムの設計とマネジメント能力を持った人材の育成に取り組んでいます。〈人間行動専攻〉〈経済政策専攻〉〈数理経済マネジメント専攻〉〈地域・行政システム専攻〉〈企業・起業マネジメント専攻〉〈国際経済マネジメント専攻〉〈スポーツマネジメント専攻〉という7つの専攻が用意されており、自分がどのような分野で、どのような立場で「社会をよくしたい」かを考えた上で、3年次に1つの専攻を選択します。日本でも有数の「経済学・経営学・心理学などの社会科学のための実験室」を保有しており、実験を通して学びを深めることができます。

 

高知工科大学経済・マネジメント学群キャンパス情報

香美キャンパス

学部：システム工学群、理工学群、情報学群、経済・マネジメント学群（1年生）

住所：〒782-8502 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185

永国寺キャンパス

学部：経済・マネジメント学群（2～4年生）、データ＆イノベーション学群

住所：〒780-8515 高知県高知市永国寺町2番22号

 

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