上越教育大学学校教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

上越教育大学学校教育学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

上越教育大学学校教育学部の偏差値は、入試日程によって異なりますが51.0~54.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5.5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、学校推薦型選抜が1.6倍、一般選抜が5.2倍となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

上越教育大学学校教育学部の入試は、学校推薦型選抜と一般選抜の2種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれています。前期日程は大学入学共通テスト〈5~6教科7~8科目〉と実技検査等〈小論文・実技検査〉、集団面接、後期日程は大学入学共通テスト〈5~6教科7~8科目〉と個別面接が課されます。配点は大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、優先的に学習することが大切です。大学入学共通テストの科目詳細やその他の入試方式などについては、募集要項でしっかりと詳細を確認しておきましょう。

 

 

上越教育大学学校教育学部の科目別傾向と対策

小論文の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜》

与えられた文章を読んで、著者の述べていることを200字程度で要約し、自身の考えを600字程度で述べ、全体で800字以内の小論文を作成する問題です。複数の採点者が〈思考力・判断力・表現力〉の各採点基準に従い、各自90点満点で採点し、その平均点を受験者の得点とします。小論文の基本の書き方をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。また、演習で書いた文章は、先生に添削してもらうと良いでしょう。

 

実技検査の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜》

【知能・技能】を評価するため、音楽・美術・体育のうち1科目を選択して受験します。

 

・音楽

基礎音楽能力テストとして、リズム感覚検査(聴取、記憶、再現)、音感検査(聴取、音程感、発声など)、視唱能力検査(読譜力、発声、表現力など)が課されます。

 

・美術

配布されている描画対象物を下敷き用紙上に自由に配置し、解答用紙上に鉛筆で描画する試験です。〈構成の工夫や広がり〉〈素材を活かした表現〉〈鉛筆による表現の幅〉〈表現しようとする思いや考えを伝えようとする努力〉などが総合的にみられます。

 

・体育

〈立ち三段跳び〉〈長座体前屈〉の2種目で、脚筋力、調整力および柔軟性を含む総合的な運動の基礎的能力がみられます。

 

面接の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜》

◎前期日程

面接官3人、受験者5人程度の集団面接で、〈個別質問・プレゼンテーション・集団討論〉を行います。〈個別質問〉では、どのような教師になりたいか、またそのような教師になるためにどのような努力をしたいか、を問われます。〈プレゼンテーション〉では、海外の学校教育と比較して、日本の学校教育の長所と短所について自身の意見の発表します。〈集団討論〉では、全員のプレゼンテーションを聞いたうえで、日本の学校教育の短所について要点をまとめ、それがどのように改善できるか受験者同士で討論します。

 

◎後期日程

面接官3人の個別面接となります。志望理由や大学生活で身につけたい力、現代社会において多様な人と協力しながら活動するために最も大切なことについての意見、これまでの学校生活において「我が事のように嬉しい」と思った出来事、などについて質問されます。 両日程とも、【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度】と【人間力】が評価されます。過去に質問された内容などを確認し、自分なりの考えをしっかりとまとめておきましょう。先生や家族の協力を得て模擬面接を行い、実践的な練習を重ねることが大切です。

 

 

上越教育大学学校教育学部基本情報

公式サイト

上越教育大学学校教育学部:https://www.juen.ac.jp/080faculty/index.html

 

基本情報

創立年

1978年

生徒数

673人(2023年05月時点)

教育理念

1 教育の理念・目的

上越教育大学(以下「本学」という。)は,本学大学憲章に基づき,子供の未来を切り開くことのできる確かな実践力を備え,我が国の教育を担う中核的・指導的な教員の養成を目指している。

教員という職業は,豊かな人間性に支えられた専門職である。その専門性には,子供たちの学習と生活を支援でき,そして人類の築き上げた文化を全体として理解・把握する,つまり様々な学問分野の考え方を整理・統合し,人間の文化的営みを理解できる総合的な資質・能力が求められている。

そのため,本学では,「21世紀を生き抜くための能力(基礎力・思考力・実践力)」を身につけ,「人間力(優れた人格・豊かな感性・未来創造力)」を備え,さらに「教育実践力(豊かな教養・高度な専門的知識・優れた教育技術・使命感・創造力・人間愛)」及び「学び続ける力」を有する教員を養成する。

 

引用元:大学紹介

 

上越教育大学学校教育学部の特徴

上越教育大学学校教育学部学校教育専修には、〈学校教育コース〉〈教科教育・教科複合コース〉〈幼年教育コース〉〈心理臨床コース〉の4つのコースが設置されています。さらに、〈学校教育コース〉〈教科教育・教科複合コース〉の2つのコースには、複数の領域/分野が設置されています。卒業時には、小学校教諭一種免許状を取得することができます(幼年教育コースの学生は幼稚園教諭一種免許状の取得も可能)。また、所要の単位を修得することで、幼稚園教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(特定教科)、高等学校教諭一種免許状(特定教科)を選択し取得することができます。その他、小学校英語副専攻プログラム、小学校プログラミング・テクノロジー副専攻プログラム、学部・大学院接続推進(大学院授業科目早期履修)プログラムといったプログラムの受講も可能となっています。

 

 

上越教育大学学校教育学部キャンパス情報

キャンパス

住所:〒943-8512 新潟県上越市山屋敷町1番地

 

 

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